「この人は本当に人望が厚いな」「どうしたら人望の厚い人になれるのだろう?」こんな風に感じたこと、きっと誰でも1度はあると思います。性格がいいからじゃないの? と思うかもしれませんが、それだけではありません。
人望の厚い人ならではの特徴があります。人望が厚くて損をしてしまうことは少ないはずです。今からでも目標にしたい、人望の厚い人のポイントや特徴20選をご紹介します。
- 1.するべき場面でも、しなくていい場面でも人に挨拶ができる
- 2.周りに人がいる時も、そばに誰もいない時でも行動が一貫している
- 3.意外かもしれない特徴? 人望の厚い人は喜怒哀楽がハッキリしている
- 4.否定をすることから話を始めない
- 5.その場にいない人の悪い情報に極力参加しない、盛り上げない
- 6.大人になるとしてしまう人が実は多い、知ったかぶりも人望の厚い人はしない
- 7.人と自分の距離感を心地よく保つことができる
- 8.連絡を放置したたまにしない、時間を見つけて連絡を返す
- 9.正解を出せなくても相談をされたら、アドバイスをしてくれる
- 10.相手が苦手なことを無理強いさせたりはしない
- 11.相手の良い所を見つけて、素直に褒めてくれる
- 12.相手に重荷にならないようなサラッとした気遣いが上手
- 13.高圧的ではない雰囲気と言動で、一緒に居る人へ安心感を与える
- 14.TPOを守った服装ができる、一般的なマナーや礼儀を知っている
- 15.人を喜ばせる嘘はついても、人を悲しませたり傷つけるような嘘をつかない
- 16.相手がしてしまったミスを、ずっと引きずらない
- 17.人に嫌われることを恐れない、全ての人に好かれるのは無理だということをわかっている
- 18.間違った情報や、曖昧なことは周りに話さない
- 19.滅多に人には話さないけど、実は色々な経験を積んでいる
- 20.友人や家族、身近な人達の幸せを喜んであげることができる
- まとめ
1.するべき場面でも、しなくていい場面でも人に挨拶ができる
誰しもが子供の頃に教えられているはずなのに…大人になると挨拶ができない人を見かけることが多くなります。人望の厚い人は、職場や住んでいる近所の人などへの最低限の挨拶は欠かしません。
意識しているというよりかは当たり前のこと、習慣になっています。そして、例えばコンビニなど店員さんに対してもレジなどで「ありがとう」や、会釈などで挨拶をすることもあります。
2.周りに人がいる時も、そばに誰もいない時でも行動が一貫している
人がいる時・いない時で行動が大きく変わることがありません。人がいるから道にゴミを捨てないではなく、どんな時でも捨てない、と行動が一貫しています。誰もいない時なら何をしているかわからないじゃん! と思うかもしれませんが一貫している行動は、その人自身の誠実さに繋がります。誠実さは日々の言動にもよく表れるようになるので周りからも信頼されるようになります。
3.意外かもしれない特徴? 人望の厚い人は喜怒哀楽がハッキリしている
意外かもしれませんが喜怒哀楽がハッキリしているという特徴もあります。なにを考えているのかわからない、無口で表情に変化がないとなると「この人なにを考えているんだろう?」と相手を少し不安にさせてしまうことがあります。
嬉しい時は素直に喜び、悲しい時はしっかりと悲しむ、時には人目を気にせずに涙を見せる、そんな人間味あふれる性格は人を惹きつける力があります。
4.否定をすることから話を始めない
人は自分の話をしはじめてすぐに、相手に否定されてしまえば、すっかり話す気を失ってしまいます。人望の厚い人は即否定をするようなことはありません。まずは相手の話を聞く、この姿勢を大事にしています。
もちろん、話の内容によっては否定をするべき時もあります。そんな場面でも否定から入るのではなく相手の意見を聞く、これは相手を尊重していなければできないことです。
5.その場にいない人の悪い情報に極力参加しない、盛り上げない
「自分はまだマシ」という心理は人を安心させます。けれど安心できるのは一時期的なものです。どうしても馬が合う合わないも人間同士にはありますよね。嫌いな人の愚痴を誰かに話したくなることだってあります。けれど複数の場合、その愚痴や悪口は加速しやすく、事実に尾ひれがつきやすくなります。そういった場には極力参加せず、それ以上盛り上げないのが人望の厚い人です。
6.大人になるとしてしまう人が実は多い、知ったかぶりも人望の厚い人はしない
知ったかぶりをして気づかれないのならいいのですが、「あ、この人知らないな」と気づかれてしまえば知らないことを知らないと言わない=ごまかす、嘘をつく人と思われてしまうかもしれません。
実は損をしてしまう行動です。知ったかぶりをしない人望の厚い人は年下・年上の人からも好かれやすいです。悪気が無くてもついついやってしまいがちな行動なので気をつけたいですね。
7.人と自分の距離感を心地よく保つことができる
パーソナルスペースがあるように人は心のパーソナルスペースも存在します。初対面で聞かれたくないことは人によって違い、仲良くなったとしても自分のことを人に全て打ち明けるのは苦手という人もいます。
逆に知ってほしい、聞いてほしい、そんな人もいます。その人に合わせた心地よい距離感を上手に保つことができるのは人望の厚い人が、普段から周りをよく見ているからです。
8.連絡を放置したたまにしない、時間を見つけて連絡を返す
誰でも忙しい時期があります。連絡がきてもすぐに返せないこともあります。それでも落ち着いた頃にしっかり連絡を返そうとするのが人望の厚い人の行動です。「長い付き合いだしわかってくれるだろう」とは思わず、「親しき中にも礼儀あり」の気持ちを忘れません。けれど人望の厚い人は連絡を返さない相手を責めたりはしません。自分と同じ価値観を押し付けたりはしないのです。
9.正解を出せなくても相談をされたら、アドバイスをしてくれる
誰かに聞いてほしいという想いから相談をする人が多いでしょう。相談をする人に寄り添うことができるのが人望の厚い人です。正解ではない、自分が思う「こうしたらどうだろう?」というアドバイスをしてくれるので安心感があります。
決して押しつけたりはせずあくまでも自分ならという前提で話してくれます。そんな人に相談できると解決できなくても少し心が軽くなるはずです。
10.相手が苦手なことを無理強いさせたりはしない
飲みの場などでは、お酒に弱い人・嫌いに人に無理強いをさせたりはしません。その他にも、相手が苦手な場所や嫌いな物などを強要することもありません。好き嫌いは皆それぞれ違う、ということをわかっています。
無理強いをしない人望の厚い人は、相手の立場になって物事を考えることができる気遣いや心配りに長けています。そんな人となら居心地も良く、多くの人が集まります。
11.相手の良い所を見つけて、素直に褒めてくれる
大人になればなるほど誰かに褒めてもらえることは少なくなります。反対に誰かに対して褒める機会も少なくなっていきます。自分にはないものを持っている人を素直にすごいと思えて良い所を見つけることができる、そんな人望の厚い人は褒めることを恥ずかしいと思っていません。悪い所探しではなく良い所を見つけてくれるので、周りも一緒に居ることが楽しく、嬉しくなるのです。
12.相手に重荷にならないようなサラッとした気遣いが上手
あまりにも気を遣われると逆にこちらも気を遣って疲れてしまう…そんな経験ありませんか? 人望の厚い人はサラッとした気遣いがとても上手です。気遣いをしている自分に酔わない、相手の為にしているというのがポイントです。
こんな時こんな風にされたら嬉しいこと、助かることを気持ちよくしてくれます。その行動は職場や街中で、友人や家族間でも一目置かれることでしょう。
13.高圧的ではない雰囲気と言動で、一緒に居る人へ安心感を与える
高圧的な態度は人を委縮させて、その人に対して苦手意識が生まれます。一緒に居る人へ安心感を与えてくれるのが人望の厚い人です。同じ目線で相手と同じ空間にいるからこそ安心感が生まれるのです。
年齢や立場でどちらが上と決めることはありません。もちろん職場では上司と部下などの関係も存在します。それでも相手の目線に合わせて、自分の立場を振りかざしたりはしません。
14.TPOを守った服装ができる、一般的なマナーや礼儀を知っている
TPOを守った服装のできる人と一緒であれば、恥ずかしい思いをすることはありません。冠婚葬祭だったり皆でバーベキューの日、または少し高級感のあるレストランを予約する時など、そのシーンに合わせた服装ができると、しっかりした人という印象は強くなります。マナーや礼儀を知っている人には、「この人なら大丈夫、心配ない」という絶対的な信頼感を持つことができます。
15.人を喜ばせる嘘はついても、人を悲しませたり傷つけるような嘘をつかない
嘘をつかないで生きていくのは難しく、誰でも必ず1度はつくことがあります。けれど小さな嘘でも積み重なっていけば信用できない人になります。人望の厚い人は人を悲しませたり傷つけたり、騙すような嘘をつこうとはしません。
同じ騙す、でも誕生日プレゼントをサプライズ! など相手を喜ばせる幸せな嘘ならいくらでもつきます。人を喜ばせることが好きという特徴もあります。
16.相手がしてしまったミスを、ずっと引きずらない
相手がしてしまったミスをいつかは必ず許すことができます。ミスをして怒ることは人望の厚い人でもすることがあります。その後掘り起こして相手を責めるような行動はしません。
解決したらそこで終わりとサッパリしています。何年たっても同じミスをいじられたら、そのたびに当時を思い出し居心地の悪い思いをしますよね。人に対してそんな気持ちにさせないようにしてくれます。
17.人に嫌われることを恐れない、全ての人に好かれるのは無理だということをわかっている
人望の厚い人は全ての人から好かれているかというと、そういうわけではありません。素敵な人でも10人いて、10人全員から好かれることは無理だということをわかっています。わかっているからこそ人に自分をよく見せようとしすぎずに自然体です。
自然体な言動には違和感がありません。つくられた性格やキャラクターは違和感を感じやすく、人に不信感を与えることもあります。
18.間違った情報や、曖昧なことは周りに話さない
「人望の厚い人が言うことなら信頼できる!」というのは、自分が正しいと思っていることでも、もしかしたら間違っているかもしれない事は安易に人には伝えないからです。人から聞いた噂なども曖昧であれば、自分の中でとどめておくことができます。不確かな情報は、時に人を混乱させてしまいます。自分の話したことや言葉で、むやみに人の心を振り回さないのが特徴の1つです。
19.滅多に人には話さないけど、実は色々な経験を積んでいる
無駄な自慢をしない人望の厚い人は、実は色々な経験を積んでいるものです。もしかしたら、大きな成功をおさめた経験をしているかもしれません。けれど普段から自分の過去や経験を全て人に話すことはしません。
色々な経験は人の心を成長させます。それが例え辛く苦しい経験だとしてもです。挫折や大変な時期を乗り越えた人には、人の心の痛みがわかる優しく強い人が多くいます。
20.友人や家族、身近な人達の幸せを喜んであげることができる
人間なのでもちろん羨ましいと感じることはあっても人望の厚い人は嫉妬という感情をこじらせることはありません。 嫉妬をこじらせてしまえば、周りの人が幸せになるのが悔しい、と思うようになってしまいます。自分以外の人の幸せをちゃんと喜んであげることができる、それは心が健康な証拠です。人望の厚い人が持つハツラツとした爽やかな心は多くの人を惹きつけていきます。
まとめ
人望の厚い人の特徴20選以外にも、まだまだ特徴が存在しています。人望の厚い人をつくりだすものは様々な特徴の組み合わせによって、できているからです。もしも、1つでも特徴が当てはまっていたら、貴方も目標とする人望の厚い人へと近づくことができるはずです。「美は1日にしてならず」の言葉があるように、1日1日の行動や発言は、近い未来の自分をつくり出していきます。
もしも、今日の自分が嫌いだとしても、明日の自分に期待していきましょう。心はできるだけ前向きに、そして人にも自分にも優しさを心掛けていけたら、どんな人にも可能性はあります。人から認めてもらえる人望の厚い人になる為には、まず自分を自分が認めてあげることから始めていきましょう。