不幸アピールをする人の類似する21の特徴 不幸自慢の心理

不幸アピールをする人の類似する21特徴 不幸自慢の心理 ストレス

周囲を見回してみてください。必ず一人や二人、自分の不幸話をネタに話しかけてくる方がいます。そんな方の対処法は、軽く流すというものや他の場所でやれと、突き放すといったもの、不幸の皮をかぶった自慢話しだと言い返す、といった他ものが代表的です。しかし、なぜこんなネガティブなネタを平気で話すのか、どんな頭の中をしているのかといった疑問もあるのではないでしょうか。今回、そんな不幸話ばかりする不幸アピール人間の特徴について21もの特徴に触れながら紹介します。これを読めばあなたの周りにいる不幸アピールが大好きな人の心の中が分かるのではないでしょうか。

1. 寂しがり屋で同調してほしい人

寂しがり屋で同調してほしい

不幸アピールをする人は、寂しがり屋というケースが少なくありません。実際に寂しい目に遭っている人なのかもしれませんし、もっともっとがめつく人とのつながりを求めている人かもしれません。そんな心理が働いている不幸アピール人間は、自分がいかに不幸であるかを周囲にアピールします。そして、周囲の同調を得ること一人でも多くの人とつながろうとしているのです。でも、実際はどんどん人が離れていき、表面上はまわりに人がいるように思えますが、心は完全に離れて行ってしまっています。それでも不幸アピールを続け、周囲の同調を求めて今日も不幸話をまき散らしているのです。

2. 不幸でも他者とは違う存在ををアピールする人

 他者とは違う存在

自分は他の人とは違う存在、そう思っている人が不幸アピールをする人の心理である場合も少なくありません。自分はこんな連中よりは高いレベルの人間である、こんなところにいる人間ではない、他の人間とは違うのだ、そんな感情が渦巻き、それを周囲に当たり散らすように不幸話のアピールという形で振りまいているのです。そんなことをすれば、余計下に見られるということが分からず、ひたすらアピールして回っているという状態となっています。

3. マウンティングしたい人!不幸がなければあなたより上にいるのだ

マウンティングしたい!不幸がなければあなたより上にいるのだ

先ほど触れたようなタイプですが、他者とは違う、つまり目の前の今話している人間は自分より下の人間だ、そういったゆがんだ心理が不幸話のアピールという行動を起こす心理になっているのです。自分より上の人間であっても不幸アピールによって、この不幸がなければあなたより上にいるのだ、不幸話をネタにマウンティングするという高度なテクニックを使って、目の前の人間を貶めたいという一心で不幸話をしている可能性も少なくありません。

4. いつまでも引きずってしまう人

いつまでも引きずってしまう

いつまでも過去の辛い記憶を引きずってしまう心理も不幸アピールを繰り返す人の心理です。過去を思い出し、まるで牛が食べ物を反芻するようにその人は過去の不幸を反芻し、周囲にアピールしてしまっています。思い出せば自分を傷つけてしまうことも少なくありません。そのため、不幸アピールをして自分を傷つけ、また傷ついてしまった自分を憐れんでさらに不幸アピールをする。そんな地獄のようなマイナスループが、不幸アピールをする人の頭の中を巡っているのです。それはまさに周囲にむけて自傷行為を行っているようにも見えます。

5. 同情するなら評価してもらいたい人

同情されたい訳ではない

これまで同情してほしい人が不幸アピールをしたい人間の心理だと言ってきましたが、様々なタイプが存在します。実は同情されたくないという心理が働いている人もいるのです。自分は不幸な目に遭っているが決して同情してほしくない、むしろ強い人間だと評価してほしい、同情するなら評価しろ、そんな心理が働いている人もいます。そんなタイプの人が不幸アピールを周囲に向かって始めたら、評価してほしい、褒めてほしい、尊敬してほしいという奇妙な心理が働いている場合もあるのです。

6. 論破して否定は受け取らない人

否定は受け取らない

マウンティングのような心理にも通じます。周囲に不幸アピールをしていると、その不幸アピールをしている行為に対してそんなことはないと言ってくる人が少なからずいます。そんな人が現れたらこの心理の人は格好のカモが来たと感じるはずです。否定を受け取らず、むしろ不幸アピールを重ねて論破や強い否定を試みてきます。これによって否定されたくない、自分が正しいという心理が働き、相手が立ち直れない位不幸アピールを仕掛けてくることも少なくありません。自傷行為ではなく、周囲を傷つけて快楽すら感じてしまっている心理です。

7. 話しのネタがないときに不幸話をする人

 話しのネタがないときに不幸話

不幸な出来事は良い出来事よりも記憶に残りやすい特徴があります。そのため、話のネタがなくなると過去の比較的鮮明に覚えている不幸話を思い出すことも少なくありません。多くの人は、おぼろげながらでもよかった話をしますが、こういったタイプの方は積極的に不幸話を話のネタにして話をつなごうという心理が働くのです。

8. できる人間を装う!下げて上げる人

できる人間を装う

他の人間と違う、マウンティングする、そんな心理の人に通じるのがこのできる人間を装うというものです。ネガティブな目に遭っているが、こうして堂々と君たちの目の前にいる。自分は能力があるから、こんな目に遭ってもここにいられるのだ、そんなアピールをするという心理です。こういった心理の人は不幸話を始めたら、拡張器で周囲に私はできますよ、といって回っているようなもの、余計できない人間と見られのを知らずに動いてしまっています。

9. 親身になって聞いてくれることに快感を持つ人

親身になって話を聞いてくれることに快感

不幸話をすると、絡んでくる人がいることは先ほども触れました。不幸アピール中に励ましてくれる人もいます。そんな人の言葉を聞きたくて必死に不幸アピールにいそしんでいるという心理です。話を聞いてくれることに快感を覚え、もっと話を聞いてほしいという気持ちから、どんどん相手が辟易するような不幸アピールをします。

10. 目立とうとする人

目立とうとする

良いニュースよりも悪いニュースの方が人は注目します。スポンサーのあるニュース番組はネガティブなニュースを連日流して視聴者の興味を引くという行動に出ることも少なくありません。そんな仕組みを利用して、自分の口から不幸アピ―ルをすることによって周囲の注目を浴びて目立とうとする心理です。とにかく目立ちたい不幸な話をたくさんして周囲の目を集めたい、そんな心理が働くとこういった不幸アピールを始める人もいるのです。

11. 自己顕示欲が強い人

自己顕示欲

目立ちたいという心理に近いですが、これは更に高圧的です。なぜなら不幸話をして注目をあび、さらにマウンティングをとろうとする合わせ技の心理です。これによって多くのひとの注目も集め、集まったところで周囲にマウンティングをとる、そんな一筋縄ではいかない心理がこの自己顕示欲の心理による不幸アピールです。

12. 話を大げさにしたい!話を盛りたい人

話を大げさにしたい!話を盛りたい

話を盛り上げたいと考える人は少なくありません。多くの場合、内容を工夫したり、話し方を変えたりといったことを行いますが、この心理の人は不幸話をして話を大げさにしたいというゆがんだ心理が働いています。不幸話をすれば居眠りしそうな聞き手の人を一気に覚醒させ、話が活性化すると思っているからです。でも、実際は一瞬話が盛り上がりますが、逆方向に進むことがほとんどということをこの心理の人は知りません。

13. 孤独に苦しんでいる人

孤独に苦しんでいる

注目を浴びたいというゼロからプラスではなく、マイナスからゼロを目指して不幸アピールをしている人がこの心理です。実際にどうかは分かりませんが、少なくともこの人の心理は孤独にさいなまれています。そしてその孤独を紛らわそうとする行動が不幸アピールになってしまっているのです。手を差し伸べれば不幸アピールをしなくなる可能性もありますが、引き込まれる可能性も同時にあるタイプといえます。

14. 人と張り合おうとするとする人

人と張り合おうとする

マウンティングに通じるものがありますが、下にならないようにするという心理が働いています。少なくとも同等でいたいという心理がこの不幸アピールという武器を使って実現しようとしているのです。マウンティングとまでは行かなくとも過剰な防衛行動の一環として不幸アピール攻撃をしてしまう心理と言えます。

15. 承認欲求が人よりも強い人

 承認欲求が人よりも強い

人が満足するような承認では、このタイプの人は不満です。より多くの人からより大きな承認を得たい、そんな青天井のような承認欲求の強さが、不幸でも頑張っている私を承認してほしいという心理によって不幸アピールを始めてしまいます。

16. 現状に納得していない人

現状に納得していない

満足の基準が高い人が不幸アピールをしているケースもあります。自分はこの程度の人間ではない、もっと上に行ける、でも不幸だからいけないのだ。そんな心理状況を不幸アピールすることによって紛らわせようとしている心理です。

17. 執着心が強い人

 執着心が強い

過去の不幸な出来事に囚われてしまっている人が不幸アピールを行っている場合もあります。もともと囚われやすいのか、逃れられない非常に不幸な体験をしたのかは定かではありませんが、いずれにしても過去の不幸に囚われてしまっており、レコードを再生するように不幸話を続けてしまうという状態です。

18. マイナス思考な人!自分が不幸だ

マイナス思考で自分が不幸だ

一つの出来事は捉え方一つで幸にも不幸にもなる、そんな言葉もあります。この心理の方は不幸にとらえやすいマイナス思考の人で、自分が本当に不幸な人間だと思ってしまっているのです。そんなマイナス思考の人は、脳内のマイナスを周囲に不幸アピールという形で漏出させてしまっているのです。

19. 鬱憤を晴らしする人

 鬱憤を晴らし

不幸アピールは、うっぷん晴らしになるという心理の人もいます。ストレスがたまっていたり、現状が気に入らないと鬱憤を解消すべく不幸アピールを始めるのです。本人は不幸を出し切ってスッキリしますが、周囲は吐き出された不幸アピールにまみれて不快な目に遭ってしまうのです。その様子すらうっぷん晴らしになってしまう心理の人すらいるのです。

20. 注目して!かまってちゃんな人

注目して!かまってちゃん

とにかく子どものようにかまってほしい心理の人が、注目されやすい不幸アピールをしてくることも少なくありません。子どもが駄々をこねて親の注目を浴びたがるようにこの心理の人も不幸アピールをすることで周囲にかまってほしいと思っているのです。幼稚なのか、どうかは分かりません。ただ、相手にしてほしいという心理が不幸アピールに拍車をかけます。

21.できる人間だと思っている人

できる人間だと思っている

できる人間を装うと近い心理ですが、このタイプの心理は完全に自分はできると信じ込んでしまっています。口ではそうでないようなことを言いますが、心の中ではそうでないと強く思っているのです。そのためできる自分が納得のいかない結果になったら不幸アピールをし、運が悪くてできるものも出来なかったということを必死で周囲に弁解しているのです。

まとめ

不幸アピールをする人は、あなたの周りに必ず一人はいるはずです。なぜなら今回のように非常に多彩な心理が存在し、それらが複雑に混ざり合って絵の具のように混とんとした心理によって人々を不幸アピールという行動に走らせているからです。つまり誰にでも不幸アピール人間になる素地はあります。もし近くに不幸アピール人間がいたら、それは近い将来の自分だと自戒し生活するのが望ましいのではないでしょうか。