適当に生きる人が持っている魅力と欠点22の特徴

適当に生きる人が持っている魅力と欠点、22の特徴 ストレス

あなたの周りに適当に生きる人だなと感じさせる人はいませんか?淡々としていて、いつも何を考えているのかあまりわからなくて、適当でいい加減そうで嫌だなと思う人に会ったことはありませんか。実は、適当に生きる人は、この生きにくい世の中をものともせず、縦横無尽にしなやかに生きている人です。

何事も難なくやっていけていて、さりげなく生きている人なのです。適当に生きているように見えて、実は常に緻密に考えながら生きていて、他の人からは適当に生きているように、見せ掛けているだけの人なのです。この適当に生きる人を掘り下げて、その特徴、魅力と欠点をお伝えします。

1.瞬時に考えて行動できる

瞬時に考えて行動できる

適当に生きる人は、瞬時に考えて俊敏ではないにしろ、その時々でその場に応じて何かしら行動を起こしているため、周囲の人たちからは、なかなか行動力がある人なのではないかに見られがちです。適当に生きる人は、人間は考え過ぎると、にっちもさっちも行かなくなってしまい、動けなくなってしまうことをよく知っているのです。

日頃からよく他人を観察している賜物です。このため適当に生きる人は、その時々の直感によって、まず動いてみるのです。ところが残念なことにそのときの思いつきで動くので、周囲の人たちからは適当な奴だとみなされてしまいます。

2.こう見えて本当は頭の非常にいい

こう見えて本当は頭の非常にいい

しかも動物的ともいえる勘が優れている人です。瞬時に最適に近いところで、上手く立ち回るには、どうしたらよいのかがいつも考えられる人なのです。自然界では草食動物のように見せながら、実は肉食動物タイプの人です。それも大型の獰猛な動物ではなく、猫のようにしなやかに動ける小動物のような人です。

3.恐ろしく記憶力が優れている

恐ろしく記憶力が優れている

自分自身そして周りの人たちが、いままでどのようにしてトラブルに巻き込まれそうになったかを逐一記憶しているのです。だからこそ同じような轍は決して踏みません。最悪の状況にならないように、そして最良の状況にもならないように、常に考えながら立ち回っています。

4.バランスを常に考えるタイプ

バランスを常に考えるタイプ

自分自身をもともと客観視できるため、自分が今どのような環境にいて、どういう位置に立っているのか、ピンポイントで判断することができます。他人とのバランスを常に考えながら、良くも悪くも目立ってしまわないように気を遣っているのです。

5.自己コントロールが効くタイプ

自己コントロールが効くタイプ

自分の感情に溺れることなく、いつも冷静沈着に判断して、自分自身の感情を細かくコントロールしています。一時の感情に押し流されて、困った状況に陥る人をたくさん見てきたせいで、用心深くなっています。特に自分自身がヒートアップし過ぎたときには、上手く気分転換ができる人です。

6. いつも人と群れている!常に友人が周りに

いつも人と群れている!常に友人が周りに

自分一人でできることは限られているし、アイデアも湧かないと解っているので、いつも人と群れているのです。群れの中にいても、常に自分の存在を上手く消しながら、周りの動向を伺っています。何かしら参考になることを探しているのですが、目立つことは決してしません。何かいいことを見つけても、はしゃいだりせず、嫌なことがあっても著しく落ち込むことがありません。他人に隙を見せることなく立ち回っています。

7.常に360度アンテナを張っている

常に360度アンテナを張っている

状況をいつも把握しておきたいのです。そして今何をすべきか次に何をすべきか、いつも密かに探っています。そしてある程度状況を把握して、今は大丈夫だと思ったら、すぐに休みます。次の来るべき時に備えて、休めるときにはさっと休める人です。オンオフが上手にできる人です。

8.周囲の人からは穏やかで、余裕があるように見られている

周囲の人からは穏やかで、余裕があるように見られている

適当に生きる人は、このように決して無理をしないので、周囲の人からは穏やかで、余裕があるように見られています。それは生来の温和な性格というよりも、「敵ではありませんよ」と発信しているのです。何かをするべき時と休むべき時の切り替えがとても上手なのです。常に気を張って、無理をしていては身体も心も持ちません。上手く休むことも才能のうちなのです。

9.実は計算高いのですが、周りからはそう見られていません。

実は計算高いのですが、周りからはそう見られていません。

そう思われないように装っているのです。計算高いと気付かれると気を付けなければとたちまち警戒されてしまい、居心地が悪くなってしまいます。素の自分の感情を悟られないように気を配り、周囲の人たちを煙に巻いています。

10.自分の立ち位置を知っている

自分の立ち位置を知っている

適当に生きる人は、例え真実が判ったとしても、その核心へは近づき過ぎずに、必ず核心からある程度離れたところに、自分の立ち位置を取っています。このため、いいところまで行くのに本当に欲のない人と思われがちです。そのほうが敵と思われず、その次の行動に移りやすく、何かと事を進めやすいのです。

11. その時における最適の行動ができる

その時における最適の行動ができる

今までの経験やその場の雰囲気をいち早く察して、その時における最適の行動ができる人です。それもど真ん中ではなく、少し外し気味に行動します。自分の分を知っているのです。多少へりくだっていたほうが、角が立ちません。中庸を知っているともいえます。

12.幾つもの顔を持っている

幾つもの顔を持っている

そうしないと状況がいつか煮詰まってしまうことが解っているのです。その顔をその時の状況に合わせて、上手に使い分けているのです。これは賢くなくては務まりません。常にしっぽを出すことなく、上手に立ち回っているのです。

13.長くひとところにいることがありません。

長くひとところにいることがありません。

いくら上手に演じていても、長くいるといつかボロが出てくるかもしれません。何事も長続きさせきらないのが、適当に生きる人の弱点かもしれません。さすらうことで、自分自身をなんとか取り繕っているのかもしれません。

14.とても器用な人で高い能力がある

とても器用な人で高い能力がある

幾つものことを同時進行で進めることができる高い能力を持っています。しかも決して熱くなり過ぎることはなく、いつも淡々と過ごしています。熱くなってずっと頑張り続けたら、例え途中で息絶えそうになったとしても、よりよい道が見つかりそうなのですが、流儀に反するので、そんなことはしません。細く長く淡々とやっていくのみです。

15.本当はちょっと寂しいです。

本当はちょっと寂しいです。

本当の自分を理解してくれる人が誰一人もいません。素の自分を決して見せてはいけないからです。人との距離があまり縮まってしまうことが何よりも怖いのです。人と距離を置くことで、自分自身を保っているのかもしれません。とにかく適当に生きているように装わなければと思い込んでいるのです。

16.残念ながら大成しません。

.残念ながら大成しません。

もう一押しすれば、事が上手くいくことが自分自身でもわかってはいるのですが、上手く行き過ぎると、周囲から嫉妬されることになり、日本の社会では特に「出る杭は打たれる」ことをよく知っているからです。目立つことを嫌い、とても用心深くしているのです。

17.何を始めたとしても、物事が長続きすることができない。

何を始めたとしても、物事が長続きすることができない。

何かを長く続けることがあると、何かしらしがらみができてしまうからです。そのことを嫌うのです。そのせいで後から身動きが取れなくなることをとても恐れます。自分の裁量で動ける範囲のことしかしません。

18.お金に困らないが大金を稼げない?

お金に困らないが大金を稼げない?

大金がいつか身を滅ぼすことに繋がることを知っているのです。大金を稼ぐために危険を犯すことも馬鹿らしいと思っています。生活に困らない程度のお金のみ持っているのです。「足るを知る」を体現しています。

19.時に後悔することがあります。

時に後悔することがあります。

無我夢中で物事にのめり込んだ経験がないことから、不器用に愚直に生きる人に嫉妬することがたまにあります。しかし、「アリとキリギリス」のアリにはなりたくないのです。また、自由を謳歌して身を滅ぼすキリギリスにもなりたくありません。何事も程々がいいのです。

20.最後は一生懸命にやってきた人に負けてしまうことが多々あります。

最後は一生懸命にやってきた人に負けてしまうことが多々あります。

その瞬間は悔しくなりますが、引きずりません。人生が勝ち負けで決まるものではないと判っているからです。その動揺が永続きすることはありません。だって適当に生きている人なのですから。いつも平穏無事が大切です。

21.全てにおいて冷静です。

全てにおいて冷静です。

冷静さを保っていないと、足元を掬われてしまうことがよくあることを知っているからです。いつも冷静にいろいろなことを判断し、実はコスパも考えて行動しているのです。最小の努力で最大の結果を得ると、ちょっと目立ちすぎるので、それなりの結果が得たいだけなのです。

22.幼少の頃苦労した人なのかもしれません。

幼少の頃苦労した人なのかもしれません。

小さい頃から親や周りの人たちをよく見てきて、こうはなりたくない、こうなってはいけないと、固く心に誓ったのかもしれません。とにかく大きく失敗をすることを少しでも避けたいのです。小さなささやかな日々を過ごしたいのです。

まとめ

適当に生きる人は、けっして適当に生きている訳ではありません。人生のいろいろな煩わしさから逃げるために、常にある程度距離を取っておきたいから、人とも物事とも、あまり深く関わらないようにしているだけでしょう。

自分自身の感情からも振り回されたくないから、自分の気持ちに蓋をして、自分自身からも距離を置いているのかもしれません。小さい頃から心の成長を止めてしまっているのかもしれません。単に現実逃避で逃げているだけかもしれません。適当に生きていかれるほど、人生も世の中も甘くありません。適当に生きる人は、適当に生きているように周囲の皆に見せているだけです。

処世術の一つなのでしょう。生きていくうえで、もっとよりよい方法があるとしたら、きっとその方法で生きていくに違いありません。他人からの視線が気にならなくなったら、もっと素の自分を見せてくれるかもしれません。優しく接してあげられたらいいですね。