離婚率は年々増えています。女性の社会進出が進み女性の自立が容易になったことで、夫の心無い一言によってそれを決断するケースが増えているのです。そこまではいかないにしても円満な夫婦関係を保つためには、タブーとも言える妻を怒らせる一言を避ける必要があります。これは男性が何気ない一言であっても本気で怒らせてしまう言葉で多くの女性に共通した言葉です。今回、この危険な妻を怒らせる一言について紹介していきます。
- 1.「へ~」、そうなんだの無関心発言
- 2.「サイズ大丈夫?」身体を気にする言葉
- 3.「~しろよ!」上から目線の命令口調
- 4.「そうじゃないよ~。」安易な否定
- 5.「稼いでないだろ?」収入に関する発言
- 6.「主婦は楽だよね。」役割の苦労を知らない一言
- 7.「何やってるの?」意味のない指摘
- 8.「待っているんだけど。」待っているなら手伝えと言いたい一言
- 9.「今忙しいんだ!」本当に忙しいのと言いたくなる言葉
- 10.「やろうと思っていたよ。」言い訳も禁句
- 11.「飲めよ!」パワハラ上司ならぬパワハラ夫の一言
- 12.「~してあげようか。」いう前に行動しろと言いたい
- 13.「おかずこれだけ?」献立否定は人間否定
- 14.「ご飯まだ?」業務の進捗の遅れと用意の遅れはほぼ同じ
- 15.「分かったよ!」分かってないだろと突っ込まれそうな発言
- 16.「風呂は?」自分で沸かせと言いたくなる言葉
- 17.「今日一日何していた?」束縛する一言は危険
- 18.「仕事だから当たり前だろ!」仕事に逃げる発言も良くない
- 19.「(連絡なしに)食べて来たからごはんはいらない。」残酷な一言
- 20.「ありがたいと思え!」逆に言い返したい
- 21.「お前の仕事だろ!」勝手に決めるなと思われる言葉
- 22.「俺の金を好きに使って何が悪い!」家族のお金を勝手に使わないで
- 23.「めんどくさい!」投げやりな言葉は暴力
- 24.「どっちでもいい。」どっちでもいいから言ってほしいのに
- まとめ
1.「へ~」、そうなんだの無関心発言
無関心の一言です。妻の側からすれば必死でセッティングしたことや準備したこと、考えたことを無にしてしまう言葉と言えます。こちらの身になれば分かりますが、一生懸命作成した計画書やプレゼンが上司の無関心な一言で無にされたらショックや怒りを感じることがほとんどです。疲れていてとっさに行ったことの言葉はそれに近い対応をしてしまった危険な一言なのです。
2.「サイズ大丈夫?」身体を気にする言葉
妻が一生懸命限られた予算で購入した衣服に対してバカにするような一言も注意しましょう。親しい間柄だといってもサイズが合わないなど体型に関することは言わないのが得策です。中年以降に頭がうすくなった自分に対してハゲてきた来たんじゃない?と言われるようなもの、身体に関することは夫婦の間柄でもあまり言わない方がいいのではないでしょうか。
3.「~しろよ!」上から目線の命令口調
これは言葉の暴力です。こういった言い方をする人は相当少ないと思われますが、命令形の言葉は無意識に言っていることも多くあります。例えば「してよ」など何となく上から目線の発言です。こういった発言はとにかく女性を傷つけたり、怒りに触れることもあります。お前がしろよ、と突っ込まれそうな指示は言わないのが得です。
4.「そうじゃないよ~。」安易な否定
何でも否定するのが口癖になっている人は意外と多くいます。実際に否定した方が自分の考えを持っているようで、一目置かれるのではという考えを持った人や深層心理として持っている方が少なくありません。こういった考えや心理を持っている人は無意識のうちに何でも否定するのが口癖になっていることが多くありますから注意しましょう。
5.「稼いでないだろ?」収入に関する発言
主婦やパートの妻に対して声をかける場合に多い言葉です。自分の方が稼いでいるという発言が妻に怒りをもたらします。そもそも妻が頑張って家のことをしているので稼げているのです。その自覚なしに心無い一言を言うのは控えましょう。
6.「主婦は楽だよね。」役割の苦労を知らない一言
実際に妻の役割を体験してみれば分かりますが、意外と大変です。しかも近所づきあいや義父母、子ども、ママ友と言った人間関係ができると、時にその関係は業務中の人間関係よりもハードな場合も少なくありません。そういった事情を知らずに安易な発言をするのは危険です。これだけ苦労をして報酬がないのですから下手なブラック企業も真っ青ということも多くあります。
7.「何やってるの?」意味のない指摘
妻が一生懸命やっているのに、それを何もしていないこちらがこんなセリフを言うのは危険です。事情も知らずによくそんなことが言えるなと突っ込みを入れられそうな一言でもあります。上から目線でさらに否定という妻の怒りに触れる言葉です。
8.「待っているんだけど。」待っているなら手伝えと言いたい一言
外出時に自分の用意をきちんと行い素早く対応、一見自分に非のないようなポジションで言うこの言葉も問題です。妻の様子を見れば分かりますが子どもの準備もしていたり、あなたの分の荷物もまとめていたりすることがほとんど、こういった場面にこの一言は突っ込まれるだけでなく怒りを買います。
9.「今忙しいんだ!」本当に忙しいのと言いたくなる言葉
今忙しい、手軽に言える暇な人が良く言う言葉です。この言葉は気軽に言えてしまえるがゆえに口癖になってしまっていることも少なくありません。実際にゲームやネットをするくらい暇なのに(ゲームやネットで)今忙しいんだ!と発言しようものなら、ケンカが発生しても不思議ではないのです。
10.「やろうと思っていたよ。」言い訳も禁句
妻の指摘に対して、つい反射的に言いがちな一言です。実際にそう思っていても言うのはやめましょう。行動が伴って初めてコミュニケーションが取れた、やったことになったというように受け止められます。なのに、こういった言い訳のようなことを言い返したら怒りを買うのは必至です。
11.「飲めよ!」パワハラ上司ならぬパワハラ夫の一言
お酒は一人で飲むのも良いですが、二人で飲むのも楽しいものです。そんな時に夫が飲めよと言ってきたら、言った夫は楽しいかもしれませんが妻は怒りの不満を感じます。妻の側からすれば体調がよくなかったり、次の日は早かったりなど事情があるのにそういったことを無視するのは危険な発言です。
12.「~してあげようか。」いう前に行動しろと言いたい
親切心で「~してあげようか。」と声をかけるケースは少なくありません。しかし、妻からすればこういった発言をされたら怒りを感じることがあります。声もかけられないほど手一杯なのに、なんで指示までしなければいけないの、そんな声が聞こえてきそうな一言です。この発言が出そうになったら何でもいいので手伝いましょう。きっと反応が違います。
13.「おかずこれだけ?」献立否定は人間否定
夕飯の献立を作ったことがある方は分かりますが、実際はとても大変な作業です。その日の安い材料を仕入れたり、ある材料だけで献立を立ててしかも、自分も家族も満足するようなメニューを作る、そんな家事をしたものが目の前に出てくるのです。それをあなたは一言で否定するような発言をしたらどうなるでしょうか、きっとだったら食べるな、的な怒りを買うことは必至です。
14.「ご飯まだ?」業務の進捗の遅れと用意の遅れはほぼ同じ
おかずを否定するのも怒りを買いますが、ご飯を出すスピードが遅いとつい出てしまう一言も怒りを買います。献立通りに進めてもトラブルが起きて進捗が遅れることも少なくありませんし、予想外のトラブルで用意が遅れることも多くあります。仕事をしている方であれば予想外のトラブルなどで進捗が遅くなることも経験されたことはないでしょうか、そういったことが夕飯の準備でも起こっているのです。それを夫からけなされるのはストレスと怒りを感じるばかりです。
15.「分かったよ!」分かってないだろと突っ込まれそうな発言
妻の指摘についつい行ってしまう一言が分かったようです。しかし、妻の側からすれば分かってないから言っているのであって、否定とも捉えかねない一言でカチンとくることも少なくありません。反射的に言いかねないこういった言葉も夫婦の関係を裂く危険な言葉になることも多いのです。
16.「風呂は?」自分で沸かせと言いたくなる言葉
妻の側も夫が帰ってきたときの対応を考えています。そのプランをぶち壊すような発言は良くありません。だいたいそういうことを言う暇があれば自分で沸かせばいいと思うのが自然です。疲れていて最初に入浴したいのも分かりますが、まずは妻の指示に従うか自分で入浴の準備をしましょう。
17.「今日一日何していた?」束縛する一言は危険
ついつい何もしていないように見えるといってしまいがちな言葉ですが、この言葉はとてもストレスを与えます。立場を変えて逆に言われたらカチンとくる方がほとんどではないでしょうか。自分の勝手でしょうと言いたくもなります。そんな言葉を平気で言うのは望ましくありません。
18.「仕事だから当たり前だろ!」仕事に逃げる発言も良くない
遅い帰りを指摘されると、仕事だから当たり前だろと言いたくもなります。そんな仕事のせいにして実際は寄り道をしたり、雑談をして遅くなったということはないでしょうか。だいたい繁忙期かそうでないかは奥さんも分かってきているはずです。早く帰れそうな時期にそういう指摘をすることが多いのです。そんな指摘を否定するように切り捨てればだいたい怒りを買います。
19.「(連絡なしに)食べて来たからごはんはいらない。」残酷な一言
献立や夕食の準備については先ほども触れたと思います。そんな準備をしていながら連絡なしにいつまでたっても帰ってこないうえ、こんな一言を言われたらどう思うでしょうか。怒りや悲しみを通り越して憎しみを覚えることも少なくありません。スマートフォンを持っていることがほとんどですから、メッセージを一つ入れるだけでも違います。
20.「ありがたいと思え!」逆に言い返したい
上から目線でこういった言葉を言ったら、妻もまともに働けるのをありがたく思えと感じるはずです。確かに業務は多忙で大変なことも多いと思いますが、決してこんな言葉を言ってはいけません。妻もこの家庭を切り盛りするために、様々な苦労や努力をしています。そんな妻にはむしろありがとうとねぎらいの言葉を言うべきではないでしょうか。
21.「お前の仕事だろ!」勝手に決めるなと思われる言葉
子育てを一任されて夫からお前の仕事だろと言われたらさすがに妻もカチンとくるのが普通の感情です。そんなことを勝手に決めるなと言いたくなるくらいイラつかせる言葉と言えます。こちらが妻の仕事だと思ったものも妻が大変そうだったら自分が代わりにやるなどの態度はきちんとしましょう。
22.「俺の金を好きに使って何が悪い!」家族のお金を勝手に使わないで
夫になれば今まで自由に使えていた収入がほとんど使えなくなります。そんな時、つい思い切って使いたくもなります。それは分かるのですが、妻に指摘されていきなりこういった言葉を言うのは乱暴です。妻も頑張っているから稼げているのであって、自分だけのお金ではないということを自覚すべきです。
23.「めんどくさい!」投げやりな言葉は暴力
投げやりな言葉です。妻に頼まれたことを頭ごなしに言うのはどうでしょうか。仕事に例えるなら上司に提案してめんどくさいと片付けられたら辛いですし、部下がそんな言葉を言えば怒りを覚えます。そんなネガティブな感情を妻に抱かせてしまうのです。めんどくさくてもとりあえず行動しましょう。
24.「どっちでもいい。」どっちでもいいから言ってほしいのに
妻もある程度考えがあって提案することが少なくありません。そんな選択肢を含めた提案に対して、粗雑な反応をすれば怒りを覚えることは少なくありません。そんな些細なことと思われがちで、口癖にもなってしまっているようなこの言葉も妻からすれば、残酷な一言に化けることも少なくないのです。どっちでもいいなら、どっちか片方を必ず希望しましょう。
まとめ
妻の怒りを買う一言をまとめました。意外な言葉が入っていたと感じた方もいるのではないでしょうか。これらを全部覚えるのは難しいので、くせになっていると思った言葉だけ気をつければ自然と怒りを買うことがポイントと言えます。そして、自分の職場の上司や部下が言って来たらイラつくと思った言葉を意識して自分が言わないようにしましょう。そうすることで、より円滑な夫婦の関係を築くことができるのです。