貫禄がある人とはどのような人のことを指すのか?貫禄があると聞くと良いイメージがありますが具体的にはどのような態度、言動、仕草が求められるのでしょうか。少しでの貫禄がある年のとり方をするために貫禄がある人の特徴をご紹介します。
- 1.「恰幅が良い」
- 2.「身だしなみがきっちりしている」
- 3.「雰囲気がある」
- 4.「我が道を行く」
- 5.「周囲の圧に決して負けない」
- 6.「責任感が強い」
- 7.「筋を通す」
- 8.「素直に謝ることができる」
- 9.「言い訳はしない」
- 10.「周囲の人に分け隔てなく接する」
- 11.「堂々としている」
- 12.「集団の中にいても目立つ」
- 13.「鷹揚(おうよう)としている」
- 14.「一点を見つめて、目を見て話す」
- 15.「人前で堂々と発言することができる」
- 16.「私が絶対にやる。それを◎◎君に伝えてくれ」
- 17.「身命を通してわたしがやる。もとより覚悟の上だ。」
- 18.「わたしはいい。ほかは大丈夫か?周囲に負担をかけたくない」
- 19.「何事も情熱をもって、まっすぐに進もう!」
- 20.「平常心でいけ。それ以上の働きはしないんだ。かえってミスをやる。」
- まとめ
1.「恰幅が良い」
貫禄のある人の特徴としては、「恰幅が良い」というのが挙げられます。その恰幅というのは、ただ単にふくよかということではなく、ある程度引き締まった身体をしていると、とても貫禄のある人に見え、一目置かれる存在となるのです。やはり人間見た目が9割というのは本当のようです。
2.「身だしなみがきっちりしている」
次に挙げる貫禄のある人の特徴としては、「身だしなみがきっちりしている」ということです。ワイシャツ一つにしても、きちんと洗濯されて、アイロンがけされている。革靴一つにしてもきちんと手入れされており、汚れがついていない等の特徴が挙げられます。
きちんと髪もセットされて、髭も剃られていて、身だしなみが整ってこそ貫禄が出てくるのです。やはり身だしなみが整っていないと、どんなに貫禄のある雰囲気、体格、人格等を持ち合わせていても、貫禄のある人にはなれないのです。
3.「雰囲気がある」
貫禄がある人の特徴としては、「雰囲気がある」人の事を貫禄のある人の特徴だとも言えます。その雰囲気というのは、「この人だったら大丈夫」「この人になら任せることができる」という雰囲気であり、それが貫禄なのです。
そして、貫禄のある人というは、大抵そつなくこなすことができる人が多いのは事実です。それが雰囲気になって現れて、周囲から頼られる人間になり、益々貫禄が増していくのです。
4.「我が道を行く」
貫禄のある人は決してブレたりしません。所謂、頑固者ともいわれるかもしれませんが、その頑固さが貫禄を出すことにも繋がっているのです。そして、「人が右に行けば右」「人が左に行けば左」という生き方は絶対にしません。
とにかく、「自分がこうだ!」「これだ!」と思うことを突き進むので、「我が道を行く」イコール貫禄にも繋がっていくのです。
5.「周囲の圧に決して負けない」
例えば会社で10人の主張と自分一人の主張が食い違うことだってあると思います。普通の人は多数の人について、無難に事をおさめることをするでしょう。ところが貫禄のある人は、自分なりの意見に自信をもっておりますので、その意見を主張し続けます。決して、押し付けることはしません。
その主張が通る場合もあれば、通らない場合もあるかと思いますが、とにかく自分の意見を主張して、周囲の圧に負けることはしません。このような生き方をしている人は、貫禄もついてきますし、やはり周囲から一目置かれる人になるのです。
6.「責任感が強い」
貫禄のある人は請け負った仕事は、どんな逆境にあっても投げ出して放棄することは絶対にしないのです。請け負った仕事は最後までやり遂げる。それが自分の仕事だという認識があるのです。
よって責任感が人一倍強いので、重要な仕事も任せられたり、出世するのがとても早かったりするのが特徴です。やはり周囲もその貫禄に圧倒されるのでしょうね。
7.「筋を通す」
貫禄のある人は自分なりの意見、やり方、プライドがありますので、必ず筋を通すことをします。これも途中で話を変えたり、逃げ出したりは絶対しません。貫禄のある人にとって筋を通さないことは、とても恥ずべきことであり、そのようなことをできてしまう自分自身に腹が立ってしまうものです。
筋を通すことで、周囲の関係も良好したいと思っているのも、貫禄のある人の特徴といえます。
8.「素直に謝ることができる」
しかしながら、貫禄のある人もスーパーマンではありません。やはり間違ってしまうことや、手違いを起こしてしまうものです。
その時は、下手な言い訳をせずに、「すみませんでした」「大変申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げることもいとわないのです。その素直に謝ることができる人格が、貫禄のある人の特徴と言っても過言ではないのです。
9.「言い訳はしない」
上記の「素直に謝ることができる」にも繋がってくるのですが、ミスや手違いがあっても「言い訳」は絶対にしないのです。とにかくひたすらに謝り、そのミスの修正に取り掛かるのが貫禄のある人の特徴です。言い訳をしようと思えばいくらでもできますよね?
下手したら、部下のせいにしたりする人もおりますが、貫禄のある人はやはり自分がミスしたのだから、自分が周囲に謝罪をして、そのミスを一刻も早く修正すべきという考えを持っているのです。
10.「周囲の人に分け隔てなく接する」
貫禄がある人は損得勘定で動くことはあまりしないので、周囲の人間に分け隔てなく接するのも貫禄のある人の特徴になります。上司だから媚びる、部下だから見下す、同僚だからため口でいいなんて考えはしないのです。
誰にでも敬語で接して、上司とは良い仕事ができるように、部下が困っていれば助けてやる、同僚とは良きライバルとして一緒に頑張っていくという姿勢がありますので、みんなから慕われ、人気者になるのです。
11.「堂々としている」
貫禄がある人の態度としては、「堂々としている」ことが挙げられます。見る人が見れば偉そうに見えるのかもしれませんが、道を歩くときは真ん中を堂々と歩くこと。そして、少々の事にも動じません。
やはり貫禄のある人で、何事にもビクビクしたり、道の端を歩くような方は、お世辞にも貫禄のある人の態度とは程遠くなってしまいます。威張るのではなく、「堂々としている」のです。
12.「集団の中にいても目立つ」
これは貫禄のある人の堂々としている態度にも繋がってくるのですが、堂々としていて、凛として品があるものですから、どうしてもその貫禄のある姿が目立ってしまうのです。
例えば10人の集団の中にいて、遠目でも「あっ!あの人だ!」と分かってしまうのが、貫禄のある人の態度ともいえるのです。大げさな態度をしているわけでもないのに、目立つのは貫禄のある人の態度の特権と言ってもいいのかもしれませんね。
13.「鷹揚(おうよう)としている」
貫禄がある人の態度としては、鷹揚としているという特徴もあります。やはり余裕なく動きまわったり、お話しをする人に貫禄のある人はほぼ皆無です。
やはり鷹揚として、周囲を包み込むような態度が貫禄につながり、周囲から一目置かれて、「この人に任せよう」「この人に相談しよう」となるのが人情と言ってもいいのかもしれませんね。鷹揚としているその態度は、周囲の人からすると安心感にも繋がっているのです。
14.「一点を見つめて、目を見て話す」
貫禄がある人の態度として挙げられるのは、きちんと相手の目を見て、きちんとハキハキと話すことも態度として挙げられます。しかもキョロキョロせずに、一点を見つめて、相手の目を見て話すことによって相手も安心しますし、相手への礼儀ともなるのです。
このよう点も貫禄がある人はわきまえているので、一点と見つめて、目を話すことが、貫禄につながり、より良い人間関係やビジネスチャンスにも繋がっていくのです。
15.「人前で堂々と発言することができる」
貫禄がある人は人の上に立つ人も多いのも事実です。よって人前でプレゼンをしたり、指揮を執る人も多いのも事実です。そんなときに、大抵の人は緊張してしまい、オドオドしてしまうものですが、貫禄のある人はそれが失礼にあたると思っているので、決してオドオドしたりしません。
とにかく「人前に出たのだからベストを尽くそう」と考えるので、人前で堂々と発言をして、プレゼンを成功させたり、指揮を執って結果を出す人が多いのです。そのようなことから、人望も厚くなっていくのです。
16.「私が絶対にやる。それを◎◎君に伝えてくれ」
貫禄がある人の言動というのは、いつの時代も重みがあるものですが、貫禄がある人は逆境に駆り出されてしまうこともあります。例えば囮が必要になった時などは、「私が絶対にやる。それを◎◎君に伝えてくれ」等と言って、周囲を安心させて、共に戦う相手をも安心させて目標を達成しようとするのです。その姿勢が貫禄に繋がるのです。
17.「身命を通してわたしがやる。もとより覚悟の上だ。」
人は生きていると身命を通してやらないといけない仕事や事柄が出てくるものです。大抵の人ならば逃げ出してしまうことでしょうし、権力者に頼ることでしょう。
しかしながら、貫禄のある人は最後まで自分でやり抜くことに意義があると思っているので、決してそのようなことはしません。よって「身命を通してわたしがやる。もとより覚悟の上だ。」と言って、絶対にブレずに目標を達成することにベストを尽くすのです。
18.「わたしはいい。ほかは大丈夫か?周囲に負担をかけたくない」
貫禄がある人の代名詞と言ってもいいのかもしれませんね。自分の事は後回しでいい。周囲のことを気にかけ、負担をかけることを好まずに、周囲に良きに取り計らう姿勢です。
このような姿勢が貫禄に繋がり、人望にも繋がり、信頼にも繋がっていくのですね。大事な仕事をしていて、「わたしはいい。ほか大丈夫か?周囲に負担をかけたくない」と言われたら、「この人についていこう」と思うものです。
19.「何事も情熱をもって、まっすぐに進もう!」
現代人に欠けているもの。それは「情熱」と言ってもいいのかもしれません。「情熱がなくても稼げる」「情熱なんか暑苦しい」と考える人が大半だと思います。
しかしながら、貫禄がある人は、何事も情熱を持ち、取り組んでいることが多いので、白けた周囲の人間に「何事も情熱をもって、まっすぐに進もう!」と喝を入れてくれるということも貫禄がある人の言動の特徴の一つなのかもしれませんね。
20.「平常心でいけ。それ以上の働きはしないんだ。かえってミスをやる。」
貫禄がある人の言動というのは、とても筋が通っており、核心をついていることが多いものです。例えば仕事で何かミスをしたとします。ミスをすると人は平常心を失います。
そんなときに、「平常心でいけ。それ以上の働きはしないんだ。かえってミスをやる」と言われると、人は平常心を取り戻し、仕事に取り組むことができるのです。このように貫禄のある人は周囲に目を配り、周囲を安心させて、さりげなく大切なことを教えてくれるそれが貫禄がある人の言動だと思います。
まとめ
貫禄がある人に類似する20の特徴 態度・言動・仕草をご紹介しました。10個の特徴と5個が態度、5個が言動。貫禄がある人とは、雰囲気があり、周りの人の見本である人望がある人物です。
貫禄がある人の特徴の1個だけでもいいから、自分で出来そうなものを日々の生活の中に取り入れて、貫禄を少しでも身に着けてください。