好感度を上げるための「できる」20の方法

好感度を上げるための「できる」20の方法 やる気・向上

どうしてあの人の周りにはいつも人が集まっているのだろうか?どうしてあの人の営業は成功するのだろうか?人気者のあの人と自分の違いはどこにあるのだろうか?そんな疑問をもったことはありませんか?それは、好感度の違いかもしれません。そしてその好感度を高くする方法は誰でも身につけられるものなのです。好感度を上げるシンプルな20の方法を紹介します。

1.笑顔で好感度を一瞬で上げために

笑顔で好感度を一瞬で上げために

接客対応のために、鏡で口角を上げる練習をしている方々は多くいます。笑顔を見ると、大抵の方は安心します。安心すると心が開いて、話をしようかという思いになります。心を閉ざしたままでは、相手との距離は縮まりません。出会いの瞬間にまず、こちらから笑顔を向けることが大切です。

「わあ、あなたに会えて嬉しい」という思いを笑顔にのせるのです。勿論、苦手な相手に対しても。そういう時こそ、鏡の前で練習です。割り箸をはさんで笑顔の訓練をしている人もいます。

2.目は口ほどに物を言う

目は口ほどに物を言う

笑顔なのに、目が笑ってないというのは、相手にとって恐怖でしかありません。目の活力は勿論のこと、相手と視線を合わせるアイコンタクトは好感度を上げる有効な方法です。

しかし、長時間睨み付けるのは逆効果です。時々、視線をはずしてあげるくらいが相手の緊張度を和らげます。相手の目を見ることに抵抗のある人は、鼻のあたりを見るくらいで大丈夫です。

3.熱意で示せば、伝わります

熱意で示せば、伝わります

「本気であなたのことを心配しているんです」という熱意が伝わると、「この人ってすごくいい人だな」と好感度がアップするのは間違いありません。いつもいつも熱い人でなくてもいいのです。

ここぞという時に、本気で動いてくれるんだという信頼感や絆を培うことが大切です。行動力があってかっこいい人だなと思ってもらえるためには、相手のニーズを見極める必要もあります。

4.接遇マナーは基本です

接遇マナーは基本です

スーツもぴしっと決まって、センスもなかなかいい感じなのに、貧乏揺すりをしていたり、鼻をもぞもぞ触っていたりしたら、ガクとなってしまいます。また、相手が話しているのにスマートフォンの操作をしていたら、「この人と会っていても楽しくないな」と、相手は心の中でつぶやいているかもしれません。

好感度を上げるためには、基本的な接遇マナーを身につけなければいけません。挨拶、電話の受け方、言葉遣い等社会人としてのマナーを見直してみましょう。親しき仲にも礼儀ありです。ぐっと距離の近い友人に対して、堅苦しいのもかえって好感度を下げることになってしまいますが、親しいからといって相手をぞんざいに扱うのはよくありません。

相手を大切にする姿勢が基本です。その際、何でも相手の言うことを聞いてあげることがいいとは限らないことを踏まえておきましょう。自分を大切にできない人は、相手を大切にすることはできないのです。

5.握手の効果も大きい

握手の効果も大きい

さっと手を出して握手をしてもらうと、親近感が芽生えたり感動が伝わってきたりして、いいなという感じが生まれます。しかし、力いっぱい握りしめたり、相手を振り回してしまったりするのはいけません。手が清潔な感じであることもポイントです。

ビジネスの場では年上から年下、上司などの目上の方から部下などの目下の人に先に手を差し出すというマナーもあります。握手で積極的に自分の好意や、意欲を伝えていきましょう。

6.必ず名前を呼ぶことで、心に響きます

 

レストランで「○○様、お待ちしていました。」と名前を呼んでもらうと、「いいレストランに来たな」と思うものです。これを会話の中に応用して、「○○さん、この企画どう思いますか?」「ところで、△△さん」と、相手の名前をとにかく入れるようにします。

必ず名前を呼ぶことで、心に響きますこの方法は、心理学で「ネームコーリング」とよばれているテクニックです。「君」とか「あなた」ではなく、自分の名前を何度も呼んでもらうと、「この人は自分に好意があるのかな」という思いが生まれてきて、相手も好意をもってくれるのです。

7.とにかく聴くことで、相手を気持ちよくさせてあげましょう

とにかく聴くことで、相手を気持ちよくさせてあげましょう

話している途中に「その問題はこうやって解決すればいいよ」と、相手の問題解決をしてしまうことはありませんか?それは、あなたの自己満足かもしれません。相手はもしかしたら「助かった」と言ってくれるかもしれませんが、十分聞いてもらったという感覚がないまま不完全燃焼のような状態になっていることも予想されます。

相手が話している時は、口をはさまず「うんうん」と相槌をうったり、「それから?」と続きを促したりして、とにかく傾聴という姿勢を崩さないようにしましょう。そうすれば、「しっかり共感してもらった」という安心感や信頼感が醸成され、「結局、たいした問題じゃなかった」と、自然に解決していることもよくあります。そして「こんなに話を聞いてくれた」人に対して、好感を高めるのです。

8.ぐっとくるフィードバックで、心を鷲づかみ

ぐっとくるフィードバックで、心を鷲づかみ

話を十分聞くといっても、何時間も聞き続けると、聞き手の体力ももたないので30分から1時間という時間設定をしておくことも一つの方法です。また、自分自身が忙しくこれ以上は時間がないという思いから聞いていると、相手とのラポールを築くことはできません。じっくり聴いていると、ふと自分に考えが浮かぶことがあります。

また、話が長すぎるとどんどん横道にそれていくこともあります。そのような時こそ効果的なフィードバックを使いましょう。「今までの話をまとめると、○○ということでしょうか」とか、「今のお話を聞いていて、~のような考えが自分に浮かんできたのですがいかがでしょうか」とか、あくまでも相手を主体にしたフィードバックを心がけましょう。

9.素直さがやっぱり一番です

素直さがやっぱり一番です

上から目線で話をされると、嫌なものです。分からないことは「教えてください」と聞く素直な態度が可愛いし、一生懸命教えてあげたくなります。変にプライドが高くて人に助けてもらえない人は、好感度が下がる一方です。

10.「あなたは素晴らしい!」という信頼感で自尊心をくすぐりましょう

「あなたは素晴らしい!」という信頼感で自尊心をくすぐりましょう

教えてもらったり、助けてもらったりした時に「ありがとう」はすぐに言えます。その時に、「さすがですね」と、相手の自尊心をくすぐって好感度を高めましょう。「すごいですね」と褒めてもらっていやな気持ちになる人は滅多にいません。

11.素直に「ごめんなさい」が、氷を溶かすのです

素直に「ごめんなさい」が、氷を溶かすのです

ミスをした時に「誰々のせいだ」とか「仕方なかった」と、言い訳ばかりしていたのでは「残念な人」という印象しかありません。素直に「ごめんなさい」」で、一瞬でわだかまりがなくなるものです。自分で責任をとることができる人に対して、相手は好感度を高めます。

12.背筋を伸ばして腰骨を立てましょう

背筋を伸ばして腰骨を立てましょう

猫背より背筋が伸びている人の方が好感度は高いです。背筋を伸ばそうとして反らせすぎると傲慢に見えてしまいます。腰骨を意識して立てるようにすると、自然に見えて素敵です。

13.滑舌よく話していますか?

滑舌よく話していますか?

心を掴む名言でも、ぼそぼそ聞き取れない話し方では相手の心に響きません。はっきりと口を開けて、しっかり伝えていきましょう。

14.見られていますよ!非言語コミュニケーション

見られていますよ!非言語コミュニケーション

話し方は丁寧なのに、足を組んだり体が正面ではなく横向きになっていたりすると、相手は「この人は自分のことが好きではないな」と判断してしまいます。見た目や実際の言葉よりも、態度などの非言語コミュニケーションは、好感度に大きく影響しています。

15.ポジティブに明るい人が好きです

ポジティブに明るい人が好きです

会えば愚痴を聞かされるのではたまったものではありません。天気が悪くても「雨って情感あふれているね。ラッキー!」と、気持ちをさっと切り替えて前向きに行動している人は、とても爽やかで好感度マックスです。

16.ファシリテーターとして振る舞おう

ファシリテーターとして振る舞おう

だらだらと長い平行線の会議の時、ファシリテーターの役割を担ってくれる人は貴重です。メンバー全体の様子を観察しながら、意見を集約し効率よく進めていくスキルを身につけたいものです。

17.勝手な決めつけはNGです

.勝手な決めつけはNGです

「それってこういうことよね。だから、あなたはダメなのよ」と言われてしまったら、もう二度とその人の近くには行きたくなくなってしまいます。問題の核心が見つかったとしても、伝え方の基本は相手の納得を得ることです。

18.和む空間づくりを心がけていますか?

和む空間づくりを心がけていますか?

チームや集団の時、「あの人がいると場が盛り上がるな」という人になりたいものです。そういう人は、さり気ない気配りをしています。

あまり話さない人に、「どう思う?」と意見を求めたり、主導権をとりたがる人に「なるほどね。さすがだね」と自尊心をくすぐっておいて、「みんなはどう?」と、周りの人に意見が言いやすい雰囲気をつくっています。飲みものを用意したり、てきぱきと片づけたりしている人も好まれます。

19.貴重な時間を共有しています!価値ある時間になっていますか?

貴重な時間を共有しています!価値ある時間になっていますか?

会っている時間を少しでも有意義な時間にしようと、直向きに努力している人は素敵です。
できる人材は「この人と話すと自分が高まった」「いい気持ちになった」と、相手に思ってもらえるようにあらかじめリサーチしています。

20.別れる前の一言が、「また会いたいな」と思ってもらえるのです

別れる前の一言が、「また会いたいな」と思ってもらえるのです

会議やセッション、デートが終わってからの一言で好感度を高めることができます。ただ、「さよなら」と挨拶するだけでなく、「会えて良かったです」「今日は実に有意義でした」と、一言添えるのです。そうすれば、「また会いたいな」と思ってもらえます。

まとめ

人は一瞬で相手の情報を掴み、「この人は自分にとって危険でないかどうか」を本能的に判断しています。見た目は、大きな情報です。次に話し方で人となりや価値観を見極めていきます。好感度が高い人は、相手との信頼感を高め、物事がスムーズに進んでいきます。自分の好感度を高めるために、できることから取り組んでいきましょう。