あなたは、友達や恋人、家族といる方が好きですか?それとも、ひとりでいる方が好きですか?実は近年、ひとりでいる方が好きという人が増えてきています。
自分の時間をゆっくりと持つことができますし、趣味や勉強の時間を大切にすることができるからです。
しかし、ひとりが好きというと、さまざまな誤解を生むことも多々あります。寂しい人と思われたり、協調性がない人だと思われたりすることもあるでしょう。そこで、ひとりが好きという人にはどんなメリットとデメリットがあるのか、ご紹介していきましょう
ひとりが好きという理由は
ひとりが好きと答える人でも、どんな風にひとりで過ごすのが好きなかは、それぞれ違いがあります。
例えば、週末は必ずひとりで過ごしたいというタイプの人もいれば、ランチは必ずひとりで食べたいという人もいます。ポイントは、何故ひとりでいたいのか、ということです。
ひとりでいたくて、ひとりになることが好きなのか。誰とも関わりたくないから、ひとりになることが好きなのか。その理由により印象は大きく異なってくるでしょう。
ひとりでいたくて、ひとりになる
ひとりが好きな理由として、ひとりでいたいから、というタイプの人は、自分の時間を大切にしたいという場合がほとんどです。
人づきあいが苦手というわけではなく、社交的な場にもちょくちょく顔を出しています。ただ、常に人と一緒にいなければ気が済まないというタイプの人ではありません
人と一緒に過ごすことも好きだけれど、そればかりだとちょっと疲れてしまう。自分らしい時間も持って、初めてバランスが良いと感じる。ということです。このような人の場合、非常に人とのコミュニケーションにおいてバランスが取れていると言えるでしょう。
人との関わり方を知っているからこそ、自分の時間を大切にすることができるのです。このようなタイプの方なら、趣味の時間を楽しんでいるように見えることでしょう。
誰とも関わりたくなくて、ひとりになる
一方、誰とも関わりたくなくて、ひとりでいたいというタイプの人は、コミュニケーションを苦手と感じていることがほとんどのようです。
会話をすると、何を話していいのかわからないから疲れる。人のペースに合わせなきゃいけないことがストレスになる。という方です。
どちらかと言えば、ひとりになる状況を選んでいるというよりも、ひとりにならざるを得ないと見られてしまうことがあるため、寂しい人と思われるのがデメリットです。
ただ、コミュニケーションが苦手と感じているほど、人とそれほど多く関わっていません。数少ない人たちとのコミュニケーションの印象があるからこそ、次のコミュニケーションに気持ちが向かないのです。
無理をする必要はありませんが、さまざまな人とのコミュニケーションを自ら断絶しすぎず、扉は開けておくことを忘れないようにしましょう。
ひとりでいると、いいことは
ひとりが好きという方は、ひとりでいることでたくさんのいいことを体験しています。例えば、周辺をお散歩しようという気持ちになった時。誰かと一緒にいると、目的地を決めたり、どれくらいの時間、散歩するのかを決めたりしなくてはなりません。
しかしひとりなら、気の向くまま好きなだけ散歩することができますし、帰ろうと思ったらいつでも帰ることができます。街に出かけるときも、好きなお店だけに立ち寄ることができますし、何事にも縛られることはありません。
休日くらいは自分の時間を思いっきり楽しみたい!という方ほど、アクティブにひとりで動くようです。もちろん、自宅でのんびりと過ごすタイプの人もいます。
スイーツを作ったり、読書を楽しんだりと、それぞれ自分がやりたいことを楽しめるというのは、非常に贅沢なことだと言えるでしょう。
ひとりでいると、よくないことは
ひとりが好きという方は、自由気ままに行動することができるので、いいこと尽くしのような気がします。しかし、一方でデメリットがあるのも事実です。
例えば、レストランに行くと、ひとりで食事をするのは目立つことがありますし、お気に入りのお店に行って、食べたいメニューがいくつかあるのにひとつしか選べないということ、そして何より、誰からも相手にされていないのでは?と勘違いされてしまうことです。
ただ、ひとりでいることが増えていけば、そのような視線も気にならなくなりますので、個人により感じ方は異なると言えるでしょう。
ひとりになれない人とは
ひとりが好きだけど、ひとりになれないという人もいることをご存知でしょうか。気持ちとしては、ひとりが好き。でも実際に1人になると寂しくなってしまうというタイプの人です。
このような人の場合、人に依存している可能性があると言えるでしょう。人と一緒にいると、気疲れをしてグッタリしてしまいますが、ひとりになると誰も相手にしてくれないようで寂しくなるのです。
ひとりが好きで、ひとりにいることになれている人ほど、誰と接してもキチンと自分を持って接しています。
だからこそ、ひとりになることができますし、人と一緒にいることもできるのです。ひとりになれないと感じたときは、人に依存していて自立が不完全であると言えます。自分に自信を持つためにも、ひとりの時間にチャレンジしてはいかがでしょうか。
ひとり好きは本を読むのが好き
ひとり好きという人ほど、本を読むことが好きという人が多いようです。本を読むときは、その世界に浸り楽しみたいもの。人と一緒に読書を楽しむ方法もありますが、喜怒哀楽の気持ちを気にせず感じられるのは、やはりひとりでいる空間であるからこそできるもの。
本以外にも、映画やドラマ、DVD鑑賞もひとりの方がいいと思う人は多いようです。
ひとりで本を読んだり、映画を観たりすることは一見寂しい行為のように思うかもしれませんが、自分の気持ちに正直になれるため、結果的に気持ちが満たされ、ストレスも発散することができます。
まだひとりで映画を観たことがないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。誰にも見られていないひとりの空間で心を動かせることは、意外と清々しいものです。
ふたりの良さも知ろう
ひとりが好きという方の中に、一緒に人と暮らしたくないという考え方を持つ人もいらっしゃいます。それは、ひとりの時間を侵食されたくないと思ってしまうからです。
確かに、人と一緒に暮らすということは共有部分が増え、ひとりでいる時間や空間は少なくなります。しかし、ふたりの空間を知ることで、よりひとりの時間が好きになり、大切にしたいという気持ちも芽生えるようです。
二人でいるということの豊かさを知った上で、ひとりでいることの有り難さを知ることも面白味のあることだと覚えておきましょう。
まとめ
ひとりが好きというタイプには、どのような人がいるのか、またどんなメリットやデメリットがあるのかについてご紹介しました。
ひとりが好きということと、誰かと一緒にいるということも大切にできれば、より充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。また、ひとりが好きという意味についても自分はどのような考え方を持っているか、知っておくべきです。
自分は「1人」が好きなのか、「独り」が好きなのか、どちらのひとりが好きなのかを考え、これからについて考えていくことが大切です。ひとりが好きということを大切に、これからも自分らしいひとりの時間を楽しんでくださいね。