男性の中には、女性の扱いに慣れ、好かれやすい人がいます。素でそのようにふるまえるような人ならば良いですが、多くは女性に好かれるように自分を演じている「あざとい男性」です。
演技を感じさせず女性の好意を集め、時には女性につらい思いをさせてしまうこと会がある為、付き合いをする時には注意が必要です。メリットにもデメリットにもなるあざとい男性の特徴を紹介していきます。
1.些細なふれあいからでも、女性の扱いに慣れていることが伝わってくる
あざとい男性は、女性のことが大好きで、自ら関わりに行くことも多いです。そのため女性と一緒に過ごす場数を踏んでいます。そのことは、会話や些細な行動に表れてきます。初対面の女性が相手でも物怖じせずに、かつ相手が不快に思わないぎりぎりのラインまで踏み込んで行くような姿が見られたら、あざとい男性である可能性があります。
2.女性の求める言葉を的確に語りかけてくる
あざとい男性は豊かな経験から、女性が求めている言葉を知っています。女性の性格や些細な動きも見逃さずないように常にアンテナを張っています。
あざとい男性は頭の回転も速いので、瞬時に頭を働かせ、女性が求めているであろう言葉を導き出します。求めている言葉をかけられることで、女性は男性に行為のような感情を抱いてしまうのです。
3.頭の回転が速く、その場に合った行動ができる
あざとい男性は頭のどこかで常にその場全体を冷静に見ています。誰かが発した言葉や行動、反応といったものを常に監視し、自分のためになる物を探しています。
そして、きっかけがあれば瞬時に反応し、誰かが求めているであろうことを叶えるために行動し始めます。あざとい男と聞くと、遊び慣れていてチャラい印象を受けますが、非常に冷静で頭の良い部分も持ち合わせているのです。
4.空気を的確に読んでいて、場違いな行動を取らない
あざとい男性は、その場の空気がおかしくなるような言葉や行動は起こしません。空気が壊れ、自分が悪い意味で注目を集めることを嫌っているためで。空気を読んだような発言や行動を繰り返し、周りに自分の姿を印象付けながら、主導権を握っていくのです。
5.女性へのボディタッチが多いが、不快に感じさせない
あざとい男性は、女性へのボディタッチに躊躇いがありません。そしてただ触るだけでなく、あくまで会話などの中で自然に、そして女性が不快に感じるラインを超えないようにしています。
そのため、客観的にみるとあざとい行動とわかりますが、相手をしている女性にとってはあくまで自然なことと特別意識しない程度に抑えられています。
6.自分のことが好きなのか?と思わせるような言葉をかけてくる
あざとい男性は、自分が仲良くなりたいと思った女性に対しては、好意があることを隠しません。その好意は、男性の言動に現れます。好意を隠さない言葉を向けられることで、女性に「この人は自分に気があるのではないか」と思わせるのです。
人間は好意を向けてくれる人に対しては警戒心も働きにくくなるので、そのことを利用して、その人の懐に入り込んでいくのです。
7.まるで少女漫画かのような甘い言葉を平気な顔をして話してくる
あざとい男性は、普通なら男性が恥ずかしがってしまうような甘い言葉でも平気で口にします。これは素で言っているのではなく、女性の前で理想の男性像を演じているため、本心ではなく劇のセリフかのように口にしているためにできることです。
あざとい男性は女性と親しくなるために常に演技をしているような状態なので、自分ではなく役として言葉を発しているだけなのです。
8.女性が手を差し伸べたくなるような弱い姿を見せてくる
あざとい男性は、女性の心に入り込むために、母性本能を利用してきます。そのために、平気で女性に弱い姿を見せてきます。男性の多くはプライドもある為、恋人などの特別な関係の女性以外には弱った姿は見せない傾向にあります。
ですがあざとい男性はそのことを利用して、普段は見れない男性の弱った姿を見せることで、女性の母性本能を刺激し、守ってあげたい、助けてあげたいと思わせるのです。
9.彼氏にできたら周囲に自慢できるような人柄を見せる
あざとい男性は、常に女性に良く見られたいと思っています。そのため、自分の服装やステータスにはこだわっています。周囲に自慢できるような男性でいることで、女性がこの人を彼氏にしたら周囲に自慢できると思わせるのです。それにより、自分から動かなくても、女性側からアクションを起こしたり、自分の誘いを断らないように思考を誘導しています。
10.自分以外にも別の女性の影がある
あざとい男性は、女性の気持ちを集めて優越感を感じています。そのため、あざとい男性はモテます。そんな男性と仲良くなったり付き合ったりした場合、どうしても言動などの端に女性の存在が感じられてしまいます。
男性からすると、付き合っている女性と遊び相手の女性は区別していますが、女性側からするとまるで浮気をしているかのように感じられてしまうこともあります。
11.人を傷つけない小さな嘘ならば平気で口にする
あざとい男性は、自分を良く見せたり、女性が自分に興味を持つようにすることを重視しています。そのため、それらのためなら、小さな嘘ならば簡単に口にします。そこには罪悪感よりも、自分を見せたいという欲求が働いているので、特に悪い事だとも思っていません。
ですが、相手を傷つけるような嘘は、自分の評価も落としてしまうので口にしません。そのため、嘘つきであるという印象が持たれにくいのです。
12.プライベートは隠し、ミステリアスな雰囲気を演出する
あざとい男性は、女性に対してプライベートを隠したがります。自分の内側には最低限しか踏み込ませず、自分の本性を相手に悟られないようにしています。
また、プライベートが謎に包まれていることを利用して、ミステリアスな雰囲気を醸し出し、女性の興味を引いています。特に遊びの関係の女性相手の時には、偽名を使ったりして私生活に影響がないように細工をしていることもあります。
13.自分がコンプレックスに思っていることには一切触れさせない
あざとい男性にとって、コンプレックスは誰にも触れられたくない部分です。誰でもあまり触れられたくないと感じる部分ですが、あざとい男性はそれが顕著です。軽いうちならば話題を変えようとしたりする程度ですが、怒りを露わにすることもあります。
ですがその怒りは、心からの場合もあれば、その場を掌握するための演技であることもあります。あざといと思われる男性を相手にする場合には、隠しているコンプレックスであろう部分は気づいても触れないようにしましょう。
14.誰といる時でも、自分が主導権を握りたがる
あざとい男性は、他の人と一緒にいる環境では自分が主導権を握りたがります。自分の想定していない方向に話が向いたり、自分の評価が下がるような場面を避けるためでもあります。
それは女性と二人きりの時だけでなく、男友達といる時や、複数人でいる時も変わりません。とにかく自分が主導権を握り、自分の得意な話題や自分の評価が上がる方向へ舵を切りたがるのです。
15.女性に上手く甘え、お金を払ってもらうことも
あざとい男性は、女性に甘えるのが上手いです。そして中には、そのことを利用して、女性にお金を出してもらうという人もいます。あくまで自分からお願いするのではなく、女性がお金を出してあげたいと思わせ、自主的にお金を払うように誘導するのです。
そのような女性は男性を好意的に思っていて、自分が利用されているという意識はなかなか持てません。そのため、気づいたらそれなりの金額を貢いていたということもあります。
16.自分がモテることをわかっているかのような行動や言動が見られる
あざとい男性はモテると紹介しましたが、そのことを十分に理解しています。あざとい男性の素の姿がモテているのではなく、女性が好意を感じるような男性を演じているためです。
そしてそのような男性は、女性が演技をしている自分を見て好意を持っていることに優越感を感じているのです。
17.人が見ていたり、人に評価してもらえるようなことは積極的になる
あざとい男性は、周囲の人に認められたり、良い評価を得ることにこだわる傾向があります。これは、あざとい男性は承認欲求が高く、常に良く見られよう、評価されたいと思っているためです。そのため、評価を得られるようなチャンスは逃しません。そして積極性を見せることでさらに自分に注目や評価を集めているのです。
18.誰と一緒にいるかによって、まるで別人であるかのように態度が変わる
あざとい男性は、誰と一緒にいるかによって態度が変わります。その変貌ぶりは、まるで二重人格であるかと思わせるほどです。狙っている女性や自分のことを評価してくれる人、立場が上の人の前では理想の自分を演じたり、相手を立てるような姿を見せます。
ですが興味のない人や自分より下に見ている人の前では、横暴な立ち振る舞いや、周囲に興味が無いかのような姿を見せます。そして、演技をしなければいけない人が表れたりすると、瞬時に頭を切り替えるのです。そのため、素の姿を見ている人は異常に気付けますが、演技されている相手は本省に気付けないことも多いです。
19.年上の女性の扱いが上手く、甘え、可愛がられている
あざとい男性は、年上の女性の扱いが上手く、可愛がられることが多いです。これは、年下の男性の姿に女性の母性本能が刺激されやすいためです。
あざとい男性は、利用するためならば自分とある程度年の離れている女性が相手でも甘え、気に入られるように振舞います。年下の男性に甘えられる機会がなかなかない女性は、それにより心を開いてしまうのです。
20.追い込まれて余裕が無くなってしまうと、普段からは想像できないほどに動けなくなる
あざとい男性は常に余裕が感じられる振舞いを見せます。何時も演技をしているので、周囲や自分を客観的に見ていることが理由です。ですが本当に追い込まれてしまうと、その余裕を持った演技ができなくなり、本性が見えるようになります。
普段の冷静さなどは演技によるものなので、演技ができなくなると、普段の様子からは想像できないほどに戸惑ったり、動けなくなってしまうのです。
21.自分の失態は必死に取り返したがる
あざとい男性は、自分の評価が落ちることをとにかく嫌います。そのため、失態を犯したり、評価が落ちるようなことをしてしまった場合には、何が何でも取り返そうと必死になります。その時には余裕が無くなったり、演技ができなくなることも多いです。
まとめ
あざとい性格の男性が全員付き合いに気を付けなければいけないわけではありません。ですが、女性を利用し、辛い思いをさせることがあるのも事実です。
あざとさを感じさせる行動や特徴がみられた場合には、その人が演技をして好意を持たせようとしているのではないかと疑いを持つことで、あざとい男性に入れ込みすぎてしまい、利用されるということを減らすことができます。
あざとい性格の男性の中でも、女性に慣れ、勘違いさせたり、利用するような男性には注意しましょう。