人間の意識構造には二種類があります。一つは顕在意識と呼ばれるもので、意識して何かを行おうとするときに働くもの。もう一つは潜在意識と呼ばれ、いわば「バックグラウンド」で無意識に働いているもの。

一見すると顕在意識のほうが重要な気がしますが、実はバックグラウンドではたらいている潜在意識の担う役割は非常に大きく、潜在意識をうまく引き出すことが出来れば、どんな職業においても成功できるといわれています。

とくにスポーツや競技など、強靭な精神力と高いスキルが求められる職業では、潜在意識をどこまで高められるかが、成功の度合いを左右とするといっても差し支えないほど。潜在意識を引き出すことの出来る人と、そうでない人とでは、人生のあり方自体も変わってきます。

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まずは目標、計画を定める

まずは目標を定める

人生に何の目標もなく、だらだらと生きていると、潜在意識を高めることは出来ません。まずは目標を定め、それを達成するにはどうしたらいいかを頭の中で考えるようにしましょう。

将来に対するはっきりしたビジョンを持つと、意識をそのことに集中させやすくなります。自分はこうありたい、このような存在になりたい、こんな職業につきたい、といった具体的な目標を定めてしまうと、そこに向かう最短距離が見えてきます。明確な目標がありさえすれば、目標に到達するためにしなくてはならないことを、自分自身がひとりでに模索し始めるようになります。

いったん目標が自分の心の中に強固に固められると、潜在意識が自ずとはたらくようになり、目標達成には直接関係なさそうな情報やスキルを収集するようになります。

長期的な展望を持つ

長期的な展望を持つ

今日、明日、今週、今月という短いスパンで考えることも必要ですが、長期的な展望を持ち、計画を練ることも潜在意識を高めるのに役立ちます。短いスパンだけは潜在意識に効果的なシグナルを与えることが出来ず、潜在意識を最大限に引き出すことは難しくなります。

長期的な展望を持ち、複数の異なる目標を持っていると、潜在意識は複雑な作業を行わざるを得ず、その結果潜在意識を鋭利に保つことが出来ます。潜在意識を常にはたらかせておくことこそ、成功への鍵となります。

小さな目標をたくさん持つ

小さな目標をたくさん持つ

長期的な展望とともに、毎日達成できるような小さな、そして簡単な目標をたくさん持つようにしましょう。あまりにも困難で、長い時間を要する目標を一つだけもつことにはリスクが伴います。

どんなに頑張っていても、自分一人の頑張りだけでは達成できないこともあります。ただ一つの目標だけにしがみついていると、志半ばで燃焼しつくしてしまったり、すべてが面倒になり、どうでもいいと感じるようになります。

少しの努力と時間で簡単に達成できる目標を毎日こなすことにより、やれば出来るという事実が積み重ねられ、潜在意識を十二分に引き出すことができます。

就寝前に明日の予定を考える

就寝前に明日の予定を考える

就寝前のひととき、明日の予定を頭の中で組み立て、やらなければならないことについて考えるようにしましょう。これを毎日の習慣として確立すると、潜在意識を効率よく引き出せるようになります。

頭の中に明日やらなければならないことをあらかじめインプットするだけで、潜在意識が自動的にはたらきはじめ、翌日起床した瞬間から、自分では意識せずとも、心身ともに今日の課題に取り組む準備が出来ていることになります。就寝前のひとときを有効に用い、無意識のうちに目的の行動が取れるようにイメージを膨らませておくと、潜在意識を引き出しやすくなります。

潜在意識を引き出す思考方法

頭の中でイメージトレーニング

頭の中でイメージトレーニング

ただ目標を持つだけでは十分ではありません。目標をやり遂げたときのことを頭の中で映像としてイメージすると、モチベーションも上がります。たとえ頭の中であっても、映像化されたイメージにはインパクトがあります。

目標を紙に書いたものを眺めるだけでも、潜在意識ははたらき始めますが、それに加えて画像、映像的なイメージを思い浮かべておくようにすると、やる気もさらに沸いてきます。やり遂げたあとには、必ず楽しいことが待っているというわくわく感を心に抱かせるようにしましょう。

ネガティブ思考を捨てる

ネガティブ思考を捨てる

何事もネガティブに考えていると、やる気が起こらなくなります。目標がなく、やる気を失うと潜在意識は低速モードになり、体が最低限必要としていることだけを行うようになります。ネガティブでやる気のない状態は、体と精神を曇らせ怠け癖を付けてしまいます。

どうせ自分には無理、と何事も始める前から諦める習慣を正し、何事もなせば成るという気持ちで臨むようにします。ネガティブ思考からポジティブ思考に考え方を転換するだけで、深層心理に良い影響を及ぼし、それに刺激され潜在意識のはたらきも活発化します。

達成できたことを考えるように

達成できたことを考えるように

いったん自分に対する自信を喪失すると、潜在意識もうまくはたらかなくなります。潜在意識を引き出すには、自分の能力や素質に疑いを抱かないような、強い精神状態が求められています。

うまくいかないことがあり、元気が出ないときややる気をなくしたときには、これまでにやり遂げたことや成功したことを思い起こすようにしましょう。

失敗や中途で断念したことばかりに気を取られていると、潜在意識は最低限の機能しか果たさなくなります。

静かに瞑想する時間を作る

静かに瞑想する時間を作る

時間帯やタイミングを決め、一日に最低一回は静かに瞑想する時間を作りましょう。何もせずに静かに瞑想することにより、深層下ではたらいている意識をより鮮明にすることができます。

瞑想する際には呼吸法にも気をつけるようにします。瞑想時の呼吸法の基本は腹式呼吸、コツを掴めるまでしばらく時間がかかりますが、いったん覚えてしまうと楽に出来るようになります。

瞑想で精神統一を図り、心を空白にするトレーニングを行うと、潜在意識をうまく引き出すことができるようになります。

やる前から出来ないと思わない

やる前から出来ないと思わない

やる前から自分には到底無理と諦めてしまっては、潜在意識をはたらかす意味がなくなります。面倒だから、大変だからといって中途半端にやめる悪いくせがついてしまうと、潜在意識をはたらかせておく必要性すらなくなってしまいます。はじめる前から無理だと考える消極さを払拭しましょう。

やり遂げたいことがあるなら、まずは十分にモチベーションを高めることが先決です。

なぜやりたくないか、その理由を考える

なぜやりたくないか、その理由を考える

やらなければならないことなのに、どうしてもやる気になれない、こんな場合はまず本当にそれをやる意味があるのか、もうそうだとするとどうしてやりたくないと思うのか、自分の気持ちから探ってみるようにしましょう。

やらなければならないことがあるのにやりたくない、どうしても出来ない、という場合、本心ではやらなくていいと思っていたり、そもそもやる必要性さえ感じていないことがあります。良い結果を出すには、なぜそれを行わなければならないかということを自分自身に納得させる必要があります。

理想の自分像を意識する

理想の自分像を意識する

 

潜在意識を最大限に引き出すポイントは、すべてがうまく運んだときの理想的な状況を常に頭の中にイメージしておくことです。理想的な状況を常に意識しておくことにより、潜在意識が自動的にこのような理想の状態に近づけてくれます。

スポーツ選手などもこのように理想的な状態をイメージトレーニングすることにより、どんどん能力を上げ、良い成績・記録を残せるようになります。これを見習い、すべてがうまく運んだときの理想の状態を、頭の中に常に用意しておくようにしましょう。

潜在意識を引き出す行動方法

何事も習慣付けが肝心

何事も習慣付けが肝心

日常的にこなしていることは意識して考えなくても、自然に手や足が動いて無意識のうちに作業を終えていることがあります。たとえば自宅を出てから職場に向かう通勤や、日常的に行う掃除や洗濯など、どうしてやったか覚えていないけれども、気がついたらすべての作業を終えていたということがよくあります。

このように毎日繰り返し繰り返し行うことは、自分で意識しなくても、潜在意識のおかげで自動的に体が動き、考える手間も努力も必要なく、一人でに出来てしまいます。

これにならい、もう少し高度なことも日常的に繰り返すことにより、顕在意識を働かせることなく、潜在意識の力で出来るようになります。習得したいことがあれば、日常的に繰り返し行い、習慣づけるようにしましょう。

規則的な生活習慣を心がける

規則的な生活習慣を心がける

生活習慣を整え、睡眠や食事の時間を規則的に取るようにしましょう。乱れた生活習慣を続けていると、潜在意識は体のメンテナンスにかかりきりになってしまい、他のことに注意を向ける余裕がなくなってしまいます。

毎日の生活を規則正しく、健康に過ごすだけで、潜在意識を引き出し、自分の持つポテンシャルを効果的に高めることができます。

身の回りを整頓する

身の回りを整頓する

デスク回りや部屋の中を出来るだけ秩序よく、整理整頓しておくようにすると、余分なことに煩わされる必要がなくなります。

仕事上の能率を高める上でも、余計な雑念にとらわれないためにも、身の回りは常にきちんと整頓しておくようにしましょう。潜在意識を引き出すには、何にも邪魔されずに集中できる環境を作る必要があります。

考えずに出来ることを増やす

考えずに出来ることを増やす

瞑想トレーニングを欠かさず行うようにすると、集中力が高まります。心の中を雑念がない状態にしておくと、どんなことでも容易く行うことができるようになります。顕在意識ではなく、潜在意識のほうを大きくはたらかせて物事を行う練習をしましょう。

最初は困難に思われることでも、日常的に繰り返し行うことで、知らず知らずにうちに無意識に手足が動くようになります。考えずに出来ることを一つでも多く作りましょう。

観察力を養うこと

観察力を養うこと

潜在意識を引き出すためには、観察力を養う必要もあります。何もをするときも、細かいディテールに気を配り注意深く観察する習慣を付けましょう。

注意力や観察力が鋭いと、自分の周りで起こっていることを潜在意識が吸収しやすく、意識にインプットされるデータの総数が飛躍的に増加します。分析できるデータが多ければ多いほど、その場その場で的確な行動を取りやすくなります。

いくつかのことを同時に行う

いくつかのことを同時に行う

潜在意識をうまくはたらかすには、同時に複数のことを行う習慣をつけることが効果的です。いっせいに入ってくるたくさんの情報を同時に受け入れ、分析し、そして反応する。同時に処理できる情報量が多ければ多いほど、潜在意識を目一杯はたらかせているといえます。

常に手順を考える

常に手順を考える

何を行うにしろ、どのような手順で行うともっとも効率よく作業を終えられるかを、前もって考えておくようにしましょう。頭の中で手順を追っておくと、潜在意識がそれを予行練習のように覚えていて、いざ実際にとりかかったときにスムーズに行うことができます。

自分に無理強いしない

自分に無理強いしない

潜在意識を高めるためとはいえ、やりたくないことを無理に行おうとすると、逆に潜在意識を押し込める結果に終わります。したくないことや行っても意味がないことに集中しても、潜在意識を引き出すことは出来ません。

嫌なことを自分に無理強いすると、顕在意識はどんなに頑張って取り組んでいても、気持ちもほうがついていけずに、結局中途半端に諦めてしまい、何事も適当に済ませてしまうくせがついてしまいます。

ダイエットや禁煙が失敗してしまうのもこのことに原因があります。本心から取り組む準備が出来るまで、嫌なことを無理強いするのはやめましょう。

出来ないことよりも出来ることをする

出来ないことよりも出来ることを

自分と他人を比較し、自分の能力不足や素質のなさを嘆く人がいますが、これもまた潜在意識を引き出すじゃまになります。潜在意識を十二分にはたらかすには、自分の得意なこと、才能のあることに集中し、それを磨くようにしましょう。

苦手なことを克服したい場合も、まずは得意なことから始め、その後徐々に自分の得意な領域を広げていくようにしましょう。

まとめ

潜在意識を引き出すには、モチベーションを高め、目的意識を明確に持つことが必要、ここでは潜在意識の引き出し方のポイントについてまとめてみました。潜在意識をうまくはたらかせることの出来る人は、職業上の成功を収めやすいといわれています。

意識化で24時間はたらく潜在意識をうまく引き出すコツを覚え、自分の能力を数倍、数十倍に高めましょう!

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