いつも頑張っている自分を思い切り労わる、それが自分へのご褒美です。自分へのご褒美は必ずしも高価なものに限りません。カロリーのことを考え普段は控えているスイーツや、友達と行く美味しいランチなど、自分の好きなものであれば、何でも構いません。
なんの楽しみもないと仕事も家事も味気なく、頑張ろうという気が起きません。目標を達成したら、頑張った自分にご褒美をあげる、これだけで仕事も家事や育児も楽しく乗り切ることが出来ます。
そもそも「自分へのご褒美」というトレンドは、仕事に頑張る女性たちを中心に派生したものですが、現在では男女の別なく、いろいろな人に広く応用されています。
毎日頑張っている自分へのご褒美、どんなものをどのように選ぶかは、ライフスタイルや好みによって違ってきます。自分が欲しいもの、食べたいもの、手に入れたいものをご褒美にし、仕事や家事・育児のモチベーションを高めましょう!
毎日ちょっとしたものを用意しておく
小さな子供の子育てに忙しい方や、転職したばかりの方など、ストレスの溜まりやすい立場にいる方にお勧めな方法は、毎日必ず何かしら特別なものを用意しておくというご褒美です。
毎日のことですので高価なものや入手しにくいものである必要はありません。自分だけの時間にほっとすることが目的ですので、お好きなスイーツやアイスクリーム、お菓子など、何か一点用意しておくようにしましょう。
とくに甘いものは実際に用意しておくだけで、いつでも食べられるという安心感が得られ、精神安定剤代わりになります。女性の場合、健康や美容のためにダイエットをしていることも多く、それに加えて多忙な毎日を送っているせいで、ストレス過多な方が多いのが現実です。
溜まる一方のストレスを回避するためにも、何か一つ必ず心の支えになるものを用意しておくようにしましょう。食べ物は例として挙げただけですので、たとえば好きな作家の本とか、好きな音楽とか、自分が心から好きなものを一日頑張ったご褒美として取り置きしておきましょう!
旅行はとっておきのご褒美
まとまった休暇が取れそうな方へのお勧めは旅行です。忙しない日常を離れ、訪れたかった土地を見聞するだけで、心が癒されます。日常を離れた場所で思う存分リフレッシュすると、休暇から帰ってきてもその高揚した気分が持続します。
旅行をご褒美にするメリットは他にもあります。旅行の楽しみは実際に目的地に到着してからだけでなく、旅行の計画を立てる準備段階にもあります。毎日どんなに忙しく大変でも、旅行という大きな楽しみが待っていると、心の持ち様も変わってきます。
好きなことだけをする贅沢な時間
ご褒美というとジュエリーやバッグ、時計などの身に付けるものや食べ物、他には旅行が真っ先に思い浮かびますが、ちょっと視点を変えて、敢えて特別なことは何もしない、本当に好きなことだけをする贅沢な時間を創出してみましょう。
何をするわけでもなく、ただ自分一人でゆっくりと過ごす時間をつまらないと感じる方もいるかと思いますが、いつも何かに追われているような忙しない毎日を過ごしている方にとっては、何もしなくていい時間というのは、究極の贅沢になります。
毎日行うのは無理ですが、一週間に一度、あるいはひと月に一度くらいは、自分一人だけで過ごす時間を作りましょう。スケジュールを空けておき、この日だけは誰にも邪魔されずに、一人のんびり音楽を聴いたり、ゆっくり本を読んだり、普段できないことを心行くまで堪能しましょう。
長く使える高級なものを買う
予算に余裕がある方にお勧めは、高品質で長く使える高級品。本当に良いものをご褒美にするのは頑張りがいがあります。ジュエリーや高級時計、バッグなど、ありふれたものではなく持っているだけで嬉しくなるような高級なものにしましょう。
あまり人が持っていないものであれば、手に入れたときの満足感が違います。お誕生日や記念日の思い出として購入するのもいいでしょう。
高級品やブランド品は自分へのご褒美としてはありふれているかもしれませんが、ただの見栄だけでなく、本当に良い品質のものを選ぶようにすると、自分への自信も高まります。数ある品物の中から、確かな品質のものを選んだということが満足感につながります。日頃の頑張りを形にして残すものとしては、この類のものが最適ではないでしょうか。
普段よりもちょっと贅沢をする
予算が無くても出来るご褒美もあります。高級品を購入するのと違い、ほんの少しお金をかけるだけでちょっとした贅沢が味わえることを考えてみましょう。ちょっとした贅沢ですので、毎日気軽に実践できるのがポイントです。
たとえば限定品のスイーツやお菓子を買ってみる、いつもは食べないちょっと贅沢なメニューを頼んでみる、通常品ではなく特別仕様のものにするなど、アイデア次第で自分を満足させるものは次々見つかるはずです。
一年に一回のご褒美ではとてもやっていられない、という気分になったときにお勧めの方法です。
贅沢に極上ホテル・旅館にステイ!
まとまった休みの取れない方でも十分楽しめるのが、高級ホテルや旅館へのステイです。わざわざ遠い場所まで出かけなくても、都心にも素敵なホテルはたくさんあります。旅行に出かけた気分でゆったりとした週末の時間を楽しむことの出来る方法です。
お部屋も通常タイプではなく、ちょっと頑張ってデラックスタイプやセミスイーツ、旅館であれば離れや露天風呂付きなど、より付加価値の高いものにすると楽しみも倍増します。
自分へのご褒美プランとして宿泊とエステ、宿泊と食事がセットされたプランもたくさん用意されていますので、これらを利用されると予約も手軽に出来ます。
スパやエステでのんびりリラクゼーション
極上スパやエステでの贅沢な時間も、自分へのご褒美としては最適です。エステやスパというと女性だけというイメージがありますが、カップルやお友達同士で利用できるスパやエステもたくさんありますので、こちらもお勧めです。
フェイシャルやボディエステに加えて、アロママッサージやタイ式マッサージなど、エステやスパで出来ることはバラエティに富んでいます。
海外でのスパ並みに贅沢をしたければ、完全個室対応制のところを選ぶとはずれがありません。仕事がひと段落したら、隠れ家的エステでゆっくり寛ぐ、自分へのご褒美の定番です。
自分を労わることが大切
「自分へのご褒美」の目的は、頑張っている自分を労わること。頑張っている自分に大きなご褒美をあげたいという気持ちが先走り、その挙句仕事に皺寄せが来たり、今よりももっときついスケジュールを余儀なくされたりするのは残念です。
自分へのご褒美にもレベルがあります。コンビニスイーツのような安価なものから、エステやスパ体験、高級ブランド品や海外旅行、あるいはちょっと変わったご褒美まで、費用や種類はさまざまです。どれを選ぶかはお財布や好み、ライフスタイルによって当然違ってくるでしょう。
自分へのご褒美ですので費用が高いか低いかというよりも、どれだけ自分を労われるか、これが重要な点です。イライラせずに毎日を楽しく過ごすためには、大きなご褒美だけでなく、小さなご褒美も無数に用意しておくようにしましょう。
高価なものや費用のかかる旅行といった大きなご褒美は、年に一度や記念日に取っておき、毎日のストレス解消にも心を砕くようにするのがお勧めです。
まとめ
自分へのご褒美を考えるときに知っておくと便利なポイントをまとめてみました。自分へのご褒美ですので、トレンドや周囲の人の話に惑わされず、自分がもっとも嬉しくなるものを選ぶようにしましょう!