あなたの周りに、たちが悪い人はいませんか?また、いつもたちが悪い人と付き合ってしまう友人はいませんか?たちが悪い人は、面倒くさいと思っているのに、なぜか周りに集まる人が途切れることはありません。
たちが悪い人に人が近寄ってしまうのにはどんな心理があるのでしょうか。また、あなたももしかしたら、知らないうちにたちの悪い人になっている可能性があります。たちの悪い人にはどんな特徴があるのか、そしてそのようなたちの悪い人に惹かれてしまう心理など、幅広くご紹介していきましょう。
たちが悪い人とは
たちが悪い人、と言えば、どんなイメージを持ちますか?いつも自分の話しばかりしている。お金を貸したのに一向に返そうという気持ちが見えない。いつも肝心な時に遅刻する。など、人によりたちが悪い人の感じ方は違うでしょう。
一般的に、たちが悪い人と言われるのは、自己中心的な性格を持つ人が多いです。自分の思うままに自由に行動するため、結果的に周囲の人たちを巻き込み、かき乱してしまいます。その結果、たちが悪い人と言われてしまうのです。
たちがが悪い人の具体的な行動とは
たちが悪い人の特徴として、自己中心的な性格を持つ人が多いとご紹介しましたが、では具体的な行動には、どんなものがあるのでしょうか。
例えば、弱みを握ったらそれをネタに何かしら奢ってもらおうとする人物がいたら、100%たちが悪い人と言えるでしょう。
また、いつも他人が注文した料理やドリンクを一口もらおうとするケチな人や、貸したものをなかなか返さず自分の者にしてしまう人、すぐに人の悪口を言って広めてしまう人、相手を職業や財産、身に着けているブランド品で判別してくる人、ちょっと他人と話しただけでモーレツな嫉妬心を発揮してくる人、常にネガティブな発言を繰り返す人などが、たちが悪い人と言えるでしょう。
また、男女の関係でいえば浮気性で連絡をマメにしない。付き合っているかどうかさえ定かではない、という人ほど、たちが悪い人です。
しかし、たちが悪い人をいつも恋人にしてしまう人が後を絶ちません。中には、たちが悪い人としか付き合っていない人もいます。ではなぜ、たちが悪い人だとわかっているのに、恋人にしてしまうのでしょうか。
たちが悪いことに気づかない
たちが悪い人と付き合ってしまう人ほど、初めは相手のことを「たちが悪い人」だとは思っていません。客観的に言えば、たちが悪い人と気づかずに付き合ってしまうのです。
例えば、浮気性でたちが悪い人の場合、誰にでもフランクに接するため、人当たりが良くユーモアが豊富なため、すぐに意気投合しやすくなります。
客観的な視点を持つ人なら、ここで「誰にでもこのように接する人」と捉えることができますが、たちが悪い人と付き合ってしまう人ほど、「自分だけにこうやって接してくれている」と勘違いしてしまうのです。
たちが悪い人ほど、自分の魅力を最大限にわかっていますし、それを武器に口説くことも簡単です。その結果、たちの悪い人に引っかかってしまうのです。
なかなか別れられない関係
たちが悪い人と付き合ったと気づいても、なかなか別れることができないという人がいます。それには、さまざまな心理がありますので、ご紹介していきましょう。
まずご紹介したいのが、たちが悪い人とわかっていても、イケメンだったり、美人だったりすると、付き合っていることで周囲に自慢することができるため、なかなか別れることができなくなってしまうパターンです。
友達に紹介したら、必ず褒められるうちに、自分が褒められている気分になってきます。このようなタイプの人の場合、心理的に自分に自信がないというのがほとんどです。
恋人に自分の価値観を見出してしまうからこそ、たちが悪い人とわかっていても、関係を断ち切ることができなくなってしまいます。
少しの優しさで満足してしまう
たちが悪い人と付き合っても別れることができない心理として、10のうち、8冷たくされても2優しくされたら満足できるという部分があります。
恋人がイケメンだったり、美人だったりすることは、それだけで価値のあるもの。だからこそ、ちょっと冷たくされても目をつむることができるのです。
また、少しの優しさでも大きく捉えることができるため、だんだん冷たくされることが当たり前になり、マヒしていってしまいます。このような心理を持つ人の場合、相手への依存性が高い傾向にあると言えるでしょう。
例え恋人が暴力を振るってくるタイプの人であっても、2割の優しさで必要とされていると勘違いしてしまうのです。
私しかいないと勘違いしてしまう
たちが悪い人と長く付き合うほど、相手への情は深まっていきます。その結果、たちが悪い人だとわかっているのに、別れられないくなってくるのです。
これは、相手のことをサポートすることができるのは自分だけだという心理が働くためです。どれだけ周りからたちが悪い人だと言われても、自分がいなければこの人はダメになってしまうという使命感を抱いてしまうため、ますます離れられなくなってしまうのです。
確かに、どうしようもないたちの悪い人は、見放されれば一人ぼっちになってしまうでしょう。しかし、しばらくすればあなたと同じような人を見つけ、利用していくはずです。
「自分だけしかいない」というのは、裏返せば「この人になら必要とされる」ということでもあります。自分に自信がないという心理が根底にあるということが言えるでしょう。
たちが悪い人ほど自信がある
たちが悪い人が魅力的に見えてしまう心理として、もうひとつご紹介したいのが、自信の有無です。例えば、人柄も良くて堅実な仕事に就いている人であっても、自分に自信がないように見えたら魅力的には見えません。一方、お金や時間にルーズでたちが悪い人と判を押されたような人でも、自分に自信があり堂々としているだけで魅力的に見えます。
人は、堂々としていて自分に自信がある人に惹かれるという心理が強いため、たちが悪い人とわかっていても、つい惹かれてしまうのです。たちが悪い人ほど根拠のない自信を持っています。それが、たちの悪さの根源とも言えるでしょう。
たちの悪さは矯正できるか!?
たちが悪い人というのは、周りからすれば迷惑極まりない人物です。では、たちが悪い人を良い人に強制することは可能なのでしょうか。実際にはなかなか難しいことではありますが、たちが悪い人ほど不器用な部分を持っています。
ストレートに意見を言ってしまうため、周りから孤立するというタイプの人は、自分に正直であるがために相手の気持ちを考えられない不器用さがあります。
また、お金や時間にルーズな人は、調整できるコツを知らないというだけの可能性もあります。きちんと指摘してくれる人が身近にいたら、意外と修正できるかもしれません。不器用さややり方を知らないだけのたちが悪い人なら、周囲のサポートでどんどん成長していくことができるでしょう。
まとめ
たちが悪い人の特徴や、たちが悪い人と付き合ってしまう人の心理についてご紹介しました。たちが悪い人というのは、世の中にたくさんいます。
全員が同じタイプの人とは限りませんので、不器用な人なのか、本当にたちが悪い人なのかを見極めていきましょう。
そして自分に自信がない人ほど、たちが悪い人に影響される可能性が高くなります。自分磨きを徹底することで、たちが悪い人と距離を持つことができるようになるでしょう。