楽しく会話をしていたのに、ふと相手が固まってしまった。自分の話しが理解されていない!?もしかして、これがジェネレーションギャップ!?そう感じた瞬間はありませんか?ジェネレーションギャップは突然起きてしまうもの。
年齢差をリアルに感じてしまう瞬間ですよね。そこで、ジェネレーションギャップを感じた時や瞬間について詳しくご紹介していきましょう。
好きな曲が懐メロになっている?
ジェネレーションギャップを感じる瞬間として、頻度が高いのが、好きな曲を巡った話です。カラオケに行ってお気に入りの曲をいつものように歌ったら、「懐メロいいですね」と言われ、ジェネレーションギャップを感じたというケースが多々あります。
また、最近はカバー曲がたくさん出ていることから、原曲をかけているのに「新しいカバーが出たんですね」という発言が出てきます。
好きな曲を話したり、歌ったりしたことがきっかけで、ジェネレーションギャップを感じたという方はたくさんいるようです。
習ったことが変わっている
小さい頃に学んだことは、意外と染みついているもの。例えば算数における円周率もジェネレーションギャップを感じる瞬間になるようです。
昔は、円周率は3.14で計算していましたが、ゆとり教育では円周率を3で計算していた時期があります。ちなみに現在は3.14で計算しています。
また「良い国作ろう鎌倉幕府」の語呂で覚えられていた1192年が鎌倉幕府成立の年と覚えられてきましたが、現在鎌倉幕府が設立されたのは1185年に修正されています。
大化の改新に至っては645年から646に変更。さらに、士農工商という身分制度がなかったことから、教科書から排除されています。
さまざまな資料が発掘されたり、研究が進んだりしていることから、このような修正が行われるものの、ジェネレーションギャップを強く感じる瞬間と言えるでしょう。
名称の変化
ジェネレーションギャップを感じる瞬間として、食べ物の話しも関係してきます。例えば「昨日トマトスパゲティを食べた」と話していたのに、若い子から「私も昨日パスタ食べました」と言われ、ジェネレーションギャップを感じます。
また、ジーパンをジーンズ、デニムと表現すること、ズボンをパンツ、ボトムと表現すること、オーバーオールをサロペットと表現することもジェネレーションギャップを感じる瞬間のひとつです。
生まれたのが平成
年齢もリアルにジェネレーションギャップを感じる瞬間のひとつです。特に驚いてしまうのが、昭和生まれと平成生まれの違いに大きな隔たりがあると言えるでしょう。
25~26歳の人に「平成生まれです」と言われてしまうと、とても昭和〇〇年生まれとは言えなくなります。松坂世代、ディズニーランドと同い年と言っても、説得力がないのが悲しいところです。
スマホと携帯とポケベル
急速に発達した、通信機器もジェネレーションギャップを感じる瞬間のひとつです。還暦ぐらいの世代だと、肩から大きなカバンのようなものを下げて電話をしていたり、車に大きな電話を組み込んだりしていました。そして時がたち、ポケベルが出始め、PHSが出始め、折り畳み式携帯電話に発展。
そして現在のスマートフォンに至ります。また、ウィンドウズXPやタブレットの違いなどもジェネレーションギャップを感じる瞬間のひとつと言えるでしょう。
現在の30歳~40歳くらいの年代の人にとって、通信機器がめまぐるしく変化している様子を見ています。
映画においてもフィルムからデジタル、3Dまで発展していることから、「昔はこんなものはなかった」という話に繋がり、ジェネレーションギャップを感じるのです。
ゲームの話しの違い
ゲームの話においても、ジェネレーションギャップを感じる瞬間は多々あります。ファミコンからスーパーファミコン、任天堂DS、ネットゲーム、ゲームアプリなど、時代によって遊んでいたゲーム機器は変わります。
その時に流行したゲームソフトに置いても、ジェネレーションギャップを感じるようです。ただ、ゲーム好きの人にとっては、新旧のゲームの話は思いのほか盛り上がるようです。
年代物でも現役のゲームを持っている人は、自慢できる部分もあるため、ジェネレーションギャップを感じる瞬間でありながらも、優越感に浸れる瞬間でもあると言えるでしょう。
意外と根強い「仁丹」
仁丹を知っているか、知らないかもジェネレーションギャップを大きく感じる瞬間だと言えます。仁丹と言えば、爽快感を味わえるアイテムのひとつですが、今ではあまり出回っていないため、「仁丹?」となる若い世代が多いようです。
しかも、説明してもなかなか通じず、「ブレスケア的なもの」と説明することでようやく通じます。
名前の違い
下の名前がどのようにつけられているのかも、大きなジェネレーションギャップを感じる瞬間と言えます。30代以上の世代だと、「〇〇子」というように子がつく名前がたくさんいましたが、若い世代だとすぐに読めない名前が多くなっています。
「めあり」「ゆうな」「きあら」など、当て字で名前が付けられていることが多いため、一発で読めないことから、ジェネレーションギャップを感じる瞬間となるようです。
振り仮名が欠かせない名前に遭遇すると、ジェネレーションギャップを感じてしまうのです。
恋人も車もほしくない世代
ジェネレーションギャップを感じる瞬間として、恋人がほしいという話や、車を持ちたいという話が合わないことも取り上げておきましょう。
現代の若者を中心に、恋愛離れ、車離れが進んでいることから、ジェネレーションギャップを大きく感じるようです。
「ステキな恋人をゲットしたい」なんて言ってしまうと、「???」と困り顔で返されてしまうでしょう。「恋人なし、車無しでも充分楽しい」というのが、現代の若者のスタイルなのです。
トイレの違い
ジェネレーションギャップを感じる瞬間に、トイレがあります。一緒にトイレに行ったところ、「和式だけだから無理、我慢します」という発言が出たり、「ウォシュレットがないとダメです」と言われたりして、驚愕する場合があります。
洋式トイレしか知らず育った若い世代が多いことから、街の公衆トイレもどんどん様式化が進んでいるようです。
中には、和式トイレの使い方がわからないという強者も。知らないから仕方がないとは言え、日本文化がひとつ消えていくような気がして寂しくなるという人が多いようです。
昔のテレビがわからない
テレビを巡るエピソードも、ジェネレーションギャップを感じる瞬間が多々あります。「チャンネルを回す」という表現から、「チャンネルを変える」という表現になり、ブラウン管テレビの分厚さに驚愕する若い世代も多いようです。
また、VHSや8ミリテープを知らない場合も多く、DVDしか扱ったことがないという人もたくさんいます。テープにおいては、カセットテープのA面、B面がわからなかったり、一度取り出して裏返すという表現も通じなくなったりしています。
また、CDからデータへと変わりつつありますから、近い将来「CDって何?」と言われることも予想されるでしょう。
まとめ
ジェネレーションギャップを感じる瞬間についてご紹介しました。ちょっとした言葉の差や、時代によって使用していた通信機器やゲームの差、生まれた年代で感じることが多いようです。
ジェネレーションギャップにより仲良しだったあの人との年齢差を感じる瞬間があっても、それを新しく吸収しあえるようになれば、世界はもっと広がっていくことでしょう。