聞き上手になるには?話を聞いてもらいたい人になるコツとは?

聞き上手になるには?話を聞いてもらいたい人になるコツ 人生

仕事のこと、恋愛のことなど一人で悩みごとを抱えていると、ストレスは溜まる一方。すぐに解決できない悩みでも、気の置けない友達に相談して話しを聞いてもらうだけで、不思議に気持ちが軽くなってきます。

これは女性の場合とくに顕著で、悩みごとや困ったことだけでなく、雑談やおしゃべりをするだけで、気分が上向きになることがあります。

聞き上手な人とは誰かに話を聞いてもらいたい!というときに真っ先に頭に思い浮かぶ人、気持ちが落ち込んだときにいつでも話しを聞いてもらえる、そんな聞き上手を目指しましょう!

話をさえぎらないこと

話をさえぎらない

人が話しをしている最中に途中で話を遮り、すぐに自分の話に持っていこうとする人がいますが、これはマナー違反、相手が誰であれ人が話しているときには最後まで黙って話しを聞くようにしましょう。

話をさえぎる人はどんな相手でも、またどんな話題でも、最終的には自分の話したいことに会話を誘導していってしまいます。これでは相手も落ち着いて話をすることが出来ません。社会人としてのマナーを守る意味でも、人の話は決して遮らないようにしましょう。

真剣に話を聞いてくれる

真剣に話を聞いてくれる

相手が話しているときに上の空で聞いていたり、話の内容に注意を払わずに適当に相槌を打つのはやめましょう。相手の話に興味がないということを露骨に示すくせがあると、そのうち冷たい人として誰からも相談されない寂しい人になってしまいます。

相手が家族や友達であれば、そのような振る舞いを好意的に理解してもらえるかもしれません。しかし付き合いはじめて間もない恋人や職場の上司が話しをしているときに、他のことに気を取られていると、自分に不利にはたらいてしまいます。社会人であるにも関わらず、人の話もきちんと聞けないというのはマナー違反です。

どんな話であれ相手の話は注意して聞き、それに対して真剣に受け応えるようにしましょう。

人の話を聞き流さない

人の話を聞き流さない

人の話に注意して聞いていない人の特徴に「聞き流す」というものがあります。何を言っても反応が薄い、聞いているのかどうかはっきりしない、何を言ってもとりあえず頷く、このような態度は話している人を苛立たせますのでやめましょう。

相手の話を真剣に聞いていれば、どこに話のポイントがあるのかすぐに分ります。相槌は打つものの聞き流している人は、話の要点に興味がなく、早く話しを切り上げたいため、とにかく相手の話を聞き流します。

話に共感してくれる人

話に共感してくれる人

話の内容すべてに共感できるとは限りませんが、少なくとも共感できるポイントを見つける努力をしてくれる人には好感がもてます。相手の話に反論したい場合でも、頭からすべてを否定していると話しは平行線を辿るばかりです。

話し相手とのコミュニケートを良いものにするには、相手に賛成できるポイントを見つけなければなりません。立場や年齢、性別などの差を乗り越え、良い関係を築くには、それなりのコミュニケーションスキルが必要、相手の話しに共感することもその一つです。

会話に流れを作る

会話に流れを作る

会話において大切なことは、どちらかが一方的に話す・聞くのではなく、テンポよく会話が流れるようにすることです。

どちらかというと話し下手な人は、相手が質問してくれるのを待っていることがあります。会話の内容のしたがって、次にどのような質問をすれば、相手が答えやすくなるか、会話が弾むかを常に考えておくようにしましょう。

上手な質問をすると相手も答えやすくなり、会話が途切れたり、なんとなくぎこちない雰囲気になってしまううことがありません。尋ねる、答えをもらう、それに対する意見を述べる、というような自然な会話の流れが出来るように、会話の流れを常に意識するようにしましょう。

上からものを言わない人

上からものを言わない人

相手の話を頭から批判・否定したり、自分のほうがよく分っていると言わんばかりにアドバイスに徹する人がいます。これは相手が年下だったり、部下だったりすると問題ないのかもしれませんが、それにしても相手の話をすべて否定するのは出来るだけ避けましょう。

どうしても相手の言い分が間違っていると思う場合も、頭から否定するよりは、そういう考え方もあるけれども、また別の見方もあるというように、相手の自尊心を傷つけずにうまく誘導するほうが得策です。

人間はみな、自分の意見が正しいことを証明したいという欲求に駆られるものですが、そのために相手の話を否定するのは、いかにも小人物めいていますのでやめましょう。

上手な誉め言葉の言える人

上手な誉め言葉の言える人

わざとらしい誉め言葉は逆効果かもしれませんが、心がこもった誉め言葉は相手を勇気付けます。相手の頑張りや良いところを上手に誉められる人は、好感度が高く、人に必ず好かれます。どんな人にも長所や優れた点はあるもの、聞き上手と言われる人は誉め上手でもあります。

大げさな言葉は必要ありませんが、相手のことを評価しているという気持ちが伝わるように、言葉を選びましょう。

いつでも話を聞く用意が出来ている人

いつでも話を聞く用意が出来ている人

忙しいのはみな同じですが、聞き上手な人はその忙しい合間を縫って話しを聞いてくれる人です。友達や恋人に必要とされているときに、「今忙しいから」の一言で却下してしまうことはありませんか。どんなに忙しいときでも、大切な人のためであれば、多少の時間を融通できるような人は好感度抜群です。

どうしても手が離せないときは別ですが、そうでなければたとえ数分でも話を聞いてあげるような姿勢でいると、周囲の人から頼りになる存在として尊敬されます。

相手の立場に立って考えられる人

相手の立場に立って考えられる人

もしも自分が相手の立場だったら、と考えられる人も聞き上手な人です。周囲の人に共感・共鳴できるという特性を備えている人は、争いごとを好まず、人を不用意に傷つけません。聞き上手というだけでなく、相手の立場に立ったものの見方の出来る人は、人間として成熟していて、話を聞いてもらう相手としては理想的な存在になります。

自分だったらどうするだろうか、自分だったらどう感じるだろうか、という想像力を持つようにすると、相手を頭から否定できなくなります。相手の問題や悩みがより身近に感じられ、そのため受け答えもより的確に親切に出来るようになります。

ネガティブな反応をしない人

ネガティブな反応をしない人

人の話をやたら否定的に捉える人は聞き上手とはいえません。とくにすでに悩みや困ったことを抱える人に対して、ことさらネガティブな意見を述べたり、そんな状況に至った相手が悪いと責めたりしていると、性格の悪い人と言われるようになります。

親身になってアドバイスするのと、相手の短所を指摘することにひそかな喜びを覚えるのは、全く次元の異なる行為、自分の話をきちんと聞いてくれないばかりか、それを馬鹿にしたり、否定的なことばかりを言ったりする人に話を聞いてもらいたいという人はいないでしょう。

話を聞いてもらいたかっただけなのに、自分の欠点ばかり責められてしまった、こんな思いを相手にさせないためには、いきなり相手の性格や態度を非難することは控えるべきです。

まとめ

男女の別なく、聞き上手な人は人に好かれる、もてるといわれます。真剣に相手の話を聞いてくれる人には、信頼が置けるイメージがあり、他の人の前では言えないことも遠慮なく言えるような、そんな温かい気持ちにさせてくれます。聞き上手な人になるポイントを知り、人に好かれる属性を身につけましょう。