ドライな性格が苦手と感じたら!特徴つかんで接し方と相性アップ方法

ドライな性格が苦手と感じたら!特徴つかんで接し方と相性アップ方法 人間関係

何をしても反応が薄い。どんなことが起きても常に冷静に対応してしまう。一見クールで素敵なタイプに見える人も、付き合ってみるとあまりにもドライな性格に戸惑ってしまうこともあるでしょう。ドライな性格の人と一緒に付き合うと、何を考えているのかわからず、どう付き合えばいいのかわからなくなってしまいますよね。

しかし、ドライな性格の人には、さまざまな共通点があり、理由があってドライな性格に見えている部分があります。その理由を探り、理解することでドライな性格の人とも楽しく過ごすことができるようになるでしょう。

そこで、ドライな性格の人の特徴や、接し方について幅広くご紹介していきたいと思います。

ドライな性格とは

ドライな性格とは

ドライな性格について詳しく知るために、まずは特徴から見ていき、それぞれの具体策を考えていきましょう。ドライな性格の人は、あまり感情を表に出そうとはしません。

何が起こっても表情や態度を変えることがないため、相手からすれば無反応に見られてしまうのです。プレゼントを上げても喜ばない。驚いたことを話してもあっさりとした返事が返ってくるだけ。

これでは、相手が自分に興味を持っていないように感じてしまうでしょう。しかし、ドライな性格の人は何も感じていないというわけではありません。単に感情を表に出す方法を知らないのです。

ドライな人との接し方と相性をアップさせる方法

そこで、ドライな性格の人に、感情を表に出せるようサポートを始めていきましょう。

一緒に喜怒哀楽を楽しむ

一緒に喜怒哀楽を楽しむ

ドライな性格の人は、感情を表に出そうとしません。このことから、表情がほとんど変わることなく、よりクールに見られがちです。しかし、ドライな性格の人でも喜怒哀楽の感情を持っています。

それを表情として引き出すためには、接している自分が表情豊かにならなくてはなりません。一緒になって無表情になってしまっては、能面のようなカップルになってしまうでしょう。相手が無反応でも、表情豊かに接することで、相手の表情は次第に変わってきます。

これは、一緒にいる相手に影響されるからです。相手が表情豊かであればあるほど、鏡のように相手も変わってくることを覚えておきましょう。

喜怒哀楽のふり幅で感受性アップ

喜怒哀楽のふり幅を取る

ドライな性格の人の中には、喜怒哀楽の感情があまり動かないというタイプの人もいます。気持ちが動かないことから、表情も動かないため、心のトレーニングも必要になると言えるでしょう。

ドライな性格の人ほど、あまりドラマや映画を観る機会が少ないと言われています。そこで、喜怒哀楽をテーマにした映画やドラマを一緒に見ることで、感受性を高めていきましょう。

主人公が悩み思いっきり泣くシーンを観たり、感動の再会シーンに喜びを感じたりすることで、徐々に心が柔らかくなり、感受性が育っていきます。心が動かされる機会が増えていけば、自然と表情も変わってくるものです。ドライな性格で、何を言っても無反応で心が動かないタイプの人とのデートには、映画やドラマ鑑賞が最適だと言えるでしょう。

キャッチボールの仕方を伝える

キャッチボールの仕方を伝える

ドライな性格の人にメールや電話をしても、何の反応も帰ってこないことが多々あります。これは、メールや電話を返信するという習慣がないからです。今まであまり人に興味を持たなかったことから、それが当たり前のようになっている部分もあるでしょう。

それを知らずに、一方的に連絡していたのでは疲れ切ってしまいますので、相手にこうしてほしいという気持ちをきちんと伝えておくべきです。「メールをしたら、その日のうちに何でもいいから返信してほしい」と具体的に伝えることで、返信する習慣を身に着けることができます。こうしたらこうしてほしいと、具体的にキャッチボールを続けることで、コミュニケーションの楽しさを理解してもらうようにしましょう。

連続して連絡して、急にやめる

連続して連絡して、急にやめる

ドライな性格の人には、こちらから連絡しなければコミュニケーションは絶たれてしまうことがほとんどです。最初は、キャッチボールの方法を伝えるためにも、連続してこちらからアプローチするようにしましょう。

何度も連絡をして返信ができるようになったら、次のステップへと進んで行きます。相手からも連絡する気持ちが動くように、急にピタッと連絡を絶ってみるのです。

例えば、毎晩21時に電話をしている習慣がついてきた頃に、急に連絡することをやめると、相手は連絡がこないことを不思議に思い、連絡を自らしようとしてくれます。

これは心理学でも用いられる方法ですので、是非試してみてください。もちろん、相手から電話がかかってきたときは、それを大いに喜び、嬉しいことを伝えることも忘れないようにしましょう。

自分勝手な考え方を修正してもらう

自分勝手な考え方を修正

ドライな性格の人ほど、自分を中心に考えがちです。マイペースを崩したくないことから、常に冷静でいようとしてしまいます。

確かに、自分のリズムは大切ですが、それではお互いに平等な立場でお付き合いをしているとは言えません。そこで、自分勝手になりすぎないよう、平等さをアピールしていきましょう。

相手が自分の都合で約束を変更してきたら、レストランは自分が決めさせてもらうからとアピールしましょう。相手の要求をひとつ受け入れたのだから、あなたも受け入れてほしいと伝えることで、自分勝手な行動を加速させることを予防することができます。

プライドは尊重しよう

ライドは尊重しよう

ドライな性格の人ほど、プライドを非常に高く持っていることがほとんどです。自分のペースを乱したくないというのは、自己防衛が強いとも言えるでしょう。

だからこそ、相手のプライドを傷つけるようなことは避けるべきと言えます。明らかに相手に非があったとしても、真っ向から攻めるのではなく、それをされて寂しかったという気持ちや、悲しかったという気持ちを伝え、理解してもらうように努めましょう。

真っ向から意見をぶつけてしまうと、相手は否定されたと捉え、せっかく開き始めた心を閉ざそうとし始めます。そうならないためにも、相手のプライドを尊重してお付き合いすることが重要だと言えるでしょう。

急がない 長期的に考えよう

長期的に考えよう

ドライな性格の人とお付き合いをするとき、相手の反応が薄かったり、何を考えているのかわからなかったり戸惑うことも多いと思います。

しかし、さまざまなアプローチをしてすぐに相手の反応が修正されることを期待するようなことは辞めておくべきです。短期間で相手が変わることを望んでしまうと、相手に知らないうちにプレッシャーをかけてしまうことに繋がりますし、相手が変わらないことに自分自身もイライラしてしまいます。

ドライな性格がオープンな性格に代わるのには時間がかかることを知り、長期的に変化が生じてくることを信じて過ごすようにしましょう。そう考えることで、お互いに無理なくお付き合いを続けていくことができるはずです。

まとめ

ドライな性格の人についてさまざまな特徴や接し方、そして改善点についてご紹介しました。一見クールにカッコよく見える人ほど、ドライな性格をもって何か自分を守ろうとしているものです。

だからこそ、優しく和らげていくことで、一緒の時間をより楽しめるようになるでしょう。大切なのは、ドライな性格を理解し、寄り添う気持ちを持つことです。

そして焦ることなく接していけば、2人にとってより良い関係性を築くことができるでしょう。ドライな性格を多方面から見守り、さまざまな方法で接していってくださいね。