執着心が強い人の類似する12の特徴と6のしくじり

執着心が強い人の12特徴と6のしくじりまとめ 人生

執着心が強い人、学校や職場で必ず一人はいると思います。異性にモテること。成績を常に上位にいるようにすること。先生に気に入られたい。他の人よりも多くのことを所有していたい。同期の中でトップに立っていたい。他人を払いのけても上位にいたい。考えてそういった行動をとるかもともとの性格かで人間関係の距離をはかる場合が多いのですが、一番気を付けなければならないのはもともと執着心が強い人です。彼らは悪気があってやっているのではないのですが、隣人は害を受けてしまうケースが考えられます。

そういった意味で執着心が強い人からは離れた方がお勧めです。もしこちらを読んだ方で少しでも特徴に当てはまるということがあれば周りの目などをチェックするといいかもしれません。そういった執着心が強い人の特徴と失敗をご紹介します。

特徴1.モノや地位に対する執着が強い

モノや地位に対する執着が強い

執着心が強い人はモノや地位に対する執着が強いことがあげられます。会社の支給品を是が非でも使いたがる。学校の先生があげるモノを異様に欲しがる。周りよりも少しいい服や時計、車、会社や学校での地位にこだわります。何が何でも同期よりも早く出世したい。周りの人よりも優れた人だと思われたい。

特徴2.プライドが強い

プライドが強い

異様にプライドが強い人は執着心が強いケースが多々あります。ちょっとした一言ですぐに感情が高ぶることが多々ある人は要注意です。執着心が強い人は自分の自尊心を常に高いところに置こうとする傾向があります。

そしてその高いところから少しでも下げられるような行動や言葉を発する人に対抗しようとして、プライド強く応対するケースが多く見られます。

特徴3.他人のやることが一つ一つが気になる

他人のやることが一つ一つが気になる

他人が新しいチャレンジをしていることにちょっかいを出す人は執着心が強い傾向にあります。自分が持っていない資格や昇格を得ようとしていると、毎日とまではいかないまでも週2.3回は勉強の進捗や昇格の可否を聞いてくるケースが多く見られます。

これは自分では手が届かないものや他人が自分と違う部分で突出しようとするのを言葉巧みに阻止しようとする心理作用があるかと思われます。

特徴4.自己ルールを他人にも強いる

自己ルールを他人にも強いる

自分の常識を他人にも強いるケースがある人は執着心が強い傾向にあります。自分が考えたこと、思ったことは全体の総括意見とでもいうかのように協調を迫ります。

「システムが使いづらい。この対応方法では全然ダメだ。それって常識ではないのですか?」自分が思ったことを歯に衣着せぬ言い方で他人に強いる。過激な方は自己ルールに従順するように強いるケースもあります。これは自分の常識が非常識に当たることの恐れやそれに対する反対意見を言われることへの恐れから来るかと思われます。

特徴5.自分の言葉で他人が傷つくということを考えない

自分の言葉で他人が傷つくということを考えない

言葉に対する気づかいができない人は執着心が強いケースがあります。言葉は人を傷つける可能性があるものということを理解していても、私が言ったことは間違いではないから言われた方が傷つくのは仕方のないことだというような考え方をする方は要注意です。

間違いではないにしても、人を傷つけるのは悪いことという考えがないように思われます。これは自己肯定感を高めるのに大義名分を使っているように見られます。。

特徴6.自分にできないことは他人もできないという心理バイアスがある

自分にできないことは他人もできないという心理バイアスがある

執着心が強い人は何かしら努力をする人です。ただその努力しても手に入らなかった資格や地位は他の人でも手に入れることができないという考えがあるように見受けられます。

自分がこんなに努力してもダメだったのだから他の人がやっても同じ結果になるだろうという心理バイアスがあると思います。本人としては親切心で言っているつもり部分があるので修正がしづらいケースが多々あります。

特徴7.自分だけの特別ルールがある

自分だけの特別ルールがある

これは上記の特徴4.と少し意味合い違います。自己ルールと別枠で自分にだけ許される特別ルールが執着心の強い人にはあるように見受けられます。仕事中居眠りすること。授業中に別科目の勉強を行う。他人の行動は制限するのに自己の行動は制限がないかのように振る舞う。自分のことを最優先として、周りの都合は全く考えない行動をしてもいいという考えがもしかしたらある可能性があります。

特徴8.一方的にしゃべる

一方的にしゃべる

一方的にしゃべる行為は執着心が強い人の一番顕著にでる行動のように思います。他人の言葉を間に挟みたくという心理があるのか、yesのみを求めるような言い回しをよくしてくる人は執着心が強い傾向にあります。

これも自己顕示欲からでる行動だと考えております。一方的にしゃべることやyesをとることで、反抗したり怒らせたりするともっとしゃべるぞという警告をしている可能性があります

特徴9.いの一番に物事をえり好みする

いの一番に物事をえり好みする

物事の判断がいつも一番目ではないと気が済まないという考えを持っている人は執着心が強いと思います。

自分がやりたい部活動、進みたい進路、学校行事、仕事の割り振り、やりたい仕事しかしないなどいつも自分がやりたいことを優先する人は注意が必要です。本来ならば自己愛と他人への配慮がフラットになっていれば起こらないのですが、自己愛ばかりに重きを置いたばかりに発生していると考えます。

特徴10.忠告をその場では聞くが行動修正をしない

忠告をその場では聞くが行動修正をしない

忠告を受けても行動修正を行わない人は執着心が強い傾向にあります。自己のやり方がマインドセットされていたり身に沁みついていたりする人は注意が必要です。

行動修正をしないというよりもできないという感じを受けます。先生や上長など目上の人から言われてもその場限りの対応でやり過ごし、まったく反省していないというケースをよく見受けられます。

特徴11.他人を陥れる発言が多い

他人を陥れる発言が多い

自己の地位を少しでも上げたいがゆえに他人を陥れる発言が多い人は執着心が強い傾向にあります。この行動は自己の正義が相手への配慮よりも上回り、自己の評価を少しでも良くしようとして他人を陥れる発言をするケースが見受けられます。

特徴12.多少の乱暴な言動は許されると考えている節がある

多少の乱暴な言動は許されると考えている節がある

社会人としての一般常識として暴言を勤務時間中は言わない、言ってはいけないというマナーがあることを知りつつも自分の感情が高ぶっている時はそういったことを言ってもいいという考えを持っている人は執着心が強い傾向にあります。

しくじり1.管理職への昇進は厳しい

管理職への昇進は厳しい

上記の特徴12個から読み取れるように執着心が強い人はひとりよがりな部分が多く見受けられます。そういった人を管理職へと昇進させるケースはほぼ稀です。自己のことばかりでメンバーのことを考えないばかりか、もしかしたらコンプライアンス違反も想定される人を管理職に置くというのは会社にとってリスクがありすぎる選択になります。

しくじり2.本当の友人ができない

本当の友人ができない

会社での同僚、学校での友達はできると思うがそれ以上の関係は執着心が強い人は作れないと思う。悩みや愚痴をお互いに言い合える関係というのはフラットな関係でないと難しい。

執着心が強い人は相手よりも上に立ちたいという優先度が高いのでそういったフラットな関係を築くのが難しいと言わざるを得ない。友人を作るということは会社の上長や既存の学校教育では教えてくれない部分になっているので、必要性を見出せる可能性がほぼ無いと思われる。

しくじり3.プライベートの付き合いがない

プライベートの付き合いがない

本当の友人ができない人は異性と付き合えるか?この問いに関しては難しいと言わざるをえない。同性の部分でつまずいているのに、異性関係でつまずかないというのは少し考えられない。その部分で休日は一人で過ごす可能性が強いと思う。

しくじり4.いいように使われる

いいように使われる

執着心が強い人はそのプライドの高さゆえに地位が高い人に利用されるケースが考えられる。特徴の項目で記述した通り、執着心が強い人は努力ができる人物である。その努力成果が報われるときは重宝されるが、努力を怠けたり成果が見込めなくなったりすると途端に戦力外として扱われる可能性がある。左

しくじり5.後から入ってきた人にキャリアを先に越えられる

後から入ってきた人にキャリアを先に越えられる

前述のしくじり4.で記載した後、執着心が強い人はキャリア形成が見込めなくなる可能性が強い。そうなってくると会社や事業が変化していくことに、ついていけないことやついて行く気持ちが薄れるなどでキャリアに対して青写真を描くのが難しくなってくる。

しくじり6.退職に追い込まれるケースがある

退職に追い込まれるケースがある

前述のしくじり3.4.の最悪のケースとして退職に追い込まれるという可能性がある。組織に不要とみなされてしまうと、組織編成などで組織変更を余儀なくされ、本来自分が持っている持ち味がいかせない場所(執着心が強い人の場合、チーム協力で業務を行うなど)に配属されてしまうケースなど考えられる。

まとめ

上記の12の特徴から6つのしくじりをご紹介いたしました。誰でも大なり小なり上記の特徴は持っていいます。大切なのはそれを自覚するかしないかです。自覚していればセルフコントロールできるので普段自分が何気なく行っている言動をチェックするのも面白いかもしれません。