友達・親友がいますか?一般的に友達の数の方が親友の数よりも多いです。それは友達になるハードルよりも親友になるハードルの方か高いからです。しかしこれが必ずしも時間と比例しているとは限りません。
つまり、長い時間一緒に過ごしたからといって親友になるというわけではありません。長い時間一緒に過ごすことで、絆が深くなり親友になる確率が高くなることもありますが。親友と友達の違いについて、親友なら当てはまる22のポイントを紹介します。
- 1.何かあったときに、すぐに顔が思い浮かぶ
- 2.何でも話せる 共感してくれる
- 3.隠し事をしていると分かる
- 4.長所も短所も知っている
- 5.間違っていると伝えられる
- 6.喧嘩ができる~謝り合える関係
- 7.言わなくても相手が何を考えているか分かる
- 8.パーソナルスペース(個人空間)の違い
- 9.援助の心理 無償でも力になってあげたい
- 10.独占の心理
- 11.熱中の心理
- 12.久しぶりにあっても昨日あったばかりのよう
- 13.互いに向上できる
- 14.無言の時間が苦じゃない
- 15.秘密は安全 秘密の安全な場所は親友のところ
- 16.見返りを求めない
- 17.誕生日は自然に覚えている
- 18.嫉妬しない
- 19.どんなことも笑い合える
- 20.絆が深い
- 21.頑張りを見守れる
- 22.親友と伝え合える
- まとめ
1.何かあったときに、すぐに顔が思い浮かぶ
日頃の生活で、何か嬉しいことや悲しいことが起こった時にその感情を真っ先にシェアしたいと思う相手はいますか?何か出来事があったときに、真っ先に伝えたいと思い浮かぶ相手は親友です。それだけ貴方の心の中に親友の存在が大きいということです。
2.何でも話せる 共感してくれる
友達には話すこともあれば話さないことあります。親友になら、落ち込んだことでも逆に自慢話に聞こえるほど嬉しいことでも何でも話せます。そして落ち込んだ時には一緒に悲しんでくれ、嬉しいこともあなたと同じくらい喜んでくれます。相手の反応や顔色を伺わずとも常にリラックスして安心して何でも話せます。
3.隠し事をしていると分かる
親友の隠し事は、ちょっとした仕草や表情で分かります。相手の癖や習慣を知っていたり、勘が働くからです。もちろん親友なら隠し事をしてほしくないですが、生きていれば誰にでも必要な隠しごとがあるはずです。隠し事に気づいた後の対応はあなた次第ですが、隠し事をしていると気付いてもソッとして置くのも優しさです。いつか打ち明けてくれるかもしれません。
4.長所も短所も知っている
人間誰でも長所だけでなく短所もあります。友達関係ですと、相手の長所はすぐに出てくるけど、短所はすぐに出てこないものです。相手の短所を知るには相手のことをよく知っていないといけないからです。またその短所があなたに合わなければ、友達にもなれないです。親友とは、お互いに相手の良いところ、悪いところも理解した上で、仲良くしたいと思える間柄です。
5.間違っていると伝えられる
あなたが友達の話を聞いていて、友達の意見に対して間違っていると思ったときに、はっきり伝えられますか?伝えることで不仲になるリスクもあります。しかし親友に対しては伝えられます。なぜなら、不仲になるリスクがあっても本当に親友のために思って考えられるからです。またあなたの親友もそんな想いに気づいてくれるからです。もし不仲になってしまっても、本当の親友ならまた仲を戻すことができます。
6.喧嘩ができる~謝り合える関係
喧嘩というと悪いことのように聞こえますが、人間関係を良好に保つためにも時には喧嘩してでも相手と話し合うことが大切な時もあります。親友にだからこそハッキリと言えることがあります。その結果時として、意見が合わずに喧嘩になることもあります。喧嘩ができるということは、それだけ自分の意見をちゃんと伝えられるということです。喧嘩した後に、ちゃんと謝り合える関係が理想です。
7.言わなくても相手が何を考えているか分かる
相手の趣味や考え方、行動パターンを知っているとなんとなく相手の思考が読めます。そしてわざわざ伝えなくても、親友の表情から考えていることが分かるようになります。伝えなくても伝わると楽な部分もありますが、嘘も見破られてしまいます。それだけ親友のコアの部分を知っているということです。
8.パーソナルスペース(個人空間)の違い
パーソナルスペースとは、誰もが無意識のうちに作っているテリトリーのようなものです。このサイズは個人差があり、性別や年齢によっても変わってきます。しかしこのパーソナルスペースが、心を許している人に対しては小さくなります。つまり無意識のうちに相手に対する感情がでているのです。
親友に対して無意識のうちに友達に対してよりもパーソナルスペースが小さくなっているはずです。
9.援助の心理 無償でも力になってあげたい
好きな人に対しては、援助の心理が働きます。無償でも力になりたい、手助けになりたいという気持ちです。この心理は友達に対してよりも、親友に対しての方が強く働きます。親友が困っているときに無償でも力になってあげたいと思うはずです。
10.独占の心理
好きな人に対しては、独占の心理も働きます。自分だけに関心をもってもらいたいという気持ちです。これも友達に対してよりも、親友に対しての方が強く働きます。ただしこの心理が強すぎると嫉妬の塊となってしまい良い関係が壊れてしまうかもしれないので注意しましょう。
11.熱中の心理
好きな人に対しては、熱中の心理も働きます。無条件で相手に従いたいという気持ちです。この心理も友達に対してよりも、親友に対しての方が強く働きます。親友のために無条件でも何かしてあげたいと思う気持ちは素晴らしいことです。
12.久しぶりにあっても昨日あったばかりのよう
毎日一緒に過ごしているから親友とは限りません。住む場所が離れて、たまにしか会えないこともあるでしょう。その人の性格にもよるので、個人差はありますが、久しぶりに会ったにも関わらず、昨日会っていたかのように自然に振る舞えるのが親友です。親友に距離も時間も関係はありません。気兼ねなく必要な時に電話やご飯に行けるのが親友です。
13.互いに向上できる
親友は時にライバルにもなります。そんなときに、親友の頑張る姿に刺激を受けて、あなたも頑張るエネルギーがもらえます。互いに相乗効果で刺激し合える関係は長く続きます。逆にライバル意識が強すぎると、関係性に影響を及ぼしかねません。お互いにとってプラスになる関係が親友です。
14.無言の時間が苦じゃない
いくら親友とは言え、ずっと一緒にいれば話すことがないこともあります。無理して会話を続けようとすると疲れてしまいます。無言の時間が気まずくないと、一緒に過ごしていて楽です。互いに無言だったことにさえ気づかないくらい自然体でいられるのが親友です。
15.秘密は安全 秘密の安全な場所は親友のところ
有名人の個人情報などを週刊誌やゴシップサイトで見かけたりしますよね。あなたが有名人でなくとも秘密にしたい話もあるはずです。いつどこで誰にばれるか分からない時代ですが、親友は秘密を必ず守ってくれます。安心して秘密を打ち明けることができます。秘密の安全な場所は親友のところです。
16.見返りを求めない
友達関係だと何かしらしてあげるとつい物やお金など見返りを考えてしまいます。たまに見返りがなかったと根に持っている友達も見かけます。見返りがほしくてやった行動でなくとも、そのあとの友達の言動次第では、『あんなにやってあげたのに。』と思うこともあるでしょう。しかし親友のためなら見返りさえ考えずに行動できます。お金も時間も親友のために快く使えます。
17.誕生日は自然に覚えている
親友はあなたにとって唯一無二の大切な存在です。親友の誕生日は自然と覚えてしまいます。事情によっては一緒にお祝いできないかもしれませんが、それでも覚えていることに意味があります。SNSに誕生日の通知機能があることは便利ですが、通知機能で思い出してもらう誕生日よりも覚えてくれたことが大切です。
18.嫉妬しない
友達同士だと生まれる嫉妬心も親友との間には生まれません。親友にとってプラスのできごとは、あなたにとっても同じくらい嬉しいことだからです。親友に恋人ができたり、旦那さん、子供ができると親友と過ごせる時間が減ることで、寂しい気持ちにはなるかもしれませんが、それ以上に親友の幸せを喜べます。
19.どんなことも笑い合える
親友の勘違いやダサい場面なら心から笑いあえて、からかうこともできます。友達のそのような瞬間は気まずさなどがあり、笑いあえないこともありますが、親友の恥の場面は何度思い出しても笑いあえます。何年経っても色褪せずに覚えていることもあります。
20.絆が深い
絆は目に見えませんが、当事者が確実に気づき感じるものです。その絆が深ければ深いほど親友と呼べます。確かな絆を育むまでは信頼関係が必要ですが、一旦結ばれた絆はちょっとのことでは揺らぎません。そしてその絆はあなたが辛い時、悲しいときに励まし支えてくれるものとなります。
21.頑張りを見守れる
親友が何かに挑戦して頑張っている時に、親友の頑張りを見守れるかどうかです。友達関係ならば、一緒に遊びたいからといって遊びに無理に誘ったり、利己主義な考え方になってしまいますが、親友の挑戦がうまくいってもいかなくても必要な時に必要な応援ができるように、見守ることも大切です。
22.親友と伝え合える
あなたは私の親友だよと伝えるのは恥ずかしいかもしれませんが、伝え合うことでさらに絆が深まります。自分だけが親友と思っていたのではないと確信できるからです。親友だと互いに言い合える関係があれば人として強くなれます。哲学者エピクロスの名言に『我々を助けてくれるのは、友人の援助そのものというよりは、友人の援助があるという確信である』という言葉があります。まさに親友の存在があることによって、救われる気持ちがあるということです。
まとめ
親友は家族とも兄弟とも恋人とも異なる大切な存在です。あなたが友達だともっていた人は実は親友と呼べる存在だったとか、または反対に親友だともっていたけど、友達くらいの関係だったのかなと考えさせられることもあるのではないでしょうか。
全てが当てはまらないと親友ではないということはありません。どれか1つでも強く共感できるものがあれば、十分です。人生をより豊かにするには、友達も親友もどちらも大切です。そして、どちらもお金で買えるものではない、かけがいのないものです。今いる友達・親友に感謝して、これからの素敵な出会いも大切にしてください。