今の顔大丈夫!しかめっ面の理由と原因 早めに改善が大切!

ストレス

あなたの周りに、いつも「しかめっ面」でいる人はいませんか?しかめっ面の人を見ると、近寄りがたくなりますし、どう接していいのかわからなくなってしまいますよね。

しかし、しかめっ面の人を良く観察すると、ある言動が伴っていることに気づきます。しかめっ面の人にはどんな言動が伴うのか、またしかめっ面の原因や接し方についてなど、幅広くご紹介していきましょう。

しかめっ面とはどんな顔

しかめっ面とは

しかめっ面というと、具体的にはどのような表情のことを言うのでしょうか。人により多少の認識の違いもありますが、基本的には眉間にしわを寄せたり、無表情になっていたり、怒っているような顔のことを指します。

男性でも女性でも現れるものですが、比較的男性に多くみられるものです。では、しかめっ面になるのには、どんな理由が隠されているのでしょうか。

しかめっ面になる理由とは

しかめっ面になるのには、いくつかの理由があります。しかめっ面をしている人を良く観察すると、ある共通の言動が見えてくるでしょう。

自分から人と接することをしない

自分から人と接することをしない

まず、しかめっ面の人は、人と多く接しようとはしません。また、自発的に声をかけたり、コミュニケーションを取ろうとしたりすることも少ないと言えるでしょう。

また、人によっては短気を起こしやすい人や、拗ねやすい人が、しかめっ面になりやすいようです。それぞれ、具体的に見ていきましょう。

しかめっ面は防御のひとつ

しかめっ面は防御のひとつ

しかめっ面の人は、積極的に他人に話しかけませんし、どちらかと言えば消極的です。その言動を注意深く観察していくと、人と接することが苦手な人だと気づくことができるでしょう。

どう接してよいのかわからず、考え込んでしまうため難しい顔になってしまうのです。このようなタイプの人の場合、しかめっ面をすることで、自分を防御している可能性があります。

しかし裏返せば、もっと人と接したいと思っているはずです。実際に、しかめっ面の人に話しかけると、途端にしかめっ面が解除されることもあります。

基本的には、しかめっ面の人は寂しがり屋なのです。

自分を大きく見せたい

自分を大きく見せたい

しかめっ面は、自分の防御でもありますが、近寄りがたい雰囲気も醸し出すものです。男性に多くみられるタイプで、しかめっ面を利用して、自分を大きく見せたいという欲求があることもあります。

じっと黙ってしかめっ面をしていると、一歩引いた状態で見られますが、下手なアプローチはされないため、特別視してもらうことができます。ベラベラ話すよりも、じっと黙って難しい顔をしている方が、威厳があると感じているからです。

父親になると、男性はこの傾向が強まることがあります。それは、父としての威厳を保ちたいという気持ちの表れとも言えるでしょう。この場合は、きちんと父親を尊敬し、そのような態度を明確に表現できていれば、関係性が崩れるようなことはありません。

しかし、ぞんざいに扱ったり、「おかえり」や「おはよう」などの挨拶を欠かしたりしてしまうと、さらにしかめっ面は激しくなっていくことでしょう。

甘えん坊の素質

甘えん坊の素質

しかめっ面になりやすい人は、男女問わず甘えん坊の素質が隠されていると言えます。普通の表情ではなく、しかめっ面になることで周囲からかまってもらうことができると、心のどこかで理解しているからです。じっと黙ってしかめっ面をしていれば、「どうしたの?何かあった?」と声をかけてくれる人は現れるでしょう。

それを、しかめっ面の人たちは求めているのです。いつもならワイワイみんなと話をしている人なのに、急にしかめっ面をして輪から離れている人がいたら、それは「かまってほしい」というサインの表れと言えます。

長年のしかめっ面は直らない

長年のしかめっ面は崩れない

しかめっ面になりやすい人は、しかめっ面がどんどん定着してくるため、笑っていても、悲しんでいても同じような表情に見られてしまいます。

これは、しかめっ面になることで、表情筋が衰え、動きにくくなってしまうためです。また、眉間に深いシワが刻まれてしまうため、普通の表情をしているつもりなのに、しかめっ面に見えてしまいます。

歳を重ねるごとに、どんどんしかめっ面は取れにくくなってきますので、早めに対処しておきましょう。

気持ちの影響している場合

気持ちの影響

しかめっ面になりやすい人は、気持ちがダイレクトに影響している場合もあります。大きなストレスを抱えている人ほど、無意識にしかめっ面になりやすいため、ストレスを溜めすぎないようにしましょう。

夜遅くまで働き続けて心身ともにクタクタになっている方や、育児疲れで気持ちの余裕がなくなっている方は、ほとんどがしかめっ面です。

また、辛い経験をした場合、何か月にもわたってしかめっ面が取れないこともあるでしょう。このようなケースの場合、1人ではなかなか解決しにくいことでもあるので、早めに心療内科を受診されることをオススメします。

心の影響は表情にダイレクトに伝わるものです。しかめっ面が取れなくなってきたと感じたら、リフレッシュを心掛けたり、専門医に相談したりして、早めに顔も心も解きほぐせるようにしましょう。

身体の不調の影響

身体の不調の影響

しかめっ面になりやすい人は、身体に何かしらの不調を抱えていることもあります。慢性の腰痛があったり、片頭痛に苦しめられていたりすると、穏やかな表情をキープすることは難しくなります。

身体の不調がある限り、しかめっ面を解除することは難しいため、根本的な原因から適切に治療していきましょう。

身体が健康になれば気持ちも明るくなり、しかめっ面は徐々に和らいできます。痛みが辛い状態で、人は笑うことはできないものです。

だからこそ、しかめっ面になる原因である身体の不調を、いち早く治していけるようにしましょう。

しかめっ面をほぐしかた

しかめっ面をほぐそう

しかめっ面になりやすい人は、放置しておくと表情筋が衰え、他の表情をしづらくなってきます。そうならないためにも、早めに対処していきましょう。

まず、しかめっ面になっている人は、表情筋が硬くなっている可能性が高いため、優しくマッサージしていくことから始めていきます。お風呂に入っている時なら、筋肉も温まっていますし、誰からも見られないので安心してマッサージすることができるでしょう。

頬やおでこ、口周りなどを時計回りにグルグル優しくマッサージするだけでOKです。穏やかな笑顔にしていきたい方は、ひととおりマッサージをしたら、口角を上げるトレーニングをしていきましょう。

口を大きく、「ウ」「イ」の形に交互に開くことで、口の周りの筋肉が鍛えられ、口角が少しずつ上がってきます。口角を上げることができれば、眉間に少しのシワがあったとしても、しかめっ面に見られることは少なくなるでしょう。

しかめっ面の人を見かけたら

しかめっ面の人を見かけたら

しかめっ面になっていることは、意外と本人は気づかないものです。普段そのような表情をしない人が、しかめっ面をしている場合は、何かの不調があったり、ストレスを抱えたりしている可能性があるので、声をかけてあげましょう。

解決できないとしても、人に悩みを話すことで、気持ちが楽になることがあります。

「具合悪いの?」「何か悩みでもあるの?」と聞いてもらえるだけでも、人は「見守ってくれている人がいる」と安心できるものです。

話を聞くことができなくても、声をかけることが大切だと心掛けましょう。

まとめ

しかめっ面の人の言動や、解決方法、そしてしかめっ面の人を見かけたときの注意点など幅広くご紹介しました。

しかめっ面は、本人にとっても周囲にとっても良くない影響を及ぼすものですので、一日も早く和らげていきましょう!