心が折れる人の特徴と折れない強い心を持つための方法

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あなたは心が折れてしまった事ありますか。心が折れるって一体どのような状態を言うのでしょうか。国語辞典では「心の支えを失い、意欲がなくなること」や「障害にぶつかってくじけること」などというような意味が記載されています。

「頑張ってきたけれどもう頑張ることはできない・・」というような状態と言えるでしょう。やる気が無くなってしまい前向きに考えられないというような事は、生きていれば多かれ少なかれあるものです。でも心が折れやすい人とそうでない人がいるのは確かで、心が折れやすい人はしょっちゅう心が折れてしまいます。

心が折れやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。心が折れやすい人の特徴や心が折れた時にやると良い事、そして折れにくい心を育てるためにできることについてまとめてみました。

心が折れやすい人の特徴は?

心が折れる瞬間は人によって様々ですが、多くの人は仕事、人間関係、恋愛、勉強などで心が折れることが多いようです。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。でも同じ出来事でも心が折れない人もいるのです。心が折れやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。

1. 自分に自信が持てない!自分で決めたことで失敗

自分に自信が持てない!自分で決めたことで失敗

自分に自信が持てない人は心が折れやすいです。自分に自信が持てないということは自分の決断を信じられない、自分の行動に自信が無い、など自分を信頼できていないため自分に自信が持てずにいます。

例えば小さい頃、自分で決めたことで失敗してしまい、親に「言われたとおりにしなかったからだ」と言われている経験が多いと自分の決断に自信が持てなくなってしまうケースは多いです。自分の能力を過小評価してしまうので信じることができずまたうまくいかない、どうせうまくいかないと思ってしまいます。そして自分がだんだんと嫌になっていきやる気が無くなり心が折れてしまいます。

2. マイナス思考が強め 「私がダメだからだ・・」

マイナス思考が強め 「私がダメだからだ・・」

心が折れやすい人は、ネガティブになりやすくマイナス思考に陥りやすいです。出来事を良い視点で見ることができず損をしている事も多いでしょう。相手の反応が良くないと「自分は嫌われているのではないか・・」とか「私がダメだからだ・・」と自分のせいにしてしまいます。そのような事をずっと考えていたら気分も参ってしまいますね。

3. 気持ちを引きずりやすい

気持ちを引きずりやすい

心が折れやすい人は気持ちを引きずりやすいと言えます。何か1つ失敗してしまうと翌日もその次の日も失敗したことを思い出し落ち込んでしまう、くよくよしてしまう、後悔してしまうなどの特徴があります。

そしてそれがトラウマになってしまう事もあり、同じような状況に出くわすと再び同じ失敗が起こってしまうのではないか・・と不安になってしまいます。不安が強すぎて前に進む事ができず、結果自分はダメなんだ・・と落ち込み気力も無くなってしまうのです。

4. 落ち込むと食事が食べられないことも

ち込むと食事が食べられないことも

心が折れやすい人はストレスを抱えやすいです。落ち込んでしまうと食事が食べられなくなってしまったり、胸が苦しくなる、寝込んでしまうなど心身面にも大きな影響が出やすいと言えます。きちんと栄養が摂取できていないと頭も働かないのでマイナス思考から抜け出しにくくなってしまいます。

5. 情緒不安定になりやすい

情緒不安定になりやすい

自分の感情がコントロールしにくい人は心が折れやすいです。すぐに怒ってしまう、泣き出してしまうなど精神的にやや不安定です。感情のコントロールができないと人間関係にも影響が出てしまいますね。我慢しすぎる面もある一方、情緒不安定でもあります。

6. 体力がない 体が追い付かないことでストレスを抱えて

体力がない 体が追い付かないことでストレスを抱えて

体が弱い人は心が折れやすいです。気持ちに体が追い付かないことでストレスを抱えてしまいもういいや・・と投げやりになってしまう事があります。体力が回復すると気持ちが落ち着く事もあるでしょう。

7. 愚痴が多い マイナス思考から何でも嫌な方向に

愚痴が多い マイナス思考から何でも嫌な方向に

心が折れやすい人は愚痴が多いです。マイナス思考から何でも嫌な方向に考えてしまうので愚痴も増えます。愚痴ばかり言っていると周りも扱いにくく感じてしまいますし、良い出来事も起こらなくなってしまうので注意しましょう。

心が折れた時はどうしたらいいのか

心が折れやすい人の特徴を見て、当てはまることが多いな・・と凹んでしまった人もいるかもしれません。でも対処法を知っておくことで折れた心を戻していく事は可能ですし、早く復活することだってできます。心が折れやすい事もあなたの個性と思って心が折れた時の対処法を知っておきましょう。

1. 自分にしっかり向き合う

自分にしっかり向き合う

心が折れた時、あなたは自分をダメな奴だと思っていないでしょうか。実はこれが立ち直りを遅くさせてしまいます。完璧な人はいませんのでまずは頑張った自分を褒めてあげてください。

誰にも褒められていないのに褒められるわけないと思いますか。誰かに褒めてもらおうとしなくても自分が自分を受け入れてあげるだけで心は落ち着いていくのです。人に褒められるより、人に認められるより自分が自分によく頑張ったとマルを出してあげてください。あなたはダメではありません。

2. 自分を信じられない?自分を信じるようにする

 自分を信じられない?自分を信じるようにする

あなたが自信を持てないのは自分を信じることができていないからです。頑張った自分を認めてあげて受け入れることができてくると自分が信じられるようになっていきます。すぐには難しいかもしれません。少しずつ自分を信じていけるようにしましょう。そのためにできることは日常の小さな決断もしっかり考えて自分の決めたほうで正解だったという成功体験を増やしていく事です。

3. できるだけ心地良い時間を過ごす

 できるだけ心地良い時間を過ごす

情緒不安定になりやすい心が折れない人は、自分にとって大切な時間を多く作る方が良いでしょう。好きなことをする時間、美味しいものを食べる時間など自分が心地良く過ごすことができる時間を多くとることで気持ちが安定しやすくなります。

4. ちょっとしたことも褒める

ちょっとしたことも褒める

ちょっとしたことでも自分を褒める習慣を作ってください。そうすることで自信を取り戻しやすくなります。

5. 自分責めをしない。責めすぎない

自分責めをしない。責めすぎない

心が折れた時は自分を責めることは辞めてください。自分が悪いからとか自分のせいだとか一切思わなくて良いです。責め続けるとどんどん自分が嫌になってしまい折れた心が戻るどころかどんどんやる気が無くなってしまいます。責めているかもって思ったら、責めていたなーと気が付いて終わらせましょう。

6. 自分に向き合うために 一人で過ごす時間を増やす

 自分に向き合うために 一人で過ごす時間を増やす

心が折れてしまった時は、できるだけ人と一緒にいないほうが良い場合もあります。その理由は辛くて人に当たってしまう可能性がある、身近にいる人と比べてしまう可能性がある、そして自分に向き合う事ができにくくなるからです。

一人で過ごすと余計に落ち込んでしまうと思うかもしれませんが、折れた心をもとに戻してあげることができるのは自分です。人に励ましてもらっても結局は自分が自分にマルを出せないと折れた心は戻らないのです。人に愚痴をこぼしたくなるのも分かりますが、まずは一人で自分の心に向き合ってみましょう。それでもどうにもならなくなってきた時は無理しないで相談してみるのもありです。

折れない心になる 強い心を手に入れる

心が折れた時の対処法は分かったけれど、やっぱり強い心が欲しい!少しでも折れない心になりたい!と思っているあなたのために折れない心になるためにできることをご紹介します。

1. 自分に自信を無くす思考を排除する 人と比べない

自分に自信を無くす思考を排除する 人と比べない

心が折れやすい人は周りの人と比べてしまうと特に自分に自信を無くしてしまう傾向にあります。人は人、自分は自分と割り切るのが大切です。羨ましいな~いいな~と思う事はあるかもしれません。でもそれはそれ、あなたはあなたです。切り離していくようにしてください。人はそれぞれ違う環境にいて今があります。比べても仕方ない事なのです。比べて落ち込むくらいなら見ないほうが良いでしょう。目標にするのは過去の自分から成長している自分です。

2. 質の高い睡眠を手に入れる しっかり休息をとる

質の高い睡眠を手に入れる しっかり休息をとる

睡眠は十分にとれていますか。睡眠不足の人は精神的に不安定になりやすいですし疲れも取れにくくなってしまいます。最高のパフォーマンスをしていくためには休息は必須です。もし疲れが取れていないなら休息が足りていないかもしれません。質の高い睡眠を取れるように寝具の見直しや休息サプリメントなどを活用してみてください。

3. 夢中になる時間を手に入れる

夢中になる時間を手に入れる

心が折れやすい人はモヤモヤ同じことを考え続けてしまう事があります。そのような考えを断ち切るためにも他の事に夢中になる時間を取りましょう。おすすめは体を動かすことです。体を動かして血流が良くなることでモヤモヤも解消されやすくなります。イライラしやすい人も運動でストレスを発散しましょう。

4. 好きなことを知る 自分の好きなことをする時間を作る

 好きなことを知る 自分の好きなことをする時間を作る

自分の好きなことを知って、楽しい時間を過ごしましょう。仕事が休みの日は自分の好きなことをする時間をたっぷりと取ってあげてくださいね。ゲームでも漫画でもなんでも良いです。時間を忘れて没頭してしまうような楽しい事をいくつか持っていると折れにくい心を育てるのに役立ってくれます。

5. リア充の追っかけをしない

リア充の追っかけをしない

SNSは皆さん使われていると思います。InstagramやTwitter、Facebookなどではキラキラした生活をアピールする「リア充アピール」がありますね。もしそれを見てあなたが良い気分にならないのであれば見るのは辞めましょう。楽しい気分で見ることができれば良いのですが、リア充の人と自分を比較してしまうなら見ないほうが心の健康のためにはベストです。SNSを見ないと気が済まない・・というようなSNS中毒になってしまわないようにするためにもほどほどの利用にしておきたいですね。

まとめ

折れない心を持つコツ、分かっていただけたと思います。心が折れることは悪い事ではありません。それがきっかけで大きく成長できる可能性があるからです。しかし折れたままでは疲れてしまいますね。できるだけ早くリカバリーして次に繋がるようにしていきましょう。