恋愛をした方が良い、人を好きにならないのはおかしいと言われても人を好きになることができないケースがあります。人を好きになれない理由は育った環境から人間不信になっているケースや、単純に余裕がないためなど人それぞれです。人を好きになれないことに悩む人のために人を好きになれない原因・理由をまとめました。
- 1.育児放棄など育つ環境に問題があった
- 2.人に裏切られたことがあるから
- 3.別れを引きずっているから
- 4.自分に自信がないから
- 5.将来に不安があるから
- 6.人を好きになることにリスクが伴うから
- 7.好きになれる人が周囲にいないから
- 8.えり好みが激しいから
- 9.関係を育てるという発想がないから
- 10.時間や気持ちに余裕がないから
- 11.人に弱みを見せられないから
- 12.メリットを見つけられないから
- 13.恋愛の優先順位が低いから
- 14.条件を優先しがちだから
- 15.理想が高すぎるから
- 16.思い込みが激しいから
- 17.人を好きになるのが当たり前という感覚に疑問があるから
- 18.セクシャリティが違うから
- 19.発達障害など特殊な事情を抱えているから
- 20.満たされてしまっているから
- まとめ
1.育児放棄など育つ環境に問題があった
親に十分な愛情を受け取れなかった場合や、相手の感情を素直に受け取ることができなくなります。経済的に恵まれていても親が仕事などで忙しく、すれ違いが続くような場合でも育児放棄が成立する場合があります。親が感情的になりがちで暴言や感情的な発言が多かった場合も人を好きになるということが難しくなります。
2.人に裏切られたことがあるから
人にひどく裏切られた経験があると、好きになる以前に他人を警戒してしまいます。常に万が一を考えてしまうため、心を開くことが難しくなります。心の傷が癒えるか、信頼したいと思う人が現れるまで無理に人を好きにならない方が良い状態といえます。
3.別れを引きずっているから
裏切られた経験とは別に、事情があって分かれた人の恋愛などを引きずっている場合です。自分が思う以上に精神的なダメージが大きく、人を好きになることを迷ってしまうケースがあります。傷が癒えるまでは無理に恋愛をしないようにするか、傷を癒してくれる人を探すのがおすすめになります。ペットとの死別などが原因で、人と接すること自体に臆病になるケースもあります。
4.自分に自信がないから
自分に自信がないと、好きになろうとしても未来が見えず、行動に踏み切れなくなります。自分の気持ちに確信を持って行動することができないだけでなく、好きになってはいけないといった思い込みに繋がるケースもあります。相手も人間であり、不完全な部分があると考えて動けるかが重要になってきます。
5.将来に不安があるから
将来への不安は恋愛感情にも影響します。お金や親の介護の問題など様々な不安が人を好きになるという感情を邪魔することがあるからです。不安を解消する、将来に備えることが対策になります。
6.人を好きになることにリスクが伴うから
人を好きになると、どうしての自分の弱さや醜さと向き合う機会が増えます。自分の嫌な部分が見たくないからこそ無意識に人を好きになるのを避ける人もいるのです。人に弱みを見せられない人ほどこの傾向が強く、プライドが高い人ほど陥りがちです。自分以外の人間の気持ちを完全に知ることはできないため、恋愛が怖いと感じるケースもあります。
7.好きになれる人が周囲にいないから
単純に周囲に好みの人がいないケースです。仕事や趣味など、生活のパターンが決まってしまうと出会う人、知り合う人もパターン化されがちです。自分の恋愛対象となる人と活動が重ならない場合は好きになる人と出会えないことになります。活動する範囲を広げてより広い人間関係の中から相手を探す、出会いに関するツールやSNSなどを経由して好きになれる人を探すといった工夫が必要です。
8.えり好みが激しいから
好き嫌いが激しすぎて、好きになる可能性も潰してしまう人がいます。行動が悪目立ちしてしまうのもポイントで、仮に自分を好きになってくれる人がいても遠ざけてしまっている可能性があります。
9.関係を育てるという発想がないから
人を好きになるためには関係を育てるという発想も必要です。コミュニケーションをとらなければ相手の良いところがわらず、好きになるきっかけが生まれないことがあるからです。コミュニケーションをとらないことが前提になると、一目惚れなどに頼ることになります。惚れっぽくなければ人を好きになれる確率が下がることになります。
10.時間や気持ちに余裕がないから
仕事で忙しいときや、周囲の人間関係でトラブルが続いているときは人を好きになろうという気持ちが薄れます。気持ちに余裕がなければ新しいことにチャレンジすることが億劫になり、人を好きになることも避けてしまいがちです。人を好きになるにもタイミングが重要な面があるため、落ち着くまで無理をしないというのも方法です。また、仕事を含めた生活習慣を見直し、恋愛ができる時間を確保するといった方法もあります。
11.人に弱みを見せられないから
人を好きになるということは、普段とは違う姿を相手に見せるということでもあります。また、好きであるということを知られたら、距離を置かれるのではと考えてしまう人もいます。自分の弱いところを見せることに抵抗がある人は、自衛のために恋愛感情を無意識のうちに押さえ込んでしまう場合があるのです。なんとなくもやもやしてしまうという感覚が、実際は好きになっているという証であるケースもあります。
12.メリットを見つけられないから
単純に人を好きになることにメリットを見つけられない人もいます。能力が高い人で、周囲に競えるようなライバルがいない場合や、自尊心が非常に高い場合などが該当します。人付き合いをするよりもモノづくりに打ち込みたい、仕事を優先したいといったワーカーホリック気味の人もいて、恋愛に隙間がないこともありえるのです。
13.恋愛の優先順位が低いから
恋愛の優先順位が低い場合、人を好きになるメリットも薄れます。無理に人を好きになることに意味を見出せないタイプで、仕事もプライベートも充実しているから恋人が必要ないというタイプも該当します。老後の面倒を見て欲しい、中長期で病気などのリスクを考えると恋人が欲しいといった計算で恋愛の優先順位があがる場合があるのもポイントです。
14.条件を優先しがちだから
年収やルックスなど、条件を優先した結果人を好きになれないタイプです。条件に見合う人が実際に存在するか、存在したとして自分を好きになってくれるかは別問題です。婚活で結果を出せない人が多いのが特徴で、より現実的なラインまで条件の引き下げが必要な場合もあります。高学歴の相手と結婚したいのであれば、高学歴の人の会話についていけるかといった視点も必要になります。
15.理想が高すぎるから
条件と似た部分がありますが、より現実離れした理由で人を好きになれなくなる場合があります。たとえば、理想の告白のパターンがあり、それに沿った告白をしてくれなければ恋愛対象にならない、相手が自分のことを好きなら気持ちを分って当然といった考え方です。実際にはコミュニケーションをとらなければ気持ちは伝わらず、現実的でなければある程度妥協したり、相手に意見を譲ったりすることも大切になります。まったく妥協ができないほどになってしまうと、人を好きになるのは難しくなります。
16.思い込みが激しいから
恋愛は○○でなければならないなど、自分のルールがあってそれに沿わないものを認められないタイプです。きっかけがあっても自分が潰してしまいがちで、自分の思うパターン以外のものは恋愛と認められないのです。理想の高さとの違いは、他人が聞いても良くわからない細かなことにこだわるケースが多いことになります。優先順を入れ替えたり、柔軟に対応できないタイプになります。
17.人を好きになるのが当たり前という感覚に疑問があるから
周囲に恋愛に関して語る人が多く、自分にも恋愛することを求められることでうんざりしてしまう人もいます。恋愛するのが当たり前という感覚を強要されるのが嫌で、人を好きになること自体から距離を置いてしまうケースもあります。恋愛自体を避けるのも方法ですが、自分がのびのびとしている姿を受けいれてくれる場所に行くのも一つの方法です。田舎の場合、女性は結婚するものといった価値観が強い傾向があるため、人口が多くしがらみが少ない場所に行くのも対策になります。
18.セクシャリティが違うから
恋愛対象が同性であるなど、性的なマイノリティである場合は人を好きになるという感覚に馴染めないケースがあります。好きになったと自覚するまでに時間がかかる場合がある他、単純に好みの同性にめぐり合うチャンスが少ない場合もあります。自分の心の動きや好みを把握することが難しいのが特徴です。自然に受け入れられるまでが大変な場合も多く、家族や周囲の人との軋轢を避けるために気持ちを隠してしまう人もいます。
19.発達障害など特殊な事情を抱えているから
発達障害を抱えているなど、特殊な事情があることで人を好きになるのが難しい場合があります。恋愛の優先度自体が低い場合や、そもそも人間を好きになるといった感覚がほとんどない場合もあるからです。障害を受けいれてくれる人が見つかるかも重要で、恋愛面で障害になることもあります。個人差があるため、人括りにできないのも特徴です。
20.満たされてしまっているから
仕事が充実している、ペットが居るなどの理由で特に人を好きになる必要がない人もいます。充実しているため他の要素が入り込む隙間がないのです。悩んだり迷ったりするのも億劫だからと恋愛を避けたり、それなら別の時間を優先したいという結果にいたる場合があります。人を好きになるのはあくまで選択肢になるため、優先順が低いなら無理にする必要もないといえます。
まとめ
人を好きになれない原因や理由は様々です。重要なのは好きになることにどれだけ価値があるのか、それを追及する気持ちの余裕などがあるかです。余裕がなければ恋愛どころの話ではなく、相手の会話を受けとめて関係を育てるといったコミュニケーションも難しくなります。発達障害などコミュニケーション自体が難しい人がいるのもポイントで、自分の特性や考え方を持った上でバランスを調整していくことが大切です。人を好きになりたいのであれば受身の姿勢が厳しい面もあります。好きになれそうな人を探しに言ったり、自分が人を好きになれる姿勢を整えることが解決策になるのです。