「どうして自分はダメなのか」と、自分が情けないと感じる瞬間は誰にでもあるものです。いつも楽天的で自分のしたことにはすべて自信を持っているという人は、そう多くはありません。何かにつけ後悔することがある人は、その都度「なんて自分は情けないのか」と自分に呆れてしまいます。では人が「自分が情けない」と思うパターンの例を、主に20パターン挙げてこれから紹介します。
- 1. また痩せられなかった!いつもダイエットに失敗
- 2. 金銭管理が苦手!どうしても貯金できない
- 3.告白してもOKをもらえない!フラれ続きの時
- 4.成人したのに親離れできない!大人になっても親のすねをかじっている
- 5.何で覚えられないのか?勉強や仕事が覚えられない時
- 6.いざという時に弱気!頼られても力になれない
- 7.どう接したら良いの?子ども相手に四苦八苦
- 8.ポツンと一人になってしまった!初対面の人だらけで無口になる
- 9.本番だと力を出せない!本番に弱い人
- 10.家の中が物だらけ!断捨離しようと思っても片付けられない
- 11.また忘れた!忘れ物が多くて焦ってばかり
- 12.ちょっと走っただけで息切れ!体力のなさを情けなく感じる
- 13.言葉が出てこない!会話の中で「こそあど言葉」ばかり
- 14.何をするにも面倒臭い!好奇心が薄れている
- 15.非情な現実を信じたくない!仕事で後輩に追い抜かれた時
- 16.一生懸命やっているのに!頑張っているのに結果がついてこない
- 17.これはダメだと諦めてしまうことが多くなった
- 18.なぜ自分は運が悪いの?確率の低い不運が身にふりかかった時
- 19.ガツンと言えない!言いたいことがあっても言えない
- 20.ピシッとしっかりできない!怠け癖に嫌気がさす
- まとめ
1. また痩せられなかった!いつもダイエットに失敗
太ってきたことを気にして「ダイエットするぞ」と決意したまではいいのですが、目標とする体重まで痩せられずダイエットに失敗してしまうことがあります。1度失敗したぐらいなら「自分が情けない」とは思わないですが、繰り返し失敗していると自分に嫌気がさしてきます。決めたことをやり遂げられない自分の不甲斐なさを情けなく感じてしまうことは誰にでもあります。
2. 金銭管理が苦手!どうしても貯金できない
たとえば「毎月1万円は貯金する」など貯金の目標を立てたにもかかわらず、その目標を達成することなくお金を使ってしまうことがあります。お金を使う時は「今月は例外」「これだけはどうしても買いたい」など、自分に言い訳をします。結局貯金ができないため、後から振り返って「自分が情けない」と後悔します。お金を貯めるのは決して簡単ではありません。
3.告白してもOKをもらえない!フラれ続きの時
男性に特に多いパターンですが、意を決して女性に告白したにもかかわらずOKをもらえないとガックリきてしまいます。1度フラれたぐらいならまだしも、何度となく告白が玉砕して終わると男性はいじけてしまいます。男としての魅力がないと思ってしまい、最終的には自分の情けなさを嘆くことになります。勇気をもって告白したのに失敗に終われば、男性は自分が情けなくなります。
4.成人したのに親離れできない!大人になっても親のすねをかじっている
成人して大人になったら普通は親元を離れて自立するものですが、それができない人もいます。親にとっては、子どもが成人しても子どものままです。いつまでも子ども扱いし、甘やかしてくれることがあります。子どもは子ども扱いされることに反発して自立するものですが、甘やかしてくれるのを良いことに親のすねをかじり続ける場合があります。ただその状況を客観的にとらえたら、自分が情けなってしまいます。
5.何で覚えられないのか?勉強や仕事が覚えられない時
勉強や仕事などを誰かに教えてもらったにもかかわらずに覚えられない時、人は「自分が情けない」と思うことがあります。情けないと思うポイントは、しっかりやろうとしているのにできないところです。ふざけていたりやる気がなかったりするわけではありません。覚えようとしているのに覚えられないのです。自分が情けなくなってしまい、そのダメさ加減に失望してしまうことがあります。
6.いざという時に弱気!頼られても力になれない
職場の同僚や学生時代からの友人に「困っているから助けてくれ」と泣きつかれた時、助けられる人と助けられない人がいます。正義感や義理人情に厚い人は、泣きつかれた時素直に手を差し伸べられます。ですが「面倒事は困る」と思ってしまう人は、頼られても引いてしまいます。いざという時に弱気の虫が出てしまうのです。そんな自分を情けなく思うことがあります。
7.どう接したら良いの?子ども相手に四苦八苦
甥っ子や友人の子どもなどと接する時、どう相手にして良いのかわからなくて四苦八苦してしまう人がいます。まだ3歳や4歳の子どもを相手になぜか敬語を使ってしまったり、何をするのかわからないのが怖くてビクビクしながら接してしまう人は少なくありません。子どもに邪気はないのですから、ありのままに接すればそれでOKです。ですがそれができず子ども相手にあたふたする自分を、情けなく感じてしまいます。
8.ポツンと一人になってしまった!初対面の人だらけで無口になる
ポツンと一人になって周りが初対面の人だらけだったら、誰でも緊張してしまうのは当たり前です。ですが人付き合いに長けた人なら、そんな状況に置かれても誰かと話して自ら自分の居場所を作れます。ですが誰かとコミュニケーションを取るのが苦手な人は、ずっとポツンと一人のままです。結局誰とも会話できず帰宅しようものなら、あとで自分の情けなさを呪ってしまいます。
9.本番だと力を出せない!本番に弱い人
練習やデモンストレーションでは上手にできるのに、いざ本番になると力を発揮できなくて失敗してしまう人がいます。本番は練習やデモンストレーションとは緊張感が明らかに異なりますので、確かに失敗しやすいです。ですがそんな本番に弱い自分を何度も痛感すれば、否が応でも自分が情けなく思えます。
10.家の中が物だらけ!断捨離しようと思っても片付けられない
「後で片付けよう」が口癖になっていて家の中を思い通りに断捨離できない人は、物であふれ返った家の中を見て「自分が情けない」と思ってしまうことがあります。物に執着して捨てることに抵抗感を覚える人は、思い切った断捨離ができそうでできません。その片付けられなさに呆れてしまい、自分のことを情けなく思うのです。
11.また忘れた!忘れ物が多くて焦ってばかり
家を出たと思ったらスマホを持っていないことに気付いたり、雨が降った後に晴れて電車の中に傘を忘れてしまったりなど、とにかく忘れ物が多い人は自分の忘れっぽさに嫌気がさしてしまうのです。チェックリストを作っても忘れてしまうなど、なかなか上手く対処できないケースは珍しくありません。自分の忘れっぽさがイヤになってしまいます。
12.ちょっと走っただけで息切れ!体力のなさを情けなく感じる
30代後半から40代になった人が情けなく感じることといえば、自分の体力低下です。電車やバスに乗ろうとちょっと走っただけなのに信じられないぐらい息切れしていたら、その瞬間に「こんなにも体力が落ちていたのか」とショックを受けてしまいます。体力のなさを痛感すれば、自分のことが情けなく感じられます。
13.言葉が出てこない!会話の中で「こそあど言葉」ばかり
「これ」「それ」「あれ」「どれ」といった指示語はその頭文字をとって「こそあど言葉」といわれますが、会話の中で「こそあど言葉」が増えてきたことに気付くと自分が情けないと思えてきます。「こそあど言葉」ばかりで何一つ具体的な名詞が出てこないようでは、記憶力が衰えているといわれてもしかたありません。若い頃のようにサッと言葉が出てこなくなったら、自分が情けないと思えてきます。
14.何をするにも面倒臭い!好奇心が薄れている
若い時はどんなことにでも興味津々だったのに、ある時を境に好奇心が薄れていることに気付くことがあります。誰かに誘われても「面倒臭い」「疲れた」「動きたくない」と言って断ってしまうことが多くなれば、すっかりおじさんやおばさんになってしまことを情けなく思うものです。自分のやる気のなさに愕然とすることがあります。
15.非情な現実を信じたくない!仕事で後輩に追い抜かれた時
仕事で自分よりもキャリアの浅い後輩に追い抜かれてしまった時は、非常に大きなショックを受けるものです。キャリアが長ければ、それ相応の実力があるはずです。にもかかわらずキャリアの浅い後輩に先を越されてしまったら、自分はいったい何をやっていたのかと情けなくなります。仕事ではそういう非情なことも起こりますが、やはりショックは隠しきれません。
16.一生懸命やっているのに!頑張っているのに結果がついてこない
努力すれば努力した分だけ結果が付いてこないと困りますが、人生はそう上手くいかないこともあります。学校の勉強、会社の仕事など、頑張っているのに結果がついてこないと自分の才能に問題があるのではないかと疑いたくなってしまいます。頑張れば何とかなる、その法則が崩れてしまうと人は自分のことを情けなく感じやすいです。
17.これはダメだと諦めてしまうことが多くなった
何かに取り組んでいて苦境に立たされた時に「これはもうダメだ」と諦めてしまうことが多くなったら、自分の情けなさを強く感じてしまいます。苦境に立たされた時「もう少しだけ踏ん張ってみよう」とか「まだまだやれる」と思えないで諦めてしまえば、情けないと思うものです。精神的に弱くなってしまったことを痛感すれば、ダメージが大きいです。
18.なぜ自分は運が悪いの?確率の低い不運が身にふりかかった時
何でこのタイミングでそんなことが起るのと思ってしまうぐらい確率の低い不運が身にふりかかった時は、自分の不運さを情けなく思うものです。運はコントロールできませんので、努力したからと言ってどうなるものでもありません。ですがそれだけに天性の運のなさを自覚してしまったら、あまりにも運のない自分が無性に情けなくなります。
19.ガツンと言えない!言いたいことがあっても言えない
言いたいことをストレートに言える人は、やはり心の強い人です。思ったことを相手にぶつけて真っ向勝負するのは、決して簡単なことではありません。ただ心の強い人は、それが自然とできます。ですがそんな強気な態度には出られず、言いたくてもガツンと言えない人もいます。言えないことをマイナスにとらえ、自分が情けないと落ち込むことがあります。
20.ピシッとしっかりできない!怠け癖に嫌気がさす
遊びたい誘惑に負けて何かをピシッとできないことを繰り返すことは、ダメな自分に嫌気がさして自分のことが情けなく思えてしまいます。怠け癖は誰にでもあるものですが、あまりに怠けてばかりいるとさすがに自分のことが情けなく思えてしまいます。次第に「次は頑張ろう」と思うようになりますが、結局次も怠けてしまいます。それが繰り返されれば、情けなさを強く感じることになります。
まとめ
人には弱い部分があるものですから、自分のことを情けなく思う機会は思いのほか少なくありません。特に「きちんとやりたいのにできなかった」というパターンが、自分を情けなく思いやすいです。何でも完璧にこなすことはとても難しいですが、それでも理想通りにできなければ情けなく思えてしまいます。理想との食い違いがあった時、人は情けなさを感じやすいです。