コミュニケーション能力の向上と会話方法

コミュニケーションをとる方法とは?不足を補うためには! やる気・向上

楽しく会話をしたいと思っているのに、なかなか思うように輪に入ることができない。大勢で集まるときはつい緊張してしまう。また逆に少ない人数になると会話に困って緊張してしまう。

そんなことって、ありませんか?コミュニケーション能力を磨きたいと思っていても、なかなかきっかけをつかめない方はたくさんいらっしゃいます。

しかし、些細なきっかけから、めきめきとコミュニケーション積極的にとることは可能です。そこで、コミュニケーションとる・能力向上のきっかけと、ノウハウについて詳しくご紹介していきましょう。

コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力を向上・積極的にとるためには、まずコミュニケーション能力というのが何であるのかを知っておく必要があります。

コミュニケーション能力は、人との会話や関係を円滑に進めるために必要なスキルです。コミュニケーション能力をうまく磨けず、自分の殻に引きこもってしまいがちな人はたくさんいらっしゃいます。

近年コミュニケーションを苦手とする人は増えてきており、コミュニケーション障害、略して「コミュ障」と呼ばれたりもします。では、なぜコミュニケーションが苦手なコミュ障の人が増えてきているのでしょうか。

コミュ障になる理由とは

コミュ障になる理由

コミュニケーション能力が低い人のことをコミュ障と言いますが、近年このような人が増えてきています。その理由として、リアルなコミュニケーションの減少が影響していると言えるでしょう。

現代社会ではパソコンやスマートフォンでコミュニケーションを取ることが主流となりつつあります。顔を合わせて話す機会が減り、メールやLINEで連絡を済ませ、電話すらしないという人も増えてきているのです。

LINEだと、スタンプひとつで済ませられますが、リアルに人と接しているときにスタンプ的な表現は使うことはできません。

その結果、どのように人と接してよいのかわからなくなり、必要最低限のコミュニケーション以外は、人と接しなくなっていきます。その結果、どんどんコミュニケーション能力が低下し、コミュ障にまで陥ってしまうのです。

些細なきっかけを大切にする

些細なきっかけを大切に

コミュ障が増えてきている現代ですが、些細なきっかけから、コミュニケーション能力向上に結び付けることは可能です。では、どのようなきっかけがあるのでしょうか。

一番身近できっかけにしやすいのが、食事の機会です。食事は独りで済ませるとなると数分で終わるものですが、人と一緒に食べるとおしゃべりしながら食べるため、1時間~2時間弱かかることがほとんどです。

食事を介してのコミュニケーションですから、料理の話題で会話しやすいため、コミュニケーション能力を向上させるきっかけとしては、最もチャレンジしやすいと言えるでしょう。

一緒に同じ料理を味わい、好みの味付けや食材についてあれこれ話すだけで、お腹だけでなく心も満たされていきます。人と一緒に食事をする楽しさを実感することができれば、自然と仲良くなることができるでしょう。

スポーツなどでコミュニケーションをとる

スポーツなどでコミュニケーションをとる

コミュニケーション能力向上のためには、さまざまなきっかけが必要です。食事だと目の前に料理や食材と言った話題の種があるため、円滑にコミュニケーションしやすくなります。

では、その他のきっかけには何が適しているのでしょうか。もうひとつオススメしたいのがスポーツです。

フットサルや、ランニング、トレッキングなど、複数の人たちで楽しめるスポーツなら、無理なくコミュニケーション能力を磨くことが可能です。同じ目的を共有していることから、さまざまな会話のきっかけも見つけやすくなるでしょう。

プレーが上手い人には、どうやったら上手くできるのか、コツを聞くことができますし、なかなか上達しない人にはアドバイスすることも可能です。

料理と同じく、スポーツも何かの目的のもとに人が集まっているので、コミュニケーション能力向上のきっかけとしては、最適と言えるでしょう。

会話するときののコツは?

会話するときののコツは?

コミュニケーション能力を向上させるためには、会話力を磨くことも大切です。コミュニケーションに自信がない人ほど、人と何を話していいのかわからないことがほとんどです。

そこで、簡単な会話のコツをご紹介しておきましょう。まず、会話のコツとして「同意」という意識を持つようにしましょう。

例えば、相手が何か話しているときに「うんうん」と頷きながら話を聞くことは同意になります。

また、相手が話終わった時には「そうだったんだ」「大変だったね」「よかったじゃない」などと相手の意志を尊重すると、相手も好意をもって接してくれます。ただ、自分の意見と違うことにも同意する必要はありません。自分とは異なる意見が出た場合は、頭ごなしに「それは違うと思う」と否定するのではなく、「何でそう思うの?」と相手がどうしてそのような意見に至ったか、質問するようにしましょう。

他人と意見が違ったり、価値観が合わなかったりすることはよくあることです。

コミュニケーション能力を向上させたいのであれば、同じ意見を持つ人ばかりだけでなく、違う意見の人と意見を交わし、ディスカッションすることも楽しみのひとつと捉えるようにしましょう。

名前で呼ぶことの大切さ

名前で呼ぶことの大切さ

コミュニケーション能力を向上させるなら、相手の名前を会話の中に織り込むこともひとつのコツです。例えば、料理を一緒に食べているときは、「〇〇さんはどれが美味しかった?」と聞いたり、会話の面白い人には「〇〇さんって、面白いですね」と褒めたりします。

具体的に相手の名前を呼ぶことで、相手も親近感を持ってくれます。名前を呼んでもらえると、相手が自分に興味を持ってくれると思うため、逆に名前を呼んでくれた人への興味もわいてくるのです。

このことからも、相手の名前を意識して、会話するようにすると良いでしょう。

丁寧に話すより、ざっくり話す

丁寧に話すより、ざっくり話す

コミュニケーション能力を向上させるなら、自分の話し方にも気を配る必要があります。ただ自慢話をだらだら続けたり、不満を延々と話し続けたりする人だとウンザリされてしまうからです。

そうならないためには、ひとつひとつの話を丁寧に話すより、ざっくりと話すことからスタートしていきましょう。

同じ自慢話でも、「ごめん、ちょっと自慢したいんだけど、また懸賞当たっちゃった!」と端的に話すことで、相手も瞬時に反応することができます。

そして、相手が「どんな懸賞に当たったの?」「何回目?」と相手の興味がでて来てから、細かく話すようにしましょう。イキナリ細かく話すと、心の中で「オチは何?」と疑問符が生まれがちですが、最初から結論を話しておけば、相手も安心して耳を傾けることができます。

投げられて嬉しい要素を投げる

投げられて嬉しい要素を投げる

コミュニケーション能力をてっとり早く向上させたい方は、コミュニケーション能力が高いと思う人と一緒にいるようにしましょう。

身近に接することで、さまざまなスキルを修得することができるからです。コミュニケーションは相手とのキャッチボールが重要になります。

相手から投げられたボールが的確だと感じるなら、それをまねて投げ返すようにすることで、自然とコミュニケーション能力は磨かれていくでしょう。

まとめ

コミュニケーションをとる・能力向上のコツと、さまざまなきっかけについてご紹介しました。食事やスポーツなど、チャレンジしやすいきっかけを利用し、楽しい人たちと一緒に過ごすことで、コミュニケーション能力を向上させ、充実した時間を作り出してください。