2013年の国語に関する世論調査では、一ヶ月間に雑誌や漫画を除いた本を1冊も読まない人の16歳以上の全国平均が47.5%にのぼる事が分かっています。

特に情報機器の扱いに慣れている若い世代は、本よりも手軽に出来るネットで情報収集をする割合が増えているのが最大の理由だとか。情報機器の広まりに加えて出版量が減少している事もその理由といわれていますが、反対にそれを憂慮して今読書の時間を増やしている小学校が増えていたり、若い世代が手に取りやすい小説の類が増えてきているなど、実際は活字離れというより読む人と読まない人の差が激しいといったところではないでしょうか。

本を読まない人の中には本を読む時間が無い・または面倒くさく、ネットやテレビで十分と思っている方も多いでしょう。しかし、「読書量の差は年収の差に通じる」なんて説があるように、本を読む人と読まない人では様々な点において違いが認められ、読書をしている人の方が有利になる事が多いのです。

そこで読書をすると得られる、効果を挙げました。自分をキャリアアップ・レベルアップしたいと思っている方は、参考にしてください。

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読書で知識が増える

読書で知識が増える

高校の後半になると、理系・文系と分かれましたね。それからはずっと専門知識のみを習得するために勉強をするのですが、そうすると誰でもある分野には非常に詳しくなるけれども、興味の無い・自分の得意な分野ではないものは全く理解が及ばないなんて事が出てきます。

得意な分野を極めるために頑張っても、それに関係しないものはわざわざ勉強しようとは思わないしする時間もありません。しかし読書をすると、簡単に自分の知らない分野を知り知識を得る事ができます。反対に興味があってもどこから手をつけてよいか分からない時は、入門書が大きな手助けとなりますね。

漢字や文法に詳しくなる

漢字や文法に詳しくなる

小学校から高校までの間に常用漢字総数の2,136文字を習うといい、この漢字数は漢字検定2級の程度に当てはまりますが、今の状態で漢字検定2級に合格は不可能ですよね。こう見ると確かに勉強したはずなのですが、いつも使う漢字以外はおぼろげにしか覚えていません。

日常的に書いたり読まなければあっという間に忘れてしまいますが、それを防いでくれるのが読書なんです。漢字だけではなく同音異語の正しい使い方や助詞の使い方など、読書の時間は国語を勉強しているのと同じ事ですから、漢字や文法を間違えて使って恥ずかしい思いをするなんて事はなくなります。

自分の思想形成に役立つ

自分の思想形成に役立つ

思想というと大げさですが、読書によって人の意見に流されない自分のスタイルが持てるようになります。現在巷にはあふれるほどの情報があり、過激であったり同テーマで両極端の説があったりとその内容も様々ですが、それも併せて読んでいくうちに自分の意見が出来上がっていきます。人に言われたわけでなく自分自身で考えた思想や意見ですから、周りから何を言われようとも流されずに自立できる人になれるのです。

文章を書く能力がつく

文章を書く能力がつく

小学校の時に読書感想文の宿題が出て、それがとても嫌いだったなんて思い出のある方は多いのではないでしょうか。社会人になってその必要は無くなったと思ったら間違いです。企画書や稟議書・報告書など書かなければならない文章はたくさんあり、書くのに時間がかかればそれだけ仕事が出来ない人とみなされる可能性が高くなります。

なぜ苦手かというと、他人が読んで分かりやすく納得しやすい文章を、余り目にした事が無いのが理由と考えられます。その技術は読書によって培われますので、反対に文章がすらすら書ける人は読書量が多いと考えて良いでしょう。

疑似体験で感性が上がる

疑似体験で感性が上がる

SFやファンタジー・登場する地域が海外など、読書をすれば絶対に体験する事の無い場所へ行ったような気持ちになり、主人公のシチュエーションを疑似体験できるのが読書の大きな効果です。

自分の日常生活からは想像できない生活や境遇を垣間見る事で自分の感性が刺激を受けてアップします。大人になればなるほど感受性が鈍くなりますが、それを改めて思い出させてくれるのが読書というわけですね。

ストレスを軽減する

ストレスを軽減する

面白い事に、読書をするとストレスが軽減されるという実験結果があります。音楽を聴いたりゆっくり休養するよりも高く、しかも約6分で60%近いストレスが解消されるという非常に高い効果に驚きますが、その効果を得るには1つ条件があります。

それは集中する環境に身を置いて読書をする事。誰にも邪魔されない静かな環境で読書に没頭すると、他のストレス要因に囚われなくなるので、ストレスが軽減されるのです。

アルツハイマー予防になる

アルツハイマー予防

老化によって脳の新しい記憶をつかさどる海馬という部分が萎縮し発病するのがアルツハイマーで、認知症・ぼけ防止のための様々な日々の習慣が提唱されています。しかし、それでも認知症になる方がどんどん増えているのが実情ですが、アメリカの大学は、小さい頃から読書の習慣があるとアルツハイマーになりにくいという研究結果を発表しています。

それはアルツハイマーの原因といわれるベータアミロイドという物質の生成を、読書をして大脳に刺激を与える事で抑えられるからなんだとか。もちろん小さい頃読んでいなかったとしても、今から始めれば十分効果はあります。

コミュニケーション能力がつく

コミュニケーション能力がつく

読書をすると、自分とは違う話の主人公の気持ちや言動が残らず分かります。それは他人の頭の中を覗いているのと同様ですから、本を読めば読むほど色々な意見があるというのが理解できるようになり、次第に相手の気持ちを理解した言動がとれてコミュニケーション能力がアップするのです。

学生ならまだしも、社会人になってしまえばコミュニケーション能力を鍛える時間も場所も限られてきますから、読書をするのは効率よく鍛えるのにぴったりです。

脳が活性化される

脳が活性化される

ゲームやネットをしていると、あっという間に時間が過ぎていきますね。読書でも本の内容が面白いと同様に没頭してしまいますが、同じのめり込みでも脳の働きが違うのを知っていますか。

読書で集中すると読解力・語彙力・論理力と様々な方向へ脳が活性化するので、多方面へよい影響を与えるのです。本を読む子は勉強が得意というのは、こういうわけだったのです。

アイデアが浮かびやすくなる

アイデアが浮かびやすくなる

自分の好きな分野に限らず様々な本を読んでいるうちに知識が自分の中に蓄積されていき、ある時ふとその知識をキーとしたアイデアが浮かぶようになります。特にハウツー本などには、そのきっかけとなるポイントが沢山隠れているように見えませんか。

何か問題があってそれを解決したい、または改善したいと思った時に自分の考えだけではどうしようもない事なんて沢山ありますよね。そんな時に読書の習慣があれば、本に書いてあったポイントを急に思い出してそれを参考にできます。

知的な印象をもたれる

知的な印象をもたれる

本を読んでいる人はそれだけで頭が良さそう、と思われます。空いた時間はゲームやスマホをいじっている人が多い中で読書をしている人は、とても格好良く見えませんか。理想の異性の条件で外見や性格が挙げられますが、頭の良さも外せませんよね。

いくら外見がよくても一緒にいて恥ずかしい思いをするくらいなら、平凡でも読書家の方がよいと思う人もいますから、もしかしたら「頭の良さ」は1,2を争う条件なのかもしれません。

また、反対に周囲が自分に知的な印象を持って欲しいのなら、本を持ち歩くのはよい方法です。本を読む時間が無いという人はそういった隙間時間を使って読書をすれば、格好良く見られてさらに自分の知識も増えると一石二鳥です。

まとめ

いかがでしたか。こんなによい効果があるのならば本を読んでみようかな、と興味のわいた方もいらっしゃるのでは。難しい本を買っても続きませんから、読みやすい1冊からはじめてみましょう。ぜひ読書効果を実感してください。

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