後悔しない生き方をするためには?今を目一杯生きる大切さ

後悔しない生き方をするためには?今を目一杯生きる大切さ 人生

なんとなく毎日がだらだら過ぎ去っていき、はっと気が付くと後悔することばかりだった、年を取ったときにこんな思いをしないようにするには、今から後悔しない生き方を選び取ることが必要です。

誰しも20代や30代の頃には毎日が忙しく、あっという間に去ってしまい、あとで後悔することになるとは思わないものです。しかし年齢が上がるに従って、今までとは違う考えが頭に浮かぶようになります。仕事や家庭のことが一段落する40代になると、あのときにこうしていれば良かった、と悔いることも多くなりますが、そのときにはもう手遅れ。何であれ新しいことは、柔軟な考え方の出来る若い頃に始めることが肝心です。

何であれトライせずに後で後悔するよりは、たとえ失敗したとしても挑戦してみる生き方のほうが望ましいのでは。あとで後悔しないために、今現在を目一杯生きるための秘訣をまとめてみました。

思い立ったときに行うくせをつける

思い立ったときに行うくせをつける

今日出来ることは今日のうちに行う習慣をつけましょう。明日でも間に合うことを今日やることに意義が見出せないという方、確かに明日でも間に合うことを無理して今日やる必要性はないかもしれません。しかしこれは必ずしも今日中に行うことに意義がないことを意味するわけではありません。

明日でも出来ることを毎日ためていくのはやめましょう。一日延ばしにしているとやるべきことが溜まってしまい、それだけで億劫になってしまいます。ここは一つ考え方の転換を行い、明日やることを今日中に終えてしまえば、その分だけ自由に使える時間が増えると考えてみましょう。

会いたい人には自分から連絡するように

会いたい人には自分から連絡するように

長く会っていない友達や親戚がいれば、自分から積極的に連絡するようにしましょう。ふとした瞬間に遠い親戚や幼馴染のことを思い出し、懐かしい思い出にふけることはよくありますが、それだけではあとで必ず後悔します。

昔はよく会っていたのに最近は会う機会がほとんどない、この状態を放置していると、時間が経つにつれどんどん相手との関係が疎遠になってしまいます。そのうち時間的に余裕が出来たら連絡を取ろうと思っているうちに、相手の居所を完全に見失ってしまうこともあります。

同級生であれば同窓会で会えるという可能性もありますが、それ以外の友達とは、ひとたび接点をなくしてしまうとそのまま音信不通になってしまうこともよくあります。いつかまた会えるだろうと漠然と考えていても、懐かしい友達や疎遠になってしまった縁戚と偶然出会う機会は万が一にもありません。手遅れになる前に自分のほうから連絡してみましょう。

家族や友人との時間を大切にする

家族や友人との時間を大切にする

20代の後半から30代にかけての時期は仕事や子育てにとくに忙しい時期、家族や友人との時間を犠牲にしなければならないこともあります。働いている方であればキャリアを積むために頑張っている時期、主婦の方であれば子育てに四六時中追われる時期だといえます。

仕事や家事に追われ、精神的・時間的な余裕がないために、家族や友人とのコミュニケートに皺寄せが来てしまう。これはなんともやむを得ない状況ですが、あとで悔やむ羽目にならないために、一工夫することが必要です。

大切な家族のために仕事を頑張っているのに、かえって家族との関係がまずくなっては意味がありません。仕事とオフとのメリハリを付け、どんなに忙しいときでも、大切な人たちと一緒に過ごす時間を作るようにしましょう。

旅行に出かける

旅行に出かける

行きたいところや見たいものがある場合、これもまた後回しにせずに、出来るだけ早く訪れるようにしましょう。旅先で見るもの、出会う人との思い出はお金で買うことは出来ない貴重な体験になります。

働いている間は長期の休暇を取ることは難しいかもしれませんが、週末を利用した小旅行なら可能です。テレビや雑誌で見たり読んだりすることと、実際に訪れて実体験するのとではまるで意味が違います。

旅行を退職後の楽しみに取っておきたいという方もいるかもしれませんが、体力・気力が最高潮にあるうちに訪れたほうがいい場所もあります。行きたい場所、見たいものがあるのなら、思い切って出かけてみるようにしましょう。

資格取得や語学の習得

資格取得や語学の習得

仕事や家庭以外に自分の才能や技能を磨くことも大切です。検定や資格に挑戦することにより、毎日の生活が忙しいながらも充実したものになります。

勉強には終わりがありません。学生時代には義務感に駆られて行っていた学習も、社会人になってからはじめると楽しい趣味へと変身します。学ぶことが楽しくなったら、資格や検定試験にもチャレンジしてみましょう。

自分の人生を後悔する原因の一つは、自分の潜在能力を無駄にしてしまったと感じるから。才能のない人間などいないと信じ、自分の得意な能力をさらに伸ばしていくように努力しましょう。

将来設計を堅実に行う

将来設計を堅実に行う

将来設計を持たずになんとなく生きていると、あとで必ず後悔することになります。収入と支出のバランスをよく考え、それなりに貯蓄をしていかなければ好きなことも出来なくなってしまいます。無駄使いや浪費をすると一時的に気分が高揚しますが、そのツケはあとで必ず回ってきます。

どうしても欲しいもの、必要なものまで我慢するのは意味がありませんが、ただお金を使いたいという理由だけで湯水のように無駄使いをするのはやめましょう。

若く元気なうちはあまり感じませんが、年を取るごとにお金のありがたみというのが身に沁みてきます。老後に悔いを残さないためにも、将来設計は早めに考えておくほうが安心です。

身近な人に感謝の言葉を伝える

身近な人に感謝の言葉を伝える

配偶者や恋人、親しい友人や親戚など、身近にいる人に対して改まって感謝の言葉を口にするチャンスはあまりありません。身近な人に改まって自分の気持ちを伝えることを気恥ずかしく思うこともあるかもしれませんが、親しい間柄だからこそ伝えておきたい言葉もあります。

お互い気心の知れた関係で、自分の気持ちなど、言葉にしなくても分るだろうと考えるのは間違いではありません。しかし改めて言葉で表現されるのも嬉しいものです。特別な日でなければそんなことはとても言えないというのであれば、相手の誕生日や記念日などにプレゼントと一緒に感謝の言葉を一言添えてみましょう。

後悔のない人生を生きると決意すること

後悔のない人生を生きると決意すること

だらだらと目的もなく生きていると、やがてはその受身な態度を後悔する日が来るかもしれません。一度限りの大切な人生、明確な意思と決意を持ち生きていくようなポジティブさが求められています。

自分の意見を持たずにいると、他人の意見や周りの動向に流されっぱなしになり、目的意識を失ってしまいます。自分の生きかたに責任を持ち、自らの運を切り開くつもりで前向きに生きるよう努力してみましょう。

自分の人生に対して必要以上に悲観的になっても仕方ありませんが、見通しのきかない現代社会をなんの備えも持たずに、無責任な楽観主義で生きていくのもリスクがあります。将来に対する備えは万全にしながら、一瞬一瞬を大切に生きることを大前提に生きていくのが賢明です。

まとめ

どんなに頑張って生きていても、年を重ねるにしたがって多少の悔いは感じるものです。だからといって回りの流れに完全に身を任せ、人生を投げて生きていると、やがては後悔する日が来ます。

人生にハプニングは付き物、年を取ってくると、体力・気力ともに最高潮の20代や30代の頃には予想も付かなかった事態に見舞われることもあります。

どんな状況に見舞われたとしても、人生の一刻一刻を大切に生きてきた人には、それを跳ね返すだけの力が備わっています。今からでも十分間に合います。年を取って苦い思いに浸らないよう、毎日を大切に、後悔しない生き方を選び取るようにしましょう。